韓国ドラマ「最悪の悪」

■韓国ドラマ「最悪の悪」　予告　　※本予告

2023年の韓国ドラマ
人間の欲望と道徳的曖昧さを浮き彫りにしたスリル満点のアクションクライムドラマ。
”アジアの貴公子”チ・チャンウクが「最悪の悪」で新境地！
アクション監督が「フィジカルもテクニックも優秀」と絶賛。

「ジュンモは噛みついたら絶対に離さない」という言葉とともに、
獣のように被疑者に掴みかかる刑事パク・ジュンモ（チ・チャンウク）が
2階級特進を条件に潜入捜査に飛び込むが、激しい乱闘や危険な取引と対峙することに・・・。
犯罪組織のリーダー、チョン・キチョル（ウィ・ハジュン）から
「何者だ？」と問われて絶体絶命に！？



アクション経験が少ないとしていた「イカゲーム」「シスターズ」などのウィ・ハジュンも、
ボクシングの動きを効果的に取り入れたアクションを披露する。
そして、「天気がよければ会いにゆきます」などの話題作に出演する
イム・セミらが豪華共演する韓国クライムアクション・ドラマ。

記録的ヒットとなった「カジノ」「ムービング」と勢いに乗る
ディズニープラスオリジナル韓国ドラマの最新作！
（Webより抜粋）

 

■韓国ドラマ「最悪の悪」　　※この曲

「ハード・ヒット発信制限」に続いて、チ・チャンウクさんの待望のドラマを観ました。
最近配信のDisney+作品がどれも私のツボにはまる作品揃いでした。
キム・テリの「悪鬼」、ハン・ヒョジュの「ムービング」、ソン・ソックの「カジノ」、
イ・ジュンギの「アスダル年代記　アラムンの剣」と面白すぎです

江南地区と言えば、以前観たイ・ミンホとキム・レウォンさんの映画『江南ブルース』で
1970年代にそれまで田畑だった江南の土地が売買されて開発し、
“新しいソウル”ができるまでの裏社会が描かれてとても興味深かったです。

このドラマでギチョルが率いる「江南連合」がこの地で育った貧しい若者たちで
血のつながりよりも濃い絆で強く結束して自分たちの“江南”でのし上がろうと
カリスマ性があって喧嘩も強いギチョルの周りで「地獄の果てまで着いていく」という
今までに観たことのないようなウィ・ハジュンさんのキャラクターでした。
前回観た「バット・アンド・クレイジー」とは真逆でした。



潜入捜査官の作品と言えば香港映画「インファナル・アフェア」や「新しき世界」
「名もなき野良犬の輪舞（ロンド）」が印象深いですが、
チ・チャンウクさんがこのようなノワール作品を遂に選んだのかと思いました。
キャッチコピーにもあるように、まさに新境地の作品でした。
改めて、チ・チャンウクってやっぱり良いなぁ～っと思いました。
アクション作品は「THE K2　キミだけを守りたい」もカッコ良かったです。



警官でありながら組織の一員となった危うさと妻を愛する切なさとがヤキモキして、
毎回「わぁ～」っとため息が出てしまい、すごく危うい立場がドキドキでした。
ノワール作品にはおなじみの俳優がよく出てきますが、
そうではない新たな俳優の配役も意表を突いて良かったです。
ギチョルとは幼い頃から一緒に育ち「江南連合」を作った側近のジョンベの存在も
危うい世界で生きる者たちの葛藤がよく描かれていて良かったです。
このドラマもお気に入りになりました。

■STORY　　※Main Trailer

1995年の韓国、ソウルの江南。
江南、中国、日本の悪名高い国際麻薬密売組織を探るために捜査本部が設置された。
主人公ジュンモ（チ・チャンウク）は、田舎の刑事ながら捜査本部の一員となり、
昇進を狙って麻薬カルテルに潜入することを決意する。



さらに、ジュンモの妻で、麻薬保安官であるユ・イジョン（イム・セミ）は
自ら志願し、夫を助けるために捜査に加わることに・・・。

ジュンモは、江南の元DJで、現在は犯罪組織・“江南連合”のリーダー、
ギチョル（ウィ・ハジュン）の信頼を得るために、組織に順応しようとするが、
彼らはやがてジュンモに疑いを持ち始める。
さらには、イジョンとギチョルの複雑な関係も明らかになっていく。