占い師横山順一ブログ。視覚障害者の占い師横山順一のブログです。昭和41年4月生まれ。

元道頓堀占い横町の占い師。
現在、神戸駅付近でうらうラコウベと言う占い点を経営。
数理学で有名な金澤葉香先生門下。

強い8バツは家業を継ぐと苦労する。

2019年11月22日 | 数理学の話
 占いの仕事をしていると、たまに将来の、
相続に関するご相談が来たりします。
 特に、資産家の家族や、広い土地の所有者、
大きな病院の経営者、会社の経営者の場合、
遺産相続は、ただの資産の分け合いだけで無くて、
その家族が取り組んでいる事業経営の有無にも関係して来ます。
 例えば、昔あった鑑定例では、
娘婿が家業の一つのホテルの経営をしたのですが、
その婿さんがかなり強い8バツを持っておられました。
 それで、(この娘婿さんは、組織を運営していく能力が弱いので、
ホテル経営には不向きですね。)と、私が言うと、
その相談者の話では、やはり、経営がかなり傾いているそうで、
私は、(その娘さんにも軽めの8バツがあるので、
他の兄弟姉妹か、信用できる部下に任せた方が良いですよ。)
と、その様に応えたのですが、それから暫くして、結局、
その娘婿夫婦は、家業のホテル経営から身を引いて、
別の仕事に変わり、他の兄弟が、経営に乗り出して、
家業は大分安定したと、後でお客様に聞きました。
 このように、誰が家の仕事を継ぐかは、絶対ではありませんが、
有る程度は、占いで推測することができます。
 例えば、生年月日の中に8数理があって、
全く破壊されていない状態で、なおかつ、
四柱推命で正官の変通星が命式に、
一つか二つあれば、後を次いでくれる可能性が高くなります。
 一方、傷官の変通星が二つぐらいあって、
数理でも軽めの8バツが有る場合は、例え、
一時的に家業を継いだとしても、ずっと継続するのは難しいと思われます。
 特に、10年運で、傷官の10年が来たりすると、
私の用に、ダンダント家業の鍼マッサージの仕事から、
少しずつフェードアウトして、占い師になった用に、
別の仕事に就きやすいと思われます。
 まあ、細かいところは、各数理と、変通性の有無、
正官が空亡してるか、してないか、
この例の場合だと、旦那には相続運が薄くても、娘さんに、
相続運が強かったりする場合は、娘さんに継いでもらって、
表の顔を旦那にすると言うパターンも、たまに見受けたりもします。
 ですので、家業を誰が継げば良いか、誰が親の面倒をメインで見るか、
それらに迷った場合は、占い師さんに、調べてもらったら良いと思います。
 今日は、その様なことを思った一日でありました。
ps=本日は、その様なご相談がありました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする