ホームページ、当ブログからご依頼を頂き柏市にエアコンの設置工事に伺いました。
中古のエアコンを購入されたそうですが別の工事会社に設置依頼をしたそうですが
分電盤を見て施工(技術的に)できませんと言って帰ったそうです。
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注意
・お金をもらって電気工事をするには電気工事業の知事等の登録が必要です。
・会社が電気工事業を持っていても肝心の作業する人間が電気工事士免許を持っていなければ
当然工事は出来ません。(一般住宅で言うと無資格工事です。心配なら工事士免許の提示を求める)
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お客様はこちらの住宅を中古で購入されて入居の際にエアコン用に
このコンセントを設置してもらったそうです。
同じ室内に分電盤があり、問い合わせを頂いた時点で200Vがとれるか電話でやり取りをした際
お客様が自身でブレーカー調べていました。
これは通常だったら1番回路ですがこの盤では6番回路のようです。。。。
このように書いています。
このナイフスイッチから分岐回路に分かれているようです。
分電盤というか電気設備が一体になったキャビネットになっていて温湿度計や時計、火報、ブースター等
みんなここで一括操作できるようです。
他にも盤があるとのことで見せて頂きました。
この盤は何に使用されているのかお客様も判らないそうです
主幹ブレーカ、隣のナイフスイッチ、ナイフスイッチ2次側から先ほどの分電盤のナイフスイッチという順番に
なってるみたいです。
再び分電盤に戻ります。
この盤から200Vは簡単に取れなさそうです。
下段の奥に見える赤白のケーブルは何に使っている?6個ブレーカーが1かたまりで隣の
6個に送るためのケーブル?判らない事だらけです><
考えた末200Vはナイフスイッチから入るところから取ることにしました。
一度上段のブレーカのケーブルを全て抜かないといけません。
端子上げをして黒赤相から200Vを取り出します。
ナイフスイッチの横の空きスペースに2P2Eのブレーカーを仮付けしました。
後日にOC付き漏電ブレーカーに交換する予定です。
あと200Vエアコンなのでアース工事も後日行います。
やっと下準備が整ったのでエアコン工事に入ります。
富士通の既存のエアコンを外しました。
コンセントを200Vに替えて
配管は横引きを含めると6mありました
設置したエアコンはダイキン製の4.0kwです。
真空ポンプでエアパージをします。
最後に落としていたブレーカーを上げて試運転をして完了。
後日再訪問してアースと漏電ブレーカーの交換をする予定です。 と、なるはずが・・・・
翌日お客様から昼近くに電話を頂き、お湯が出ない、給湯器のリモコンも点いていない、
あと地下(正確には1F)の電灯が点かないとご連絡が入り急きょお伺いして調べると
給湯器本体に200Vが印加されたようです。間違いなく昨日の作業が原因でしょう。
20Wの照明器具2つとも不点です・・・・・
同室にあった『ろくろ』はお客様が機転を利かせてスイッチを入れずコンセントを抜いたので無事でした。。
給湯器は手配して頂き、照明器具は当店で用意させていただきます。
(給湯器は修理が終わっています)
ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
後日も宜しくお願い致します。
因みに全て加入している保険で対応できそうです。