九州大学山岳部 ブログ 「QUAC blog」

日々の活動、部員の声etc... QUACの日記です。

野北の海岸周り

2020年12月22日 | トレーニング
こんにちは。すっかり寒くなりましたね。
1年の青木です。

まさかのタイミングで足を挫いてしまいました。部室から装備を運び出す途中、階段で転びました。何やってんだか。マヌケすぎる。経過は良好ですが、今週末に間に合うのかヒヤヒヤしているところです。

さて、今回は12月12日に野北で行った海岸周りの歩行訓練に関する報告です。
参加メンバーは、4年生の下鶴さんと山村さん、3年生の安河内さん、1年生の青木、安平、竹田で、合計6名です。

この日の活動でまず驚いたのは、取り付きまでのルートの難しさ。まず集合場所からコンクリート道を道なりに進むのですが、しばらくしてルートを行き過ぎていることが判明。しかし、それまでに分かれ道があった記憶はありません。先輩に従い来た道を戻りながら、自分も辺りを見回しますが、やっぱりそれらしい分かれ道はありません。先輩方が記憶を頼りに道を探して下さっている中、自分達1年生は為すすべなくひたすら待機。しばらくして先輩方に「来ていいよ」と呼ばれたのですが、その先は竹藪。「本当に道なのか?」と思いつつかき分けると、竹藪の奥に広々とした道が。すげえ。
その後は足場の脆い山道を慎重に進んで行きます。途中、帰り用のルートに紛れ込んでしまうハプニングと、竹田が転んで手の平を切ってしまうアクシデントがありましたが、無事出発点に辿り着きました。

出発点は大きな岩がゴロゴロとした海岸です。出発点に着いたあと、まず1年生3人は安河内さんにコンテの復習をしてもらいます。その後自分と安平の二人はアイゼンを装着。竹田は登山靴です。

同時にこの場で分隊もします。海岸周りは、二人または三人がザイルで繋がり、道の状況に合わせてコンテとスタカットを切り替えながら進んで行きます。今回のパーティー編成は、安河内さん・青木・安平と、山村さん・竹田・下鶴さんの2チームです。準備が整ったところで各チーム順に出発します。

ところで、最初に海岸周りと聞いたとき、自分は平坦な海岸沿いのガレ場を歩く練習を想像していました。アイゼンを履くとは言え、道はそんなに難しくないだろうと思っていました。ところが実際のルートは、高い岩の壁をいくつも越えながら進んで行くというもの。普通に怖いです。しかも岩が風化して剥がれやすくなっているので注意が必要です。登るときに手の平よりも大きなサイズが剥がれたりすると本当に怖いです。2回目の終了点に使ってるピナクルなんか来年あたりボッキリ行くんじゃないかと若干不安になります。一方で、登ったときの達成感は凄まじいです。その日は天気が良かったこともあり、きれいな水平線を見渡せました。また、例え小さくても、岩稜の上に立つと不思議と気持ちが高ぶります。日本アルプスの岩稜帯はもっと高く、もっと大きいことを想像するとさらにワクワクします。早く行きたい!

そんなことを思いつつ、1つ目の壁を越えてすかさず懸垂下降、ガレ場を歩いたあと2つ目の壁を岩の剥がれに注意しつつ慎重に越えます。今度は懸垂下降をせずに向こう側にある壁までトラバースで進み、一旦木々の中を抜けたあと、入り江の壁を懸垂下降で降ります。
因みに、この入り江は3方を垂直で灰色な岩壁に囲まれており、隠れ家のような雰囲気を醸し出しています。この日は潮が引いていたのですが、前回安河内さんが来たときはもっと潮位が高く、入り江の中の方まで波が来ていたそう。紅の豚に出てくる隠れ家みたいだな。

そして最後の壁を登り、反対側へ懸垂下降で降りたところがゴールです。ここでアイゼンを脱ぎ、のんびり休憩したあと、砂浜を歩いて、帰りの登山道を上り、初めの竹藪から元の集合場所へ全員無事に戻りました。

それでは。
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12月5日 雷山・井原山歩荷

2020年12月14日 | トレーニング
山岳部1年の安平です。
ごはんの水加減が難しいと感じる今日この頃です。

さて先日歩荷トレーニングを行いましたので、報告いたします。

朝9時45分に雷山観音前のバス停に到着。
自分と青木はバスで、竹田は原付で、3年の先輩方は原付、バイクでの集合でした。
ひざを痛めた2年生の河野さんはお休みです。
また今回は4年の山村さんが参加してくださり、自転車で集合されていました。
下鶴さんが先に出発されていたため、5人での出発になりました。

今回は竹田の初歩荷で、足のつりと戦いながら頑張っていました。
伸びしろは部現代の模様です。
安河内さんは朝食の消化具合が芳しくなく、ペースが思うように上がらない様子でした。

2P目の途中、翌日にテストがあるとのことで先に雷山を登頂された下鶴さんに遭遇。
その後、雷山山頂で山村さんと別れ、1年生3人と安河内さんの4人で井原山を目指しました。
このころには安河内さんの体調も回復していました。
途中竹田の足のつりがひどく、雷山ー井原反間のいつもの休憩場所で休息をとらせることになり、
3人で井原に到着後、4人で下山しました。

あっという間に師走をむかえ、光陰矢の如し…と痛感します。
先輩方から学べるものを余すことなく学んでいきたいです。
心身ともに強くなりたいです。
ただ心の強さは一概に言えるものではないという気もしますね。
強いとはどういうことなのでしょうか。
迷走し始めたので切り上げます。

読んでいただきありがとうございました。




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11/14 野北クライミング練習

2020年12月06日 | トレーニング
久しぶりに記事を書きます。
3年の安河内です。

今回は、11/14の野北クライミング練習につての記事を書くわけですが、それを書いている今は12/6。
ほとんど一ヶ月越しになるわけです。
後輩の皆さんは真似しないでくださいね。

この日の参加者は、3年生の私(安河内)と、1年生3人(青木、竹田、安平)の計4人。
1年生の内の1人、竹田くんは、つい最近入部してくれた子で、初クライミングどころか、土曜日のトレーニングへも初参加でした。

最初の関門は、やはり最初の懸垂下降。
取り付く前に一通り懸垂下降の仕方は教えましたが、高度感などが違います。
時間をかけながらも、なんとか下りました。






その後、リードできるのが私だけで、また、竹田くんの様子を見つつでしたので、あまり多くは登れなかったのですが、各自、数本を登りました。

竹田は、ルンゼ(5.6)を完登した後、左の凹角(5.8)に取付き、途中撤退しました。
安平、青木は、いつも通りルンゼ、左の凹角などに登った他、安平はアイゼンを付けてルンゼを完登、青木はズルをしながらも小ハング(5.10a)を完登しました。

前日に雷山へ軽い歩荷をしましたので、この日は軽めにこの程度となりました。
ついでにホットサンドを食べたり、コーヒーを飲んだりと言った程度でした。



少なからず登り足りなかったところはありましたので、今後も頑張っていきたいと思います。
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