占い師横山順一ブログ。視覚障害者の占い師横山順一のブログです。昭和41年4月生まれ。

元道頓堀占い横町の占い師。
現在、神戸駅付近でうらうラコウベと言う占い点を経営。
数理学で有名な金澤葉香先生門下。

介護準備、借金は少なくし、毎月少額を積み立てろ。

2019年09月14日 | 認知症への対策
 これからは、住宅ローン、自動車ローンを組む場合は、
めいっぱい、限度額までぎりぎり借り入れをするので無くて、
8割か、7割ぐらいまでの借金にしておいた方が、
良い用に思えます。
 と言うのは、現在高齢者の介護サービスを、
介護保険でまかなっていますが、その自己負担額の計算は、
その方の所得学により、1割から3割となっています。
 ですが、その判定基準も、高齢者がドンドン増えていることから、
1割負担の基準値の収入、2割負担の基準値の収入も、
最近になって、だんだん低くなって来ています。
 そして、要介護1なら、ここまでのサービスを介護保険で受けられる、
要介護2なら、介護保険でここまでのサービスが受けられると、
だんだん本人が衰えて行くにつれて、受けられるサービスの数も増えて行きます。
 ところが、場合によっては、タイムラグが起きる場合もあります。
 要介護1だったのが悪くなり、半年後との審査をしたら要介護2になった、
その直後に、また、ドンと悪くなり、要介護3の状態になったとします。
 それで、あわてて要介護の再審査を申請しても、
それが認められて要介護3に変更されるまで、早くても、
2ヶ月のタイムラグができたりしますし、その2ヶ月間サービスを増やしたなら、
その余分に増やしたサービス料金は、全部自己負担となったりもします。
 後、どうしてもそれぞれの子供たちに、仕事上の影響が出たりもします。
 例えば、私の家族では、弟が何かあれば施設に飛んで行ったり、
夜に熱が出たなら、親を深夜営業の病院に連れて行ったりもしていました。
 また、最近まで、弟嫁も、1週間に3回程度、お風呂のお世話、
また、物を余り食べないので、私が月曜日、あるいは土曜日の朝に、
施設に出向いて、にぎり寿しや飲み物などを買って、食べさせたり、
最近は、トイレに連れて行ったり、話し相手になったりしていました。
 まあ、私の家族は、弟も、私も自営業なので、
少しは時間にゆうずうが付くのですが、やはり、
有る程度の収入のダウンは、当然の事ながら発生しています。
 つまり、40代、50代になったら、
それまでの収入が変わらず入ってくるとは限らない訳です。
 ですので、住宅ローン、自動車ローンも、考えて少な目の借り入れにした方が、
先行きの親の介護による収入のダウンを考えると、
得策な用に思えます。
 また、それと友に、年金式積み立ての様な物で、毎月、
保険料の他に、2万円ぐらいずつ、積み立てておくのも、
一つの手ではないでしょうか。
 兎に角、親の介護が始まると、多かれ少なかれ、
仕事やお金に影響が出ます。
 (私のところは、有料老人ホームに入っているから大丈夫。)
そう言われる方も有るかも知れませんが、
介護の全てをカバーできる訳ではありません。
 また、子供たちが保険からこぼれた分をカバーしないと、
介護保険適応外のサービスが増えることとなり、
出ていくお金も急に増える結果となります。
 ですので、そうですね、30代、40代になったら、
今お話ししたことを頭に置いて、借金の金額を控えめにする、
毎月少しずつでも良いので、将来のための、
積み立てをして行くことを強くお勧めさせていただきます。
 今日は、その様なことを思った一日でありました。

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