■韓国映画「シルミド」 予告
2003年の韓国映画
1200万人が涙した真実の物語。
1971年に韓国政府が極秘に進めた、朝鮮民主主義人民共和国の金日成主席暗殺計画と、
それに関わった韓国の北派工作員部隊(684部隊)の実話を基にした映画。
シルミド(実尾島)とは、彼らが訓練のために集められた島の名前で、仁川にある。
死刑囚31人がシルミ島に集められ、金日成を暗殺するために
“殺人マシーン”へと仕立てあげられていく悲劇を描いた実話の映画化。
作戦は失敗に終わり、30年以上政府から隠された続けていた悲惨な事件。
監督は、「フィスト・オブ・レジェンド」など韓国のヒットメイカー、カン・ウソク。
「名もなき野良犬の輪舞」「西部戦線1953」など演技派として評価の高いソル・ギョング、
「ディヴァインフューリー/使者」「神の一手」のアン・ソンギ、
「朱蒙(チュモン)」「ここに来て抱きしめて」のホ・ジュノ、
「建築学概論」「魔王」「善徳女王」のオム・テウン、
「ジャスティス 検法男女」「王の涙 イ・サンの決断」のチョン・ジェヨン、
「補佐官 世界を動かす人々」「浪漫ドクター キム・サブ」のイム・ウォニ、
「ゴールデンクロス」「サークル」のキム・ガンウなど韓国の大スターが名を連ねる。
クライマックスシーンの銃撃戦は息詰るほどのすさまじい迫力!
韓国で上映されると
「長らく社会から封印されてきた歴史の事実が明かされた」として反響を呼び、
過去の記録を塗り替える1000万人以上の観客動員数を記録。
第25回青龍賞最優秀作品賞、第41回大鐘賞最優秀助演男優賞(ホ・ジュノ)を受賞している。
<2021年5月25日 日本経済新聞>
韓国政府は近く、50年前に起こった「シルミド(実尾島)事件」の再調査を始める。
北朝鮮の金日成主席を暗殺するため朴正熙(パク・チョンヒ)政権が設けた
特殊部隊による反乱事件は2003年公開の映画で広く知られるようになったが、
鎮圧から軍法会議に至るまでの過程など不透明な点が多い。
隊員の遺族たちは機密指定によって阻まれていた事件の真相究明を求めている。
(Webより抜粋)
■韓国映画「シルミド」
この映画もとても有名なので、いつか観たいと思っていましたが、
ようやく観ることができました。
暗殺部隊に選出された死刑囚たちの過酷な実情がとても衝撃を受ける作品でした。
死刑囚と言えども、生きている人間をこのように扱う国の幹部たちにも
憤りさえ感じてしまいました。
シルミド部隊を訓練するために、アン・ソンギさんやホ・ジュノさんが
その任務に当たりますが、立場は違えども、同じ任務のために一緒に生活してきた
絆のようなものまで感じてしまいます。
本当にこのようなことがあったのなら、映画によって表面化されて良かったと思いました。
以前観た映画「高地戦」「JSA」など、多くの南北朝鮮に関連する映画を観ましたが印象に残る作品でした。
■STORY
死刑判決が出たもの、重罪になり長期な刑期を科された者たちを中心に
韓国政府は密かに北朝鮮最高幹部金日成暗殺部隊を結成。
そこで彼らに告げられたのは金日成を暗殺するために厳しい訓練を受け、
それを実行することだった。
しかし、密かに訓練されたシルミド部隊は作戦実行が近づいた頃、急な作戦中止。
シルミド部隊は人知れず全員暗殺し、記録は破棄されることになる。
この韓国政府にシルミド部隊は反発。
直談判に向け首都ソウルを目指す!
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