■韓国史劇「帝王の娘 スベクヒャン」 予告
2013年の韓国史劇
6世紀の百済を舞台に、第25代武寧王の娘として実在した人物をモチーフに描いた長編時代劇。
帝王の娘「スベクヒャン」を巡り、交錯する異母姉妹の運命は?
三国時代を舞台に繰り広げられる切ない愛と愛憎渦巻く絢爛豪華な大型ロマンス時代劇。
果たしてソルランは、百済(ペクチェ)を守る花<スベクヒャン>となり、
国を守ることができるのか。
そして、絡み合う人間関係の行方は…。
ソルラン(スベクヒャン)役には本作が初主演となる「浪漫ドクターキム・サブ」「三銃士」のソ・ヒョンジン。
王女の座を狙うソルランの異父妹 ソルヒ役には「シンデレラのお姉さん」のソウ。
ソルランに恋心を抱く太子 ミョンノン役には「著童謡(ソドンヨ)」のチョ・ヒョンジェ。
そして、王が実の父親と知らず、憎み復讐を誓うチンム役には
「トキメキ☆成均館スキャンダル」のチョン・テス。
(Webより抜粋)
<武寧王(ムリョンワン)> ※Wikipediaより抜粋
百済の第25代国王
旧都漢城(ソウル特別市)を高句麗に奪われ、
混乱した百済の安定を回復した王とされる。
東城王が501年12月に暗殺された後、即位した。
宋山里古墳にある武寧王陵は百済の最も著名な墳墓で、
20世紀に未盗掘のまま発見されたため、往時の文化遺産が多数残された。
「愛の温度」に続いて、ソ・ヒョンジンさんの古代史劇を観ました。
歴史ドラマは話数が多いので、ずっと観ることを躊躇っていましたが、
今までに観た「イ・サン」の77話よりもずっと多い全108話でしたが、
1話1話がとても面白くて、最後まで楽しめました。
出演者にユン・テヨンさんがいたので俄然観る気が増して、
今までに「太王四神記」「町のヒーロー」「夜警日誌」「ホテリアー」を観ましたが、
どれも良かったです。
このドラマでは口のきけない下僕で、ひたすらチェファを愛して守るのですが、
そのキャラクターがとても良かったです。
久しぶりに観た古代史劇でしたが、百済のドラマは時代の流れからいうと
「近肖古王(クンチョゴワン)」→「太王四神記」→「帝王の娘 スベクヒャン」→「階伯(ケベク)」
の順でしょうか。
それぞれの時代背景がとても面白かったですが、
この時期の百済のと高句麗の関係がとても興味深かったです。
暗殺された東城王の息子ミョンノンと武寧王の息子チンムがすり替えだったり、
ソルラン(スベクヒャン)とソルヒ姉妹が偽って入れ替わったりと
武寧王(ユン)とチェファの行き違いだった恋が、様々な人々を巻き込んで
複雑で数奇な運命に翻弄される姉妹がとても面白いストーリーでした。
何と言っても、ミョンノン世子とソルランが面白くて可愛かった~。
亡チョン・テスさんが「トキメキ☆成均館スキャンダル」に続いての悪役でしたが
どちらのドラマも悪役の演技が冴えてこそドラマの面白みが増すので
本当に惜しい俳優だったなと感じてしまいました。
本人にすれば悪役で評価されて、俳優のイメージに悩みもあったのかも
と思ってしまうところですが、自死の真相については闇の中で残念です。
妹のソルヒと似たところがあって、ミョンノンを憎みつつも優しいところもあって
複雑な心境の演技がとても上手だと思いました。
久しぶりに観た長編史劇でしたが、お気に入りになりました。
■STORY
時は6世紀の百済(ペクチェ)、第24代王 東城(トンソン)王の治世末期。
加林(カリム)城の城主ペク・カの娘チェファは、王の従兄にあたるユンと
密かに情を通じており、彼の子を身ごもっていた。
ユンは佐平(チャピョン)として戦に明け暮れ、チェファが身籠っている事実を知らなかった。
そんなある日、戦地から帰ったユンは、もし子供が出来て娘だったら
百済を守る花という意味の“スベクヒャン”と名付けようとチェファに話す。
その頃、チェファの父ペク・カは東城王によって屈辱を受け、怒りを募らせていたが、
娘とユンの関係を知り、東城王がいなくなれば娘が王妃になるのではと考えていた。
そんな中、ユンの側近ヘ・ネスクから“ユンも東城王の死を望んでいる”とそそのかされ、
東城王の暗殺を実行する。
東城王を敬遠していたようにみえたが敬愛していたユンは、
これに激怒しペク・カを自害に追い込む。
ネスクはチェファがユンの子を宿していることを知るが、
ユンを王にするためその事実を隠し、ユンにはチェファが命を落としたと伝える。
ペク・カの屋敷が炎に包まれ、父の側を離れようとしないチェファを
家来のクチョン(ユン・テヨン)が助け伽耶(カヤ)へ逃げると、そこで女の子を出産し、
その子にユンと約束した“スベクヒャン”ではなくソルランと名付ける。
一方で、ユンは第25代王 武寧(ムリョン)王として即位し、
“息子を守ってほしい”という東城王の遺言に従い、よく似ていると言われる
自分の息子と彼の息子を入れ替え、側に置くことで身を守り、
そして王位につけようと考える。
時が立ち、チェファとクチョンの間に生まれたソルヒ(ソウ)は、
異父姉ソルラン(ソ・ヒョンジュン)が武寧王の娘だと知って彼女に成り済ますことを考える。
こうして激動の時代に翻弄されながらも次第に権力を掌握していく
スベクヒャンの波乱に満ちた物語がはじまる。
<東城王の息子ミョンノン> チョ・ヒョンジェ
幼い頃に入れ替えられ、武寧王の息子として育てられる。
後に第26代王 聖(ソン)王となる。
事にあたる時は氷のように冷たいが、民にはこの上なく寛大な名実共に帝王の逸材。
武寧王を助け、百済の復興にすべてを賭ける。
<武寧王の息子チンム> 亡チョン・テス(女優ハ・ジウォンの実弟)
武寧王の息子だが、“息子のチンムを守ってほしい”という東城王の遺言を守る為、
父である武寧王によって入れ替えられ、東城王の息子として育てられる。
その為、父親が殺され一日で太子の地位から永遠に引き摺り下ろされたと思っている。
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