潮流発電

　日本列島の南に黒潮が、東北地方の東側には
親潮が日夜流れています。これを巧く利用する
ことができれば、必要とする電力の大半を賄う
ことができそうです。潮流のエネルギーは地球
の自転に伴う回転力と、太陽光の熱エネルギー
なので、、早々無くなるわけではありません。
言わば無尽蔵なエネルギー源です。上手いこと
に、日本列島のすぐ近くを流れていますので、
海底に設置した発電機からの送電線も、あまり
長く設置しなくても済みそうです。

　https://pps-net.org/column/111084

　もし、この技術がうまく開発されれば、大洋
に面する発展途上国も利用できるので、それら
の国家での応用もできそうですね。アマゾン川
でも使えそうなので、流域の南米国家でも利用

が可能になるでしょう。
　大陸で河川のエネルギー利用となると、ダム
で川をせき止めて発電していますが、上流国で
それを行うと、下流国で水資源が利用できない
など、国際紛争の種になります。
　その点、川の流れを利用する発電ならば、川
をせき止めることがないので、国家間の紛争に
なりにくいでしょうね。

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