洗濯物を干すためにベランダに出た拍子に
小さなハエが一匹、部屋の中に入ってしまいました。
ブーンと顔の前を横切っていく
黒い物体に、驚愕するCocoさん。
小指の先の、そのまた半分ほどしかない
小さなハエですが
ひどく嫌がっています。
以前に同じことがあった時は
どうでもいいような顔をしていましたが
今回はとても気になる様子。
とうとうリビングを脱出していってしまいました。
「ハエを退治してくれないと
リビングには戻れません」
仕方なく、小さなハエをどうにかさがしだし
殺虫剤を使って
Cocoさんの協力はまったく得られない中
たった一人で、
ハエ退治にどうにか成功。
「終わりましたか」
と、戻ってきました。
はいはい。終わりましたよ。
どうぞごゆっくり、おやつをめしあがれ
と差し出しましたが・・・
しかし今度は
リビングに残る
殺虫剤の匂いが、気にいらないといいます。
「しばらく隣の部屋にいます。
殺虫剤が臭いので」
そういう態度をされてしまうと
小さなわんこの体にも
殺虫剤は確かに、よくないだろうと不安になってきます。
やむなく、窓を全開にして空気を入れ替え
ついでに掃除機をかけて
さらに、殺虫剤を撒いたあたりを
ウェットモップでこすります。
その様子を隣の部屋から
しっかり監督するCocoさん。
「ちゃんとやっていますか」
シンデレラの継母のように
人使いが荒いです。
やがて
ハエの姿もなく
殺虫剤の匂いもしないリビングの真ん中で
のびのび寛ぐ
Cocoさんです。
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