占い師横山順一ブログ。視覚障害者の占い師横山順一のブログです。昭和41年4月生まれ。

元道頓堀占い横町の占い師。
現在、神戸駅付近でうらうラコウベと言う占い点を経営。
数理学で有名な金澤葉香先生門下。

自分の仕事を卑下してはならない。

2019年09月22日 | Weblog
 あれは、2006年の春ぐらいだったと思います。
 大阪の道頓堀占い横町で仕事をしていた時、
若い女医さんの3人組が、占いに来られました。
 そして、それぞれ別々の占い師のブースに入り、
私も、その内の一人の女医さんを占わせていただきました。
 それで、鑑定が終わって、お客様が帰られてから、
それぞれ女医さんを占った占い師さんたちが集まり、
(いやあ、すごいな。将来有望やね。)
などと話していたのですが、その中に、
(内ら占い師ごときに比べたら、月とすっぽんやなあ。)
と言うような自分たち占い師を卑下する様な占い師さんがおられました。
 それを聞いて、私は、(それは違うんじゃないかな。)
と、率直に思ったのですが、口には出しませんでした。
 確かに、今の世の中のスタンスからすると、占い師は、
社会的に低い位置に有る職業だとは思います。
 ですが、どうしようも無い苦しみの中で、医者でも救われない、
法律かでも救えない、宗教家でも救えない様な人が、
占いによって、気分が楽になり、救われることも有るのです。
 それに、今の時代では、確かに占い師の地位は低いですが、
平安時代などでは、占い大臣もいた見たいですし、
また、表には出ませんが、今の世の中でも、
総理大臣の陰のブレーン、また、有名政治家の、
アドバイザーとなっている占い師も実際におられます。
 ですので、(占い師ごとき。)と、占い師自身が、
自分を卑下しない用にすべきではないでしょうか。
 ただ、占い師さんの中には、過去に40種類ぐらいの仕事をして来て、
それで、結局今占いしになっていると言う方もたまにおられますが、
その様な、自分を卑下する考えだと、自分の深層心理に、
かなり悪影響が出る用に私は思います。
 私は、占い師の仕事はとても好きですし、
一方、医者の仕事が特別良いとは思っていません。
 医者は、患者さんに嘘をつかなければならないことが多くありますし、
また、そのために患者さんから逆恨みされることも有ると聞きます。
 そして、病院勤務がものすごくハードなので、給料は多くても、
その寿命は60代後半が多いとも聞いたりします。
 ですので、自分の取り組んでいる仕事を、徹底的に、
愛してあげる用にしましょうね。
 まあ、どうしても嫌いな仕事なら仕方がないので、
転職もありだとは思いますが、兎に角、
自分を卑下しない用にされたらと、私は思います。
 今日は、その様なことを思った一日でありました。

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