富田林の寺内町は江戸時代からの建物が沢山残っていて、
重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けていますが、
その寺内町に昭和の初め頃から戦前にかけてよく建てられた
「洋館付き住宅」を見つけました。
寺内町が重要伝統的建造物群保存地区といっても、
平成9年10月にその選定を受けたので江戸時代以後に
色々な建て方の建物に建て変わっています。
富田林駅から本町通りを歩いて、重要文化財の旧杉山住宅の近くまで来た所に
「洋館付き住宅」がありました。
入母屋のお母屋に陸屋根の洋館がくっいています。
切り妻の急勾配の屋根では無く平たい陸屋根ですが洋館です。
門の上には年輪を刻んだ立派な迎え松が伸びています。洋館付き住宅には付き物なのです。
母屋の右手の方には、カイズカイブキの散らし玉造の植木があります。これも洋館付き住宅には付き物です。
シュロの木が見えないのが残念ですが、入母屋に洋館・迎え松・散らし玉造の植木、完璧な「洋館付き住宅」といえます。
洋館付き住宅№70.大阪府富田林市寺内町。2009/1/21
陸屋根周りのパラペット(立ち上がりの壁)の左官による模様、霧避けの庇部の模様などは見所です。
2連の縦長の窓はアルミサッシに取り替えられているが、大きさなど均整が取れた立面となっている。
窓下の腰には、左官で石張り風に仕上げてある。
そして、御影石の基礎石と石垣。現在はこんな事はできないが、きちんと丁寧に施工されている。
寺内町に「洋館付き住宅」が違和感なく建っていた。
重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けていますが、
その寺内町に昭和の初め頃から戦前にかけてよく建てられた
「洋館付き住宅」を見つけました。
寺内町が重要伝統的建造物群保存地区といっても、
平成9年10月にその選定を受けたので江戸時代以後に
色々な建て方の建物に建て変わっています。
富田林駅から本町通りを歩いて、重要文化財の旧杉山住宅の近くまで来た所に
「洋館付き住宅」がありました。
入母屋のお母屋に陸屋根の洋館がくっいています。
切り妻の急勾配の屋根では無く平たい陸屋根ですが洋館です。
門の上には年輪を刻んだ立派な迎え松が伸びています。洋館付き住宅には付き物なのです。
母屋の右手の方には、カイズカイブキの散らし玉造の植木があります。これも洋館付き住宅には付き物です。
シュロの木が見えないのが残念ですが、入母屋に洋館・迎え松・散らし玉造の植木、完璧な「洋館付き住宅」といえます。
洋館付き住宅№70.大阪府富田林市寺内町。2009/1/21
陸屋根周りのパラペット(立ち上がりの壁)の左官による模様、霧避けの庇部の模様などは見所です。
2連の縦長の窓はアルミサッシに取り替えられているが、大きさなど均整が取れた立面となっている。
窓下の腰には、左官で石張り風に仕上げてある。
そして、御影石の基礎石と石垣。現在はこんな事はできないが、きちんと丁寧に施工されている。
寺内町に「洋館付き住宅」が違和感なく建っていた。