こんにちは。すっかり寒くなりましたね。
1年の青木です。
まさかのタイミングで足を挫いてしまいました。部室から装備を運び出す途中、階段で転びました。何やってんだか。マヌケすぎる。経過は良好ですが、今週末に間に合うのかヒヤヒヤしているところです。
さて、今回は12月12日に野北で行った海岸周りの歩行訓練に関する報告です。
参加メンバーは、4年生の下鶴さんと山村さん、3年生の安河内さん、1年生の青木、安平、竹田で、合計6名です。
この日の活動でまず驚いたのは、取り付きまでのルートの難しさ。まず集合場所からコンクリート道を道なりに進むのですが、しばらくしてルートを行き過ぎていることが判明。しかし、それまでに分かれ道があった記憶はありません。先輩に従い来た道を戻りながら、自分も辺りを見回しますが、やっぱりそれらしい分かれ道はありません。先輩方が記憶を頼りに道を探して下さっている中、自分達1年生は為すすべなくひたすら待機。しばらくして先輩方に「来ていいよ」と呼ばれたのですが、その先は竹藪。「本当に道なのか?」と思いつつかき分けると、竹藪の奥に広々とした道が。すげえ。
その後は足場の脆い山道を慎重に進んで行きます。途中、帰り用のルートに紛れ込んでしまうハプニングと、竹田が転んで手の平を切ってしまうアクシデントがありましたが、無事出発点に辿り着きました。
出発点は大きな岩がゴロゴロとした海岸です。出発点に着いたあと、まず1年生3人は安河内さんにコンテの復習をしてもらいます。その後自分と安平の二人はアイゼンを装着。竹田は登山靴です。
同時にこの場で分隊もします。海岸周りは、二人または三人がザイルで繋がり、道の状況に合わせてコンテとスタカットを切り替えながら進んで行きます。今回のパーティー編成は、安河内さん・青木・安平と、山村さん・竹田・下鶴さんの2チームです。準備が整ったところで各チーム順に出発します。
ところで、最初に海岸周りと聞いたとき、自分は平坦な海岸沿いのガレ場を歩く練習を想像していました。アイゼンを履くとは言え、道はそんなに難しくないだろうと思っていました。ところが実際のルートは、高い岩の壁をいくつも越えながら進んで行くというもの。普通に怖いです。しかも岩が風化して剥がれやすくなっているので注意が必要です。登るときに手の平よりも大きなサイズが剥がれたりすると本当に怖いです。2回目の終了点に使ってるピナクルなんか来年あたりボッキリ行くんじゃないかと若干不安になります。一方で、登ったときの達成感は凄まじいです。その日は天気が良かったこともあり、きれいな水平線を見渡せました。また、例え小さくても、岩稜の上に立つと不思議と気持ちが高ぶります。日本アルプスの岩稜帯はもっと高く、もっと大きいことを想像するとさらにワクワクします。早く行きたい!
そんなことを思いつつ、1つ目の壁を越えてすかさず懸垂下降、ガレ場を歩いたあと2つ目の壁を岩の剥がれに注意しつつ慎重に越えます。今度は懸垂下降をせずに向こう側にある壁までトラバースで進み、一旦木々の中を抜けたあと、入り江の壁を懸垂下降で降ります。
因みに、この入り江は3方を垂直で灰色な岩壁に囲まれており、隠れ家のような雰囲気を醸し出しています。この日は潮が引いていたのですが、前回安河内さんが来たときはもっと潮位が高く、入り江の中の方まで波が来ていたそう。紅の豚に出てくる隠れ家みたいだな。
そして最後の壁を登り、反対側へ懸垂下降で降りたところがゴールです。ここでアイゼンを脱ぎ、のんびり休憩したあと、砂浜を歩いて、帰りの登山道を上り、初めの竹藪から元の集合場所へ全員無事に戻りました。
それでは。
1年の青木です。
まさかのタイミングで足を挫いてしまいました。部室から装備を運び出す途中、階段で転びました。何やってんだか。マヌケすぎる。経過は良好ですが、今週末に間に合うのかヒヤヒヤしているところです。
さて、今回は12月12日に野北で行った海岸周りの歩行訓練に関する報告です。
参加メンバーは、4年生の下鶴さんと山村さん、3年生の安河内さん、1年生の青木、安平、竹田で、合計6名です。
この日の活動でまず驚いたのは、取り付きまでのルートの難しさ。まず集合場所からコンクリート道を道なりに進むのですが、しばらくしてルートを行き過ぎていることが判明。しかし、それまでに分かれ道があった記憶はありません。先輩に従い来た道を戻りながら、自分も辺りを見回しますが、やっぱりそれらしい分かれ道はありません。先輩方が記憶を頼りに道を探して下さっている中、自分達1年生は為すすべなくひたすら待機。しばらくして先輩方に「来ていいよ」と呼ばれたのですが、その先は竹藪。「本当に道なのか?」と思いつつかき分けると、竹藪の奥に広々とした道が。すげえ。
その後は足場の脆い山道を慎重に進んで行きます。途中、帰り用のルートに紛れ込んでしまうハプニングと、竹田が転んで手の平を切ってしまうアクシデントがありましたが、無事出発点に辿り着きました。
出発点は大きな岩がゴロゴロとした海岸です。出発点に着いたあと、まず1年生3人は安河内さんにコンテの復習をしてもらいます。その後自分と安平の二人はアイゼンを装着。竹田は登山靴です。
同時にこの場で分隊もします。海岸周りは、二人または三人がザイルで繋がり、道の状況に合わせてコンテとスタカットを切り替えながら進んで行きます。今回のパーティー編成は、安河内さん・青木・安平と、山村さん・竹田・下鶴さんの2チームです。準備が整ったところで各チーム順に出発します。
ところで、最初に海岸周りと聞いたとき、自分は平坦な海岸沿いのガレ場を歩く練習を想像していました。アイゼンを履くとは言え、道はそんなに難しくないだろうと思っていました。ところが実際のルートは、高い岩の壁をいくつも越えながら進んで行くというもの。普通に怖いです。しかも岩が風化して剥がれやすくなっているので注意が必要です。登るときに手の平よりも大きなサイズが剥がれたりすると本当に怖いです。2回目の終了点に使ってるピナクルなんか来年あたりボッキリ行くんじゃないかと若干不安になります。一方で、登ったときの達成感は凄まじいです。その日は天気が良かったこともあり、きれいな水平線を見渡せました。また、例え小さくても、岩稜の上に立つと不思議と気持ちが高ぶります。日本アルプスの岩稜帯はもっと高く、もっと大きいことを想像するとさらにワクワクします。早く行きたい!
そんなことを思いつつ、1つ目の壁を越えてすかさず懸垂下降、ガレ場を歩いたあと2つ目の壁を岩の剥がれに注意しつつ慎重に越えます。今度は懸垂下降をせずに向こう側にある壁までトラバースで進み、一旦木々の中を抜けたあと、入り江の壁を懸垂下降で降ります。
因みに、この入り江は3方を垂直で灰色な岩壁に囲まれており、隠れ家のような雰囲気を醸し出しています。この日は潮が引いていたのですが、前回安河内さんが来たときはもっと潮位が高く、入り江の中の方まで波が来ていたそう。紅の豚に出てくる隠れ家みたいだな。
そして最後の壁を登り、反対側へ懸垂下降で降りたところがゴールです。ここでアイゼンを脱ぎ、のんびり休憩したあと、砂浜を歩いて、帰りの登山道を上り、初めの竹藪から元の集合場所へ全員無事に戻りました。
それでは。