占い師横山順一ブログ。視覚障害者の占い師横山順一のブログです。昭和41年4月生まれ。

元道頓堀占い横町の占い師。
現在、神戸駅付近でうらうラコウベと言う占い点を経営。
数理学で有名な金澤葉香先生門下。

ドン・キホーテNANOTE P8を4か月使っての感想。

2021年09月13日 | 全盲のパソコン選びと操作2
 ドン・キホーテから2021年4月末に発売された、
7インチぢスプレー搭載超小型パソコン NANOTE P8、
今日は、それを4か月使用しての感想を書こうと思います。
 サイズ、横幅181mm、奥行き113.6mm、高さ19.6mm。
外出時は後ろポケットにすっぽり入る大きさです。
重量560g、CPUペンティアム N4200、
搭載メモリ8GB、ストレージ64GB。
バッテリー容量7.6V 2050MAH.
バッテリー持続時間7時間程度。
Wi-Fi、BLUETOOTH、マイクロSDカード256GBまで対応してるようです。
但し、転送速度は遅いらしく、カードに記録した、
音楽MP3を再生しようとしたら確かできなかったと思います。
SDに記録した動画は、何とか再生できたような。
その辺は注意が必要です。

 まず、パソコン歴が長く、フルキーボード入力に慣れていて、
リブレット50などの、超小型パソコンを使用した経験の在る法なら、
例え全く目の見えない全盲でもある程度使えると思えます。
 この記事も、ナノート p8で書いています。
 特徴としては、一番下の段の、左から2番目がFNキーになっていて、ファンクションキーを押す時は、
上から2段目、左から数字の1・2・3と並んでるのですが、ファンクション1なら、
fnキーを押しながら数字の1キーを押すと言うようになってます。
また、大文字と小文字の切り替えは下から2段目一番左のキーがシフトキーなので、
それを押しながら、最上段左から2番目キーを押してやる、後難儀なのが、
コンマキーやピリオドキーがものすごく幅が小さく狭い、
また、一部のキー、例えば(ー)のキーが最上段の右から5番目と、
キー配列に慣れるのに少し時間がかかるかも知れません。
 後、全盲は最上段のキーを押す時指が画面に当たりがちになるので、
その辺にも慣れが必要ですし、エンターキーが右の小指となっています。
 で、使用感ですが、物理メモリを8gb搭載してるからか、動きは割合良いです。
 音声化ソフトは、PC-talker NEO PLUSを使用してるのですが、
一応、問題なく動いてくれてます。但し、時々PC-talkerの音声が、
まいメニューでしたか、スタートメニューを音声で発生しなくなるので、win10の、
日本語ナレーターをオンにして、パソコンを再起動するとか、
デスクトップ上にms-dosプロンプトのショートカットを置いて、おかしくなったら、
sfc /scannow などのコマンドを打ち込んで、システムの修復をしたりもします。
 後、気になるのがバッテリーの自然な減りが早いです。昨日の朝
49%の残量でパソコンを終了させたのですが、今日の朝立ち上げたら39%になってました。
(再検証したところ、実際は24時間後で6%から7%の減り具合でした。)
後、改善してもらいたいのはモバイルバッテリーから普通のusbか、
usbタイプcから充電できるようにしてもらいたいこと。
電圧の関係だったか忘れたのですが、現状では付属のacアダプターからしか充電できません。
しかも、アダプターが結構でかいんですよね。
 それで、仕方なく別にacコンセントの出力差し込み付きモバイルバッテリーも購入したのですが、
大型になるし、かなり価格が高いし、持ちもかなり悪いので、
次のナノートシリーズの新機種は、その辺を
改善してもらいたいですね。
 以上が感想ですが、私自身はこのナノートp8を気に行っています。
 ですので、全盲でフルキー入力が苦にならない、超小型パソコンに慣れてる方は、
十分試してみる価値は在ると私は思います。
ps=9月17日一部内容を訂正しました。
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