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韓国映画「サバハ(娑婆訶)」

2022-01-18 | 韓国史劇・ドラマ・映画

■韓国映画「サバハ(娑婆訶)」 予告

2019年の韓国映画
キリスト教から仏教まで古典的かつ広義な宗教構造を要素に含むオカルトミステリー。
新興宗教の設立経緯とその背景、そして関連する殺人事件の真相を暴こうとする
一人の牧師の執念と奮闘記を描く。

監督は、前作の『プリースト 悪魔を葬る者』でも宗教を題材にした
オカルト系のスリラー映画を制作しているチャン・ジェヒョン。
韓国のゴールデングローブ賞と称される「百想芸術大賞」でも
作品と監督賞にノミネートされ、新人女優賞を受賞。



神と共に』のイ・ジョンジェ、『それだけが、僕の世界』のパク・ジョンミン、
犯罪都市』のチン・ソンギュ、『スウィンダラーズ』のユ・ジテと、
ロースクール」のイ・デビット。
日本からはチベットの高僧役で田中泯が出演している。
(Webより抜粋)

 

■韓国映画「サバハ(娑婆訶)」

イ・ジョンジェさんの「イルマーレ」に続いて鑑賞しました。
出演者がお気に入り俳優ばかりで「地獄が呼んでいる」のパク・ジョンミンさんや
暗数殺人」のチン・ソンギュさんがオカルト映画とは!
私にとっては興味津々でした。
タイトルの「サバハ」はお祈りの最期に唱える言葉で、
キリスト教で言う「アーメン」のような言葉なのだそうです。



宗教団体の裏に隠れた深い闇のストーリーがとても興味深くて、
日本のオウム真理教がヨガの団体から巨大な宗教団体に発展して
大量虐殺事件を起こしてしまう話がでてきたりと面白かったです。
前半にはチン・ソンギュさんとのコミカルなシーンもあって、
オカルト映画にしては見易かったです。

<ストーリー解説>
宗教の構成要素は教祖・信者・経典の3点であると信じるパク・ウンジェは、
「鹿野苑」の経典の存在に目をつけます。
もしも経典が不認可のものであった場合、
韓国仏教会により圧力をかけることが可能になるからです。

ヨハネと共に道場内を調べ経典を見つけ出すうちに、
「鹿野苑」は悪鬼退治の考えをベースとし、教祖の代わりに将軍と呼び
東西南北を治世する「四天王」(広目天・持国天・増長様天・多聞天)を
崇める宗教であることが判明します。
(Webより抜粋)


この「四天王」の存在を寺に潜入している僧侶役のチン・ソンギュさんが説明するシーンが
とても面白くて凝視してしまいました。
4人の四天王が事件に深くかかわっているのですが、「恋愛ワードを入力してください」の
チ・スンヒョンさんやパク・ジョンミンさんが絡んできて・・・。
さらにオカルト映画なんだけれども、チン・ソンギュさんのシーンはどこかコミカルで
いつもながらとても演技達者で面白いです。
ますますお気に入りになりました。
ラケット少年団」のイ・ジェインちゃんが、これまたイメージがガラリと変わって
わぁ~っとビックリするほど迫真の演技でした。
この映画があまり話題になっていない気がするのですが、とても面白いと思います。

 

■STORY

宗教問題研究所の所長と新興宗教の取材を生業とする牧師パク・ウンジェ(イ・ジョンジェ)が
いわくありげな新興宗教「鹿野苑」をヨハネ(イ・デビット)と共に追い始めた。



それは信者の数も少なく、目立った問題もなかったが、何か腑に落ちない怪しさがあった。
友人の僧侶(チン・ソンギュ)の助けを借りてその実態に迫るうちに発覚する女児大量虐殺事件。



想像を超える深い闇に紛れた過去と、多くの命を危険にさらしている罪、
そして誰も知らない秘密の存在が明らかになり…。


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