気ままなLife♪

韓国ドラマ・映画の鑑賞録ブログです♪
たまに、美味しい食事&美術鑑賞&旅行も!

韓国ドラマ「カインとアベル」

2017-10-12 | 韓国史劇・ドラマ・映画
このドラマ、今まで観たソ・ジソブさんのドラマの中で、ストーリーが一番良かったです。
ソ・ジソブさんが演じるイ・チョインの人格が巧みに変わっていき、明るい医師であったり、
記憶喪失の逃亡者であったり、復讐のために緻密に真相を暴く姿であったり、
病院のベッドに横たわる父の前では親孝行だったり、ヨンジの前では茶目っ気たっぷりで
優しかったりと、いくつものジソブさんの演技が光っていました。
とても難しい役どころだったろうなと思いました。

イ・チョインの過酷な人生に、オ・ヨンジだけが心の癒しとなるのですが、
そのセリフの一言一言にとてもジンと来るものがありました。
とても良いドラマでした。

■韓国ドラマ「カインとアベル」 ※ラップ部分はソ・ジソブさんが歌っています。

2004年、「ごめん、愛してる」以降、5年ぶりとなるソ・ジソブのドラマ復帰に対し、
期待とともに憂慮も共存した。
しかし、ドラマ終了後は憂慮は消え、ソ・ジソブという俳優に一層大きな期待を抱かせた。

ソ・ジソブが兵役後に挑み話題となったヒット作
圧倒的な存在感で天才医師を演じ、カリスマ演技を披露した2009年の復帰作
監督はメディカルドラマの第一人者、キム・ヒョンシク!

■韓国ドラマ「カインとアベル」  
義理の兄弟を軸に描く愛と憎しみの物語



■STORY
ソウルの大病院の院長の息子イ・チョインは、尊敬する兄イ・ソヌの勧めで、手術見学に中国に渡る。
しかし母親である副院長たちの権力争いに巻き込まれ、誘拐され頭を銃で撃たれ、記憶喪失となる。
半年後、記憶が戻りソウルに帰ったチョインは、黒幕を突き止める為病院内に嵐を起こす。
そこから、兄弟二人のすさまじい対立が始まる。

ドラマ名は、旧約聖書に登場する兄弟カインとアベルから。


■イ・チョイン/オ・ガンホ役(ソ・ジソブ)
幼い頃に両親が交通事故でポソン大学病院に運ばれ、脳死状態の母から生まれたチョイン(ソ・ジソブ)は
両親の親友である病院の院長に引き取られ養子となり、義兄ソヌ(シン・ヒョンジュン)と育ち、
共に医師を目指す救急救命医。
困っている人には無償で医療を施すほど、人命救助に賭ける。
実の息子でないためか母親は辛辣で抱かれたことすらない。



義理の兄ソヌとはとても仲が良く憧れで、ずっと慕っていた。
兄弟ともに優秀な医師だが、兄とは違い誰にも期待されてはいなかった。
性格は陽気でお人よし。



キム・ソヨンとは恋人同士で、揃いの指輪をはめて、ずっと慕ってきた
ソヨンと婚約していた。

その頃、病院では院長(脊索腫のため寝たきり状態)側の救命センター建設と
副院長側の脳医学センター建設の激しい権力争いが起こっており、
院長がチョインに救命センターを任せる意思を表明していたため脳医学センター
側にとってイ・チョインは目の上のたんこぶとなる。

7年ぶりに帰ってきた兄とも院長(父親)の手術のことで意見が食い違い、
チョインは中国で父と同じ病気の患者の手術見学のため中国に渡る。
そこでガイドのオ・ヨンジと出会い、行動を共にし韓国で再会する約束をする。



しかし、帰国のため空港に向かう途中、副院長につくオ理事が仕向けた集団に拉致され、
頭に銃弾を喰らい砂漠に捨てられる。



死にかけていたところを脱北者でヨンジの兄であるオ・ガンチョルに救われるが、
記憶喪失となって、自分の名前すら思い出せなくなってしまう。



人格も変わり、無口で冷静な性格になる。
逃亡中に、無意識に負傷した仲間の脱北者を手術し、助ける。
「これからも命を救うように お前の手が記憶を呼び戻すだろう」
「記憶が戻るまで 俺の弟になるか?」とガンチョルに言われ、オ・ガンホと名乗るようになる。



その後、脱北者として捕えられ、ガンチョルと共に収容所に入れられ、
厳しい生活を強いられる。
そこでチョインを捜しにやってきたソヌと再会し、ソヌに生存を知られてしまう。



その後、北朝鮮に送り返されそうになったところをなんとか脱出、韓国に帰ろうと試みる。
しかし、ガンチョルは、同じ脱北者のチェ・チスの裏切りによって助からないほど銃弾を
くらい、妹ヨンジのことをチョインに託して絶命してしまう。



単身、韓国に戻り、ガンチョルの殺人犯として疑いをかけられるが、
ヨンジによって救われ、清州に渡ってガンホとしてヨンジと同居を始める。
そこで徐々に記憶を取り戻し始める。

一方、ソヌは彼が韓国に戻ったことを知るなり、中国でチョインを始末しようとした
チェ社長たちに殺害指令を出し、チョインは車に牽かれそうになるが、ヨンジがかばった
ことによって軽傷で済み、すべての記憶を取り戻しソウルの病院に帰ってくる。



しかし、誘拐された後のことは何も覚えていないと嘘をつき、ソウルで黒幕を追って動く。
彼が記憶を整理するため、病院内の自室のスクリーンに綴った表は、
ソヌに記憶喪失の振りだと見破られ、ソヨンにソヌの悪行を知らしめる結果となった。



後に、実行犯、最初に指示した人物、両親の本当の死因、そして兄が自分を殺そうとしたこと
すべてを知り、兄への憎悪に燃える。
そして、父の夢である救命センターの建設を土地の所有権や脳医学センター側の工作を
暴きながら進め、採決で票を勝ち取り建設を決定づける。



その夜、兄ソヌと対談し、自分の罪を認めて謝罪さえすれば元に戻れると懇願するが、
拒否され2人の亀裂は修復不可能なものになる。
後の兄の脳腫瘍によるオペの申し出には恐ろしいほど冷淡に接するが、結局執刀し兄を延命させる。
最後にはヨンジと結婚するとガンチョルに報告し、運動神経を失った兄には
完全に元には戻れないが、今の状態からは戻って来いと告げるのだった。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 朋有り遠方より来たる、亦た... | トップ | 「カインとアベル」 イ・チ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

韓国史劇・ドラマ・映画」カテゴリの最新記事