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夏はいかにも涼しきように

2012-08-17 | 美術鑑賞

千利休の言葉だそうです。

今日は、午後からマンションが断水になるということで、根津美術館にお出かけしました。

以前観た、尾形光琳の「燕子花図屏風」に魅了された。
屏風絵というのは本当にどれをとっても魅了される。

今回は、この尾形光琳が私淑した「俵屋宗達」の工房で制作された

「草花図屏風 伊年印」も初公開ということで一見の価値はあった。

もちろんメインの円山応挙の「藤花図屏風」もすばらしかった。
日本人の美的感覚はほかの国に類はない。
藤の花のひとつひとつの花びらの細かく丁寧な描き方。
木の幹は一筆で力強く一気に描くというこの対照的な描写も素晴らしかった。

これらの屏風絵が江戸時代にどのように飾られていたのか、どのように住居にしつらえてあったのか、想像する。

「夏はいかにも涼しきように」
2階に上がると展示室6にこの言葉があった。

涼しげな絵を飾り、竹林やござ、水の流れる音。

猛暑の中出かけ、美術館に入って鑑賞しているうちにすっかり涼しげな気分になった1日でした。




※写真は、ショップにあった涼しげな和食器のディスプレイ。
 日本っていいな~。


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