手順は以下のとおりです。
1 珍しい読み方(変換しても候補が現れない)
の「姓」や「名」はあらかじめ辞書に登録。
2 姓名の読みを続けて入力し、変換キーを押す
(確定してはいけない)。
3 変換部分が「姓」の部分になっていることを
確認して変換キーを押す。
4 変換された「姓」が望む漢字が出るまで変換
キーを押す。
5 「→」キーを押し変換部分(文節)を「名」
の方に移動して望む漢字が出るまで変換キーを
押す。
6 変換範囲が正しくないときは「shift 」キー
と左右の矢印キーにて変更する。
7 望み通りの「姓名」になったら確定する。
8 この作業を4,5 回繰り返す(Mozcに単語間の
つながりを学習させる)。
これで、システム内に「姓」と「名」の関係性
が記憶されて、次回以降の変換が楽になります。
この機能は変換エンジンの内部に記憶されるの
ですが、それを取り出す手段が公開されていない
ので、機種を変更する際、OSを入れ替える際には
再度学習させる必要があります。(;_;)
しかし、登録された単語はMozcの辞書ツールで
外部に取り出すことが可能で、これを新たな環境
にコピーすれば継承することができますから、私
はバックアップとして、別のファイルとして保存
しています。こうしておくと別のマシンにも移植
できますよね。
ここではMozcの機能として記述しましたが、他
の日本語入力システムでも、同様な働きがあると
思います。先ずは試してみてください。
Mozcは、最近にWeb 上で言葉の使われ方を反映
しているので、使いやすいと思います。Windows
にMozcもインストールできるようです。
他にも、学校の文法の授業では教わらなかった
「サ変動詞」などを登録すると、便利になるので
すがねえ。ちなみに、私は単語を人名地名を含め
50個以上を登録しています。
それにしても、Mozcのマニュアルはネット上に
存在していないようです。困ったもんだ。^^;
(明日はメインの環境整備・ハードウエア編)
prairie@mbh.nifty.com
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