「桃栗三年柿八年」

　苗木を植えてから実がなるまでの期間のよう
です。現在では、桃や栗を自宅などの敷地内に
植えることが少なくなったようですが、柿の木
は時折見かけます。

　子供の頃、学校に行く道の途中に大きな家が
あり、そこに柿の木が植わっていました。甘柿
だったので、よくその木に登っては柿を獲った
ものですが、その家の人に見つかって叱られた
ことがあります。
　後日、学校に、その家の人が先生に「木には
登らないように、生徒に指導してください。」
との申しいれがあったそうです。その人は柿の
実を取ることは問題はないが、木は折れやすい
ので木から落ちたら大変。」とのことでした。
その後、柿の季節になると、その家に行って、
あらかじめその家の人が獲った柿を貰うことに
なりました。(^_^) 1950年代の、お菓子がそう
多くはない時代のことでした。

　アパートを建て替える前（2000年の頃）に、
拙宅にも大きくはない柿の木が植わっていて、
これも甘柿なのなのですが、当時の子供らは、
取りには来ません。ある小学生に聞てみたら、
「お店で買ったやつのほうが甘いもん」だって
さ。^^; 50年も経つと違うのですね。お小遣い
にはさほど困っていないようです。

　戯言で「腿切り三年、詐欺八年」と言うのも
あります。街のチンピラの事でしょうかね。

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