ラポーレの住民達

ラポーレの住民7人でブログを始める事にしました。
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変えられない?替えられない?

2010年04月02日 | Weblog

自民執行部に内部批判の嵐 公然と「大島幹事長更迭を」

2010年4月2日4時23分

 なんとか党首討論を乗り切った谷垣禎一自民党総裁を待っていたのは強烈な執行部批判だった。1日の「参院選必勝のための全議員懇談会」では、「古い自民党」からの脱皮を求める声が噴出。谷垣氏の歯切れは悪く、「ガス抜き」にはならなかった。

 「派閥は『変えられない自民党』の象徴だ」。2時間半に及んだ懇談会で約50人が発言したが、目立ったのは派閥解消論だ。民主党政権が迷走しているにもかかわらず、自民党の支持も回復しない。参院選が迫るなか、新しい自民党を見せるには派閥解消が手っ取り早いというわけだ。

 

 だが、谷垣氏は「派閥をいらないと思う人は派閥を出ればいい」と言うのみ。

そんな声を尻目に、この日も各派閥は会合を開催。最大派閥の町村派は参院選の支援態勢を確認。

古賀派の古賀誠会長はあいさつで「解消する気はない」と言い切った。

 懇談会では執行部刷新要求も相次いだ。党首討論で攻めの姿勢が目立った谷垣氏本人の交代論こそ出なかったが、大島理森幹事長が矢面に。「参院選まで一心同体だ」とかばう谷垣氏に、中堅が「泣いて馬謖(ばしょく)を斬(き)るという言葉もある」と更迭を促すかのような場面もあった。

 ベテランからも「古い自民党」に批判が出た。中川秀直元幹事長は「党首討論で郵政民営化を取り上げなかったのが最大の不満だ」と主張。民営化を見直す民主党との対立軸を示さないのは、党内の「抵抗勢力」への気兼ねからでは、と言わんばかりだった。

 結局、この日執行部が示した対応は、参院選対策の役職への若手の起用と、月1、2回の議員懇談会の定例化だけ。

懇談会には、執行部を批判する与謝野馨元財務相や舛添要一前厚生労働相の姿も見えなかった。

執行部は舛添氏の選対幹部起用を検討するが、舛添氏は応じない考えだ。

 谷垣氏は1日の記者会見で、報道陣にも公開する懇談会について「民主党でやってますか?」と意義を強調。党内には「結束の核も示せずまとまれというなら、懇談会で総裁が土下座すべきだ」(若手)との強硬論も出ている。


期待できるかな★

2010年04月02日 | Weblog

<自民党>「逆仕分け」で反転攻勢

 

 自民党は週明けから与党時代に設置した政務調査会の「無駄撲滅プロジェクトチーム」(河野太郎座長)を再起動させ、政府の10年度予算を「逆・事業仕分け」する。
また、今夏の参院選を挙党一致で戦うため現行の選対本部を組織改編し、中堅・若手議員を積極登用する方針。執行部は両院議員懇談会を機に党内対立を収束させ、ようやく反転攻勢に打って出る構えを示した。

 「逆・事業仕分け」は5、6両日に実施。
第1弾として、子ども手当(厚生労働省)
 
▽高速道路無料化社会実験計画(国土交通省)
 
▽農業の戸別所得補償制度に関するモデル事業(農水省)
など政府・民主党の目玉政策を対象にする。

 河野氏は昨年11月、政府の事業仕分けを視察した際、「うらやましい」とこぼした。与党時代、自身の取り組みが党内で足を引っ張られたためだが、今回は大島理森幹事長ら幹部が「仕分け人」に加わる。シンクタンク「構想日本」の協力も取り付け、「仕分けはこちらが元祖」と意気込む。第2弾以降も準備している。
 


 一方、選対の新組織は、総裁、党三役、参院幹部らをメンバーとする従来の選対本部がともすれば「名ばかり組織」だったことを反省し、「権限と責任を伴う実効性を持ったもの」(幹部)にする。中堅・若手も役員待遇になり、参院選のキャッチコピーや遊説の企画・立案などを担当するほか、党政調と連携して政権公約作りにも関与する。

 谷垣禎一総裁は1日の両院議員懇で「人事を大きくいじろうという考えは毛頭持っていない」と述べ、参院選前の執行部交代を明確に否定。目立った反論はなかった。

 中堅・若手を選挙態勢に組み込むのは、執行部が「このままでは参院選を戦えない」という批判を逆手に取った側面もある。党運営に批判的な舛添要一前厚生労働相を新組織の主要ポストで処遇することを検討しているが、舛添氏は役職就任を拒否する意向だ。
 


 「谷垣降ろし」に火をつけた舛添氏と与謝野馨元財務相はこの日の懇談会に姿を見せず、谷川秀善参院幹事長は「ご予定があったのかどうか知らないが、来なきゃあかんわね」と不快感を示した。