公園に行くと、ほどよい木の枝を見つけてかじるのが
Cocoさんの趣味。
いつもならその場で
がじがじと歯型をつけて満足するのですが
今日はなぜか突然
「これを持って帰りましょう」と
無謀なことを思いつきました。
それはちょっと長いんじゃないの。
と指摘するも
「大丈夫。ほら、どっこいしょ」
「こ、こんな感じでどうよ・・・」
しかし足元がふらついています。
この公園から家までは、
けっこう距離がありますよ。
その長さの枝を持ち帰るのは
無理があります。
・・・なら仕方ないねぇ。
あきらめて周囲を物色。
ちょっと短めの枝を見つけ出しました。
「ほら。これならどうよ。
持って帰れそうでしょ」と得意顔。
前脚でしっかり抑えて
「持って帰りますからね」
ときっぱり。
えっちらおっちら。
それでもちょっと、長いねえ。
しかし弱音は吐けません。
駐車場で一休み。
えっさほいさ。
行きかう人が、笑います。
なんで笑ってるんでしょうねぇ、失礼な。
きっとあなたの木の枝が、羨ましいんですよ。
なぁんだ、そうか。ならいいや。
ああ疲れた。足元に大切な枝を置き、
道端のタンポポを鑑賞して、
つかの間疲れを癒します。
もうすぐ着く?まだまだなの。
ひえぇ、けっこう遠いねえ・・・。
ところが、あと少しで家に着く、というところで
ふいにCocoさんは木の枝を放り出してしまいました。
そしてそのまま、
「さあ、帰りましょう」と促します。
ふと見れば、そこは!
えっえっ。そうなの。
ここまで苦労して木の枝を運んできたのは
どうやらゴミ捨て場に捨てるためだったよう。
納得がいかないけれど
結果だけを見れば、そうとしか考えられません・・・。
Cocoさんの謎の行動でした。
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