ラポーレの住民達

ラポーレの住民7人でブログを始める事にしました。
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ただし、のんびりぃと~

ふむ、やっと出たか★

2010年04月21日 | Weblog

舛添要一前厚生労働相(61)が自民党を離党し、週内にも「舛添新党」を旗揚げすることが21日、分かった。夏の参院選で民主党の単独過半数を阻止するため、谷垣自民党に執行部刷新を訴えてきたが、もはや自民党は古い体質から抜け出せないと判断したためだ。国民人気抜群の舛添氏が「第三極」として参戦することで、夏の参院選やその後の政界再編にも大きなインパクトを与えそうだ。

 関係者によると、舛添新党に参加する現職の国会議員は10人程度を予定。

自民党のほか、自民党と連立会派を組む改革クラブ所属の議員も加わるという。

ゴールデンウイーク前にメンバーとともに集団離党および結党を行う予定で、早ければ週内にも行われる見通しだ。

 結党時の参加は見送られるものの、民主党議員にも結集を呼びかけ、同党内を揺さぶる構え。参院選では選挙区・比例を合わせて最低30人程度の擁立を目指すという。

 政策面では、経済成長を重視するため構造改革路線の促進や企業・団体献金の廃止などを旗印に掲げ、民主でも自民でもない無党派層を中心に取り込む作戦だ。

 舛添氏は今年2月、党内に政策グループ「経済戦略研究会」を発足させ、約25人が所属。「研究会でまとめた党再生の提言を党執行部にぶつけ、党執行部刷新を通じて自民党総裁を目指す一方、受け入れられなかった場合は新党も視野に入れるという二方面作戦をたてていた」(舛添氏周辺)という。

 ただ、舛添氏は世論調査で「首相にふさわしい政治家」ナンバーワンという評判とは裏腹に、「お山の大将のような性格だけに、新党を結成しても仲間は集まりにくいのでは」(自民党中堅)との見方が強く、「自民党を居抜きで乗っ取ることに軸足を移しつつある」(同)とみられていた。

 しかし、谷垣禎一総裁が一度は決意した抜本的な党改革を断念したことや、先に地域政党「大阪維新の会」を旗揚げした橋下徹・大阪府知事や東国原英夫・宮崎県知事ら人気知事と会談したことで、状況は一変。一気に新党結成への舵をきった模様だ。

 実際、橋下知事は14日、舛添新党発足の場合は「夏の参院選で大阪維新の会が応援することもある」と連携を示唆している。

 さらに、東国原知事との会談についても、舛添氏は「新党の話なんて『し』もしてない」と否定したが、「本当は新党結成の際には地方分権などで連携できるとの感触を得たのでは」(永田町事情通)との見方が根強い。



 舛添氏周辺も「自民党再生のために提言をまとめようと模索してきたが、いっこうに変わる気配はなく、ブーイングばかりの自民党に見切りをつけたのではないか。人気知事との連携ができそうな感触も得ており、新党結成を最終的に決断した」と打ち明ける。

 さらに、「新党結成を決断した伏線は今月14日の静岡市での講演に、ヒントが隠されていた」と指摘する。

 この講演で舛添氏は「私は国の形を大きく変え、そして地方の形も変えていく。要するに日本を救わなくてはいけない。鳩山由紀夫氏に首相を任せていては、この国はつぶれる。だから全力をあげて引きずり降ろす、倒すのだ」と打倒民主を宣言。その一方で、「普天間問題で鳩山内閣が退陣し、頭(首相)が変わり雰囲気が変わる。さあ、自民党が勝てますか? なぜ野党に転落したかという反省がなければ自民党に明日はない。やはり党執行部に危機感が足りない」と、自民党に三下り半を突きつけたともとれる発言をしていたのだ。

 民主党に亡国の危機を感じつつ、旧態依然の自民党には愛想を尽かした舛添氏。国民的人気をバックに旗揚げする新党は参院選の超ド級の「台風の目」になるのは間違いない。


タケノコも終わりの時期ですね

2010年04月21日 | Weblog
GWを前に新党が相次いで誕生した。18日には東京都杉並区長の山田宏氏(52)を党首とする「日本創新党」、19日には大阪府の橋下徹知事(40)が「ローカルパーティー『大阪維新の会』」を設立した。“第3極”を狙うみんなの党たちあがれ日本に続き、まさに新党乱立といった様相を呈してきたが、それぞれの狙いと成算とは-。

 大阪市内で行われた総会で、橋下氏は「競争力のある大阪を目指すためにも、現在の間違った行政の仕組みを変えていこう」と気勢を上げた。

 同会は、知事をはじめ府議や大阪、堺両市議ら28人が参加。国会議員を擁さず、夏の参院選にも候補者は擁立しない。大阪府と大阪市を解体・再編して「大阪都」を実現する目的で、統一地方選に向け候補者を公募するなど国政とは一線を画している。

 政治ジャーナリスト角谷浩一氏は「大阪大統領ではないが、統一地方選を足がかりに大阪で大きな実績を作り、国に物を言おうとしている。地に足がついている」と評価する。

 ただ、自民党府連関係者からはこんな見立ても。

 「橋下氏は自公に支援されて当選したのに、総選挙では民主党にすり寄った。参院選で民主党の旗色が悪いとみて、中立を決め込み、勝ち馬を見極める口実として地域政党にしたのでは。自分を最も高く売るタイミングを探っている。大阪の地方議員は橋下氏の人気をあてにして当選を狙いつつ、参院選では自分の“本籍”がある党を応援する。利害が一致しただけの話だ」

 一方、橋下氏から「方向性は一致しているが、候補者が見えないので慎重に判断したい」と距離を置かれた日本創新党。党首が山田氏、代表幹事が前横浜市長の中田宏氏(45)、政策委員長が前山形県知事の斎藤弘氏(52)で、「ヒロシーズ」がトロイカ体制を組む首長連合で、現職国会議員はゼロだ。

 山田、中田両氏は松下政経塾出身で、1992年の総選挙で日本新党から出馬・初当選し、後に首長に転出した。参院選では、選挙区や比例区で計10人以上を擁立し、有権者の第3極願望の受け皿となって、5人以上の当選をめざす。

 頭にあるのは同じく国会議員ゼロで発足した日本新党だ。改革派知事として細川護煕氏が旗揚げし、同年参院選で4議席を得て新党ブームの火付け役に。93年衆院選では35議席を獲得した。結果、細川氏は首相にまで上り詰めた。

 政治評論家の有馬晴海氏は「政界再編のためには、バッジをつけていたい。5人以上を当選させて、キャスチングボートを握るのが狙い。参院選までの時間を逆算して、連休中に動くにはギリギリのタイミングだった」と話す。

 ただ、ヒロシーズにはそれぞれ弱点もある。

 中田氏は09年、任期を約8カ月残して横浜市長を辞任した。同市選出のみんなの党の江田憲司幹事長は「市長職をほっぽり出し、開国博は大赤字で訴訟合戦。そういう方に地域主権を言う資格があるのか」と猛烈に批判する。

 斎藤氏も昨年の知事選で落選し、敗者復活を目指す形だ。山田氏も任期途中で辞任し参院選に出馬すればイメージダウンは避けられない。早くも「狙いは次の東京都知事選」(都政関係者)とも言われている。

 前出の角谷氏は「行き場のなくなった中田氏や斎藤氏にバッジをつけさせ、あわよくば政党助成金を得ようという、選挙互助会だ。まずは投げ出しや落選といった、自分たちの実績を総括したほうがいい。落ち武者党といわれても仕方がない」と突き放した。