NHK朝のテレビ小説「花子とアン」に登場する
嘉納伝助と蓮子が暮らした邸宅のモデルの、
旧伊藤伝衛門邸に行ってきました。
筑豊の炭鉱王と言われた伊藤伝衛門と歌人柳原白蓮が夫婦時代に過ごした邸宅は、
和洋折衷のモダンな近代和風住宅で、アールヌーボー・スタイルの暖炉と
ステンドグラスのある応接間、
贅をを極めた和室の造作は見ごたえがあります。
旧伊藤伝衛門邸の長屋門は、
江戸時代の武家屋敷に勝るとも劣らぬスケールです。
私が気に入ったのは照明器具
一つ一つに職人技が込められた造りです。
広々とした回遊式庭園から見る堂々とした母屋
今流行(ハヤリ)の所にミーハーな気分で行きましたが、
筑豊の炭鉱王、伊藤伝衛門の栄華と人生に思いをはせるところでした。
男衆は気風もいい人が多いですね。
旧伊藤伝衛門邸も炭鉱王の意地を感じます。