■韓国映画「おばあちゃんの家」 予告
2002年の韓国映画
観客動員数200万人突破!多数の賞を受賞した。
7歳の都会育ちのいたずら少年と77歳の田舎住まいのおばあさんの
ふれあいを描いた心温まる物語。
口のきけない老婆とわがままな孫。
二人の心の交流が大自然をバックに描かれる。
イ・ジョンヒャン監督の自作だが、監督自身が母方の祖母から受けた無条件の愛を覚えており、
それをシナリオ化したものだという。
ユ・スンホ以外はすべて撮影地の忠清北道永同でキャスティングした素人の一般民間人。
おばあさん役のキム・ウルブンは実際に山奥の村で農業をしていた77歳(撮影当時)の老婆で、
二日間に渡る説得の末、出演を受諾。
それ以外の出演者も撮影現場でオーディションをするなどして、現地でキャスティングした。
「感動と笑いのある温かい映画」と公開前から大好評で、
2002年4月5日に公開されるやいなや、老若男女を集めての大ヒット。
老婆と少年の触れ合いという地味なテーマでスターが全く出ていないにもかかわらず、
評壇からは作品性を認められ、観客にも支持され、
興行的にも大成功をおさめるという稀有な作品となった。
(Webより抜粋)
■韓国映画「おばあちゃんの家」
ユ・スンホくんのこの映画は、いつか観たいとずっと思っていました。
ようやく観ることが出来たのですが、評判どおり良い映画でした。
都会育ちのやんちゃな孫役のユ・スンホくんはとても可愛くて、
「太王四神記」や「悲しき恋歌」でも名演技で、
子役の頃から天才子役として活躍していたのも頷ける映画でした。
田舎で過ごすことが気に入らない不貞腐れた態度や表情や
おばあちゃんに対しても最初はひどいことばかり言うのですが、
次第におばあちゃんのことが気にかかるようになって・・・。
そんな孫に対してひと言も小言を言わずに何でもしてあげる
おばあちゃんの優しさがジンとします。
セリフも一言もなく、上手な演技とは言えないのですが、
その素人っぽさもとても良かったです。
■STORY
サンウ(ユ・スンホ)は母親(トン・ヒョヒ)と2人でソウルに暮らす7歳の少年。
夏のある日、サンウは失業中の母が新しい仕事を見つけるまでの間、
今まで会ったこともない田舎のおばあちゃん(キム・ウルブン)の家へ預けられる。
だがソウル育ちのゲームとテレビが大好きな現代っ子で、何もない山奥の地に嫌気がさす。
同年代の子どもには人見知りし、一人で遊ぶことがほとんど。
都会暮らしに慣れてしまっているサンウにとって、田舎の生活はあまりにも退屈だった。
その上、おばあちゃんは話すことも読み書きも出来ないため、
サンウは彼女をバカにし、何かと不満をぶちまける始末。
それでもおばあちゃんは、サンウを叱ることはなく、
彼の願いを叶えてあげようと懸命だった。
サンウはそんなおばあちゃんに、徐々に心を開き始めるのだが…。
ニワトリを、一生懸命料理したのに「これじゃない」とはねつけられ。ムカついたなぁ。おばあちゃんだけ町から徒歩で帰宅したのには泣けた!かわいそ。
だんだん孫ちゃん、おばあちゃんに甘えだして心が少し成長しました。良かったです。
私はこの映画をずっと観たいと思っていて、ようやく観ることができました。
ユ・スンホくんが我が儘いたずらっ子で、やんちゃぶりが何とも可愛かったです。
わがまま放題を受け止めてくれるのもおばあちゃんだからこそ!
都会っ子のちょっとひねくれたような演技がとても上手でしたね。
スンホくん以外の出演者が地元民だってことも後から知ったのですが、確かに素人っぽさが出ていて、そこがまた素朴さを感じました。
このおばあちゃんはすでに亡くなってしまったようですが、スンホくんにとっては永遠の思い出深い作品になったんでしょうね~。
スンホくん、
かわいかったですね。
おばあちゃん役さんは素人だったですね。
おばあちゃんはだいたい同じ表情なんですが、でも
それが孫の言動に悲しみながらも、大きい豊かな愛情で包んでるカオだ! そう捉えました。
「太王四神記」や「悲しき恋歌」よりもさらに幼かったのかな?
それにしても、いたずらっ子の我が儘な孫、という設定にぴったりでしたね。
おばあちゃんは、ぎこちない演技でしたが、私も観終わった後で、現地の素人だったんだと知りました。
ひたすらに、孫を想い試行錯誤しながらご機嫌取りをしたり、山奥から歩いて送り迎えをしたりと、見返りのない愛情にとても心を打たれた作品でした。