ホームページ、当ブログからご依頼頂き埼玉県越谷市に伺いました。
つい先日エアコン用のコンセント工事をやってもらってから分電盤の周囲からビニールが溶けた臭いがするようになったそうです。
怖いのでエアコンのブレーカーは落としているので点検をお願いします、という事でした。
分電盤ですが見ていきなりおかしいですね。
漏電ブレーカーが上下逆に付いています。
加えて片側にしか繋がっていませんがこれでは漏電ブレーカーが付いていることにならないですね。
なぜこうなっているのか不明です。

回路を増やすためこの2個のブレーカーを付けたようです。
右の新しいブレーカーがエアコンの業者が設置した物のようです。
で、最近ビニールの臭いがするので新しいブレーカーは落としていたそうです。

しかし原因となる臭いはここです。
分電盤のまえに立つと凄い臭いがします。

電線を無理に接続している為ちゃんと接触していないみたいです。
それと理由は分からないのですが端子のネジがちゃんと締まっていませんでした。
締め忘れなのか熱で緩んだのかネジを無理に締めたのでバカになってそのままにしたのか?
とにかくちゃんとした工事がなされなかったので赤色の端子キャップが熱で焦げて臭いがしていたようです。
因みにこの赤い電線を触るとバチッバチッって音がして非常に怖いです。。。

全体的に怖いのでこれらを活かしての復旧、修理、手直しは出来ませんので分電盤を交換させて頂きました。
単相2線式の分電盤は容易に回路増設が出来ないようになっています。事故予防のためわざとなのかもしれません。
今回は追加分を合わせて全部で6回路でしたのでお持ちした6回路分電盤で間に合いました。

電線を接続した後、絶縁抵抗値を確認します。
それほど悪い回路は有りませんでした。

カバーをして完了です。
リミッタースペース付きの単相2線式分電盤は市販品だと6回路までしか無いようですがリミッタースペース無しだと
8回路の物が市販されています。
これ以上回路が増えるなら単3工事にした方が良いでしょうね(分電盤交換前にお客様に単3化の意向は確認済み)

現場を離れた後じっくり分電盤を観察してみました。

端子キャップが溶けて強烈な臭いがしたから大事故にならずに済みましたが、そのまま使い続けていたらどうなっていたのか。

誰がどの段階で何をやってのか立証は難しいですが一番最後のエアコンコンセントを増設した業者が一番悪いのは明白です。
因みにエアコンはネットショッピングで購入したそうです。
ご依頼頂き誠に有難うございます。