どちらも電動工具ですので、DIY をされる方のお宅には、1 台は
お持ちのことと思います。これらの先端にドリルビットを咥えると
材料に穴を開けられます。ドリルの代わりにドライバビットをネジ
を廻すことが出来ます。どちらも、大工さんや鳶の職人、あるいは
設備工事施工の方々には必須の道具です。
チャックの先に咥えたビットを回転させる道具なのですが、用途
によって使い分けが必要です。
ドリルドライバは、ドライバ本体の先端にクラッチが内蔵されて
います。金属製のビス止めする際、ある程度以上の力が加えられる
と、クラッチが働いて空転(あるいは停止)して、ビス溝が潰れる
のを防止します。強さも調節できます。
インパクトドライバにはクラッチ機構ではなくてハンマーが内蔵
されており、木ねじを閉めるとにに、最後にきゅっと閉める効果が
あります。
どちらも穴あけ用のドリルを取り付けることは出来ます。日本の
現在の建築現場では、木にネジ止めする作業が多いので、大工さん
が手にしているのは、こちらのインパクトドライバです。現場では
「パン、パン、パン」という音が聴こえると思います。電気屋さん
の場合は、ドリルドライバの方をメインにしていると思います。
(左がインパクトドライバ、右がドリルドライバ)