写真だとあまりわからないかもしれませんが
Cocoさんの背中の黒い毛は
真ん中あたりだけが
少し違う色をしています。
前後の黒い部分に比べて
中央部分だけが
やや茶色くなっています。
光の加減、というわけではなく
いつ見てもそう。
真ん中あたりだけが
色が抜けているのです。
真ん中が抜けている、といって
真っ先に思いつくのは、ドーナツ。
ドーナツが
真ん中の抜けた形になったのは
火を通りやすくするため、という説が
有力のようです。
ドーナツ型のクッションもありますが
我が家のこれは、首に巻くことで
何処にもたれても、
頭を柔らかく支えてくれるもの。
Cocoさんに
モデルを断られてしまったので
特別に
リアルぶたさんにお願いしました。
こんな感じで使います。
ドーナツといえば
かつてのシングルレコードは、中央部分が大きく開いていることから
「ドーナツ盤」と呼ばれていましたが
この言葉もドーナツ盤そのものも
今ではすっかり世の中から消えてしまいました。
さらに
真ん中が抜ける、といえば
以前は鉄道の、乗車区間の両端だけの
料金を支払う不正乗車のことを
「キセル」と呼びました。
これは「キセル」という道具が
両端だけ金属でできていることから由来したものですが
プリペイドカードの普及により
「キセル乗車」という行為も言葉も
すっかり死語になりました。
キセル自体も
現代では実際に使われているのを見ることは
ほとんどありません。
さて、「真ん中が抜ける」ものに
話を戻しますと
五円玉と五十円玉に穴が開いているのは
原材料の節約や
百円玉との区別など
それぞれに、理由があるのだとか。
Cocoさんの大好きな
ガムテープの芯の真ん中が抜けているのも
作業中に、腕などの軸に通すことで
使いやすくなる、といった理由があげられているようです。
一旦、「現代見かけないものの話」に
それていきましたが
またちゃんと
「真ん中が抜けているものの話」に
戻ってきましたよ。
テーマに沿って、今日のブログは
真ん中あたりだけ
毛色を
変えてみたのです・・・。
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