韓国ドラマ「アンナ」

■韓国ドラマ「アンナ」　予告

2022年の韓国ドラマ
些細な嘘により、アンナとして誰もがうらやむ華やかな人生を歩み始めたユミ。
二つの名を持つ彼女が本当に欲しかったものとは...？
チョン・ハナ（チョン・ハンア）の小説『親密な異邦人』が原作。

アンナのモデルが実在していたり、要所にかかる音楽が物語につながっていたり、
伏線やキーワードの散りばめ方が絶妙だったり話題になった。
話数が少なく、展開も衝撃的な波乱万丈なユミの一生を描く作品。

全6話で構成されるCoupang Play(クーパンプレイ)版と
全8話で構成されるディレクターズカット版の2種類がある。
ディレクターズカット版の方が、ユミの背景が丁寧に描かれている。

主人公のユミを演じたぺ・スジ。
代表作には「ドリームハイ」『建築学概論』「ビッグ　愛は奇跡」
「九家の書」「花、香る歌」「むやみに切なく」「あなたが眠っている間に」
「バガボンド」『白頭山大噴火』「スタートアップ　夢の扉」など多数。



ユミが偽った人物イ・アンナはギャラリー「マレ」の館長の娘でユミの上司。
裕福な家庭で人生を楽しみながら暮らし、
ニューヨーク大の学士とイェールの修士を取得している。
「客ーザ・ゲスト」「ザ・キング：永遠の君主」「リターン～真相」のチョン・ウンチェが演じた。
（Webより抜粋）

 

■韓国ドラマ「アンナ」

友人からこのドラマを教えてもらい、お気に入りのぺ・スジちゃんのドラマだったので
観たところ、今まで観た作品には無いスジちゃんのキャラクターで
異色のドラマでした。

最初にひとつ嘘をついたために、その嘘を隠すために嘘を積み重ねていく様が、
とてもスリリングでした。
先輩で記者のハン・ジウォン（パク・イェヨン）が、アンナが唯一気を許す人なんだけど、
アンナが偽者だと情報を得て疑心暗鬼で捜査していくのです。
その心理描写も興味深くて・・・。



本来ならば、決して手に入れることのない優雅な立場や生活をしても
心休まるときのない偽のアンナは本当に幸せを掴んだと言えるのだろうか？
決してそうではない不幸が終盤で一気に暴露されたとき、
人間の欲深い罪に対する罰が一気に降ってきた、そんな結末でした。

幼い頃、外国人女性から教育を受けたそのシーンが蘇り、
あの女性のひと言がなかったらば、ここまですることはなかったのかも？
と思ってしまいました。

 

■STORY

貧しい父親と障害のある母親の間に生まれたユミ（ぺ・スジ）は、
美しく頭の良い子で多くの注目を集める子供だった。
やりたいこともやれることも多かった。
 最善を尽くして一生懸命に生きようと努力するが、
あるきっかけで転校することになり、そこで些細な嘘をついてししまう。



その些細な小さな嘘がきっかけで、さらに嘘に嘘を重ねていくユミ・・・。
アンナと名乗り、なぜ全く違う人生を歩むことになってしまったのか。



人生に疲れきったイ・ユミから、人々の関心を一身に受けながら
皆が羨む完璧なイ・アンナの姿に変身する。