大泉の仲間たち

大泉高校15期生の交流/親睦のためのブログです。

電池パスポート

2023-06-22 09:30:00 | 日記

 蓄電池は使い続けるとヘタります。交換が必要
になるので、EVの利用コストの上昇分の要因にも
なります。
 充電の仕方によっては、”持ち”に差異が生じる
ことがあります。そのために履歴を残すのかと、
思いましたが、そうではないようですね。まあ、
”パスポート”ですから、”出所”を記録しよう、と
いうことなのでしょう。でも、本物のパスポート
には、出入国の履歴が残されていますよね。

 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR182390Y3A610C2000000/

 どこでどのように造られたのか、の記録のよう
ですね。特にリチウムは、製造の過程によっては
毒性の強い物質が生じてしまうそうです。また、
破棄後の処理方法も問題になりますから、先ずは
履歴の管理を行おう、ということなのでしょう。
履歴の管理と言えば聞こえは良いのですが、製造
過程で、何か悪いことををしていないか、の何か
”犯罪履歴”のような感じがしてしまいます。^^; 

 まあ、作り手側の想いは判りますが、利用者側
からすれば、利用状況や充電履歴も残して欲しい
ところ。バッテリーこそはコストの大きな部分を
占める部材ですから、中古車の価値が決めにくい
のではないでしょうかね。車の用途によっては、
多少充電量が減少していても、使い道はあるもの
と思います。バッテリーの使用履歴がつかめれば
その車の使いようがあり、EV車の健全な中古市場
が形成できるような気がします。ある地域のみで
使用される商業車では、電池の残量はさほど気に
ならないでしょうから、価格が安ければそれなり
の代替え需要があると思いますね。その地域には
CO2 をばらまかないという点もアピールできます
から、配達業務に利用されるかもしれません。

 そういうわけで、電池パスポートに、ぜひとも
使用履歴を残すようにして貰いたいもの、と思い
ます。

PS.
 「青梅雨」東京にお住まいの方は「おうめう」
と読んでしまうかもしれません。しかし、これは
「あおつゆ」と読むのだそうです。気象用語で、
葉に雨がついてみずみずしい色になるという季節
を表す用語なのだそうです。

          prairie@mbh.nifty.com

 



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