大泉の仲間たち

大泉高校15期生の交流/親睦のためのブログです。

2024-08-17 09:40:00 | 日記
 やまたのおろち伝説で、スサノウが川の上流
から箸が流れてきたのを見て、川の上流に人が
住んでいるに違いないと判断したとありますが
物理的には、二本の箸は流れていくと、二本の
の箸はバラバラになって流れるものです。自然
はバラバラが好き(エントロピー増大の法則)
ですからね。
 当時には、塗箸なんてのはない時代なので、
バラバラに流れている、ただの棒切れに見える
はず。
 私の推測ですが、当時の箸は、竹を曲げた、
ピンセットのような形をしていたのではないか
あるいは今の菜箸のように、二本の箸が互いに
紐で結ばれていたのではないかと思うのです。
それなら、流れていく様を見て「箸だ」と断定
できます。スサノオが見たのは、果たしてどう
いう形の箸だったのでしょうかね?

 しかし、漆で塗られた(絵が書かれた)食器
(土器)が発見されたとの記事を最近見たこと
があります。すると、塗箸の歴史は意外と長い
のかもしれませんね。そうなると塗箸の可能性
もありうることになりますね。

PS.
 「箸は我が国の発祥だ。」なんて言いながら
も、金属製箸を使っている国があります。木製
や竹製では、なにか不具合があったのでしょう
か?箸の起原は中国だと思います。でも象牙製
の箸も使いにくいですけどね。

         prairie@mbh.nifty.com