韓国ドラマ「マスクガール」

■韓国ドラマ「マスクガール」　予告

2023年の韓国ドラマ
昼は会社員、夜はマスクガール！
顔は全然可愛くないけど、スタイルは超絶バツグン！
容姿にコンプレックスを持つ主人公キム・モミは、
マスクで顔を隠してインターネット放送BJとして活躍していたが、
予期せぬ出来事に巻き込まれ、人生が一変することになる。



「あなたに似た人」のコ・ヒョンジン、「キル・イット」のナナ、
そして新人のイ・ハンビョルという
3人の女優が1人のキャラクターを演じるサスペンス＆ブラックコメディー。
容姿が変化しただけで周囲の人間たちの態度がガラッと変わってしまう
という、理不尽といえる風潮が強調されている。
（Webより抜粋）

 

 

■韓国ドラマ「マスクガール」

美容大国の韓国らしい作品だと思いました。
以前観た「私のIDはカンナム美人」も整形に纏わるドラマでした。。

ある記事に「描かれる背景は、とくに2000年頃から韓国で、
美容整形手術を施す医院の数が急激に増えていった過程や、
男子が化粧品を使うようになってきた事実が物語っている。
恋愛だけではなく、就職面接をはじめとするビジネスの現場などでも、
容姿の良さが成功に結びつくという考え方が浸透してきているのだ。」
とありました。

この「容姿の良さが成功に結び付く」という考え・・・。
確かに、容姿は良いに越したことはありませんし、影響も大きい。
日本でも簡単なプチ整形（目を二重にする）など、
ひと昔前よりは簡単に誰もが美容整形を行っているようですが・・・。

「セレブリティ」にも似た人間の欲から出たストーリーに
観ていて気分が悪くなるドラマでしたが、
ヨム・ヘランさんやアン・ジェホンさんの怪演がすごくて驚きでした。


なぜ、こんなドラマが世界中でヒットするのかな？と思いましたが、
記事を観れば「ほぼ全てのパーツを整形をすることで
美しい見た目を手に入れた『マスクガール』。
モミがその決断に踏み切った理由が痛いほど伝わってくる。
“美しさ”で人を評価しないと言いながらもそうでない世の中の現実が
社会で暮らす若者たちの生きづらさが描かれる。

本音と建前社会の世の中。
本音の部分を皆が共感しているということだろうか？
それにしても、韓国はこういった作品の制作がとても上手だと思ってしまいました。

■STORY


キム・モミは、子どもの頃から多くの人に愛されるスターになりたいという夢を持っていたが、
成長するに従って周囲の人たちに容姿をけなされてきたことで、
自分の顔に深いコンプレックスを抱いて、平凡な会社員として生きていた。

だが一方で、彼女は均整のとれたスタイルに絶対の自信があった。
ひとたび会社から帰宅すると、顔にマスクを装着しセクシーな衣装を着て、
ライブ配信をするインターネット上のスター「マスクガール」へと変身。
ファンのリクエストに応えて投げ銭を受け取るという生活を送っていた。

ネット上ではマスクのおかげで、男性たちから羨望や称賛の的となっているモミだが、
もちろん会社や通勤ではマスクを被ることはできない。
社内では人気のある女子社員と比べ、露骨に軽く扱われ、
車内で彼女の身体に触れた男を咎めると、「お前なんか触るかよ！」と侮辱される。
だがもし、彼女の顔のつくりが異なれば、その運命は全く違うものになっていたかも・・・。



オナム（アン・ジェホン）はオタク気質の人物だが恋人はおらず、
等身大の人形を恋人に見立てて食卓を囲んだり、
モミのライブ配信を彼女とは知らずに課金するなどして、
妄想のなかに逃げ込む日常を送っていた。
そんな性質や悲惨な境遇はいつしか、
身勝手な思いを女性にぶつけるストーカーへと彼を変貌させ、
窮地に陥ったモミの事態をさらにエスカレートさせていくのだった。