洋館付き住宅とはこの様な建物です。
入母屋の和風の建物に、洋館風な急勾配の切妻屋根の建物が合体した建物を「洋館付き住宅」と言います。
大正から昭和初期の戦争前頃までに建てられた建物で、広島では戦前には数多くあったようですが、
原爆でほとんど消滅しましたが、火災や爆風の被害が少なかった爆心地から離れたところに見ることが出来ます。
(地図に建物の場所を落とし込むと爆心地を中心にしてドーナツ状になっています。)
戦後、修復や改装されて大切に住まわれていましたが、持ち主の高齢化、跡継ぎの問題、
その他色々時代に合っていないなどで消え去る運命にあります。
我が家(牛田)の周辺にも数多く残っていましたが、気が付けば更地になったり建てかえられてしまっていました。
それで、散歩の途中にこの様な洋館付き建物を見つけては写真を取らさせてもらっています。
今まで、40軒の洋館付き住宅を見つけてアルバムと建物の位置マップを作りました。
まだ市内を探して廻れば見つけることが出来るかもしれませんが、少しでも残って欲しい広島の風景です。洋館付き住宅(広島市編)
散歩の途中に見つけた《広島の洋館付き住宅》クリック