Cocoさんに内緒で
ケージの上にこっそりと
フードを一粒置いて見ました。
おや。
早速フードの匂いに
気がついたようです。
さすがわんこ！
しかしCocoさん、
ケージに近づいたまではよかったのですが
ケージの下を覗きこんでいます。
それからベッドの方へ。
そして床をたどります。
フードはケージの上なのですが
その匂いは、床で感じるものなのでしょうか。
エアコンのついていない室内です。
特に大きな空気の動きはありません。
フードの場所をを中心に
円を描くように、床の匂いを嗅いでいます。
匂いというものは重くて
下にたまるもののようです。
あっ。上を見上げた。
盛んに鼻をひくひくさせています。
ついに気づいたのか！
しかし、残念。
Cocoさんはケージの中に入って行ってしまいました。
念入りに調べています。
ケージの中にも
フードの匂いが漂っているようです。
やがて出てくると
今度はケージの向こう側を捜しに行きました。
フードの匂いは横に広がり
それから下に下がっているのだと
Cocoさんの動きは教えてくれています。
途中ちょっと
ボールに気を取られ
もうフードのことなんかあきらめて
遊んでしまおうかなとも思いましたが
やはり、
フードの匂いが
Cocoさんを呼んでいます。
わんこが鼻がいいことは認めますが
どこから匂ってくるのか、という
匂いのもとをみつけるのは
なかなか難しいことのようです。
と言っているうちに
ついにたどりつきました。
あったー!!
ぱくっ。
おめでとう!!
やっと食べられました。
しかし
匂いのもとをみつけるのが
下手だということは問題です。
もとがもっと、早く見つけられるようになるといいですね。
「もとをただせば、
あんな場所にフードを置くことが
問題です」
と思っているらしいCocoさん。
もとがすぐにみつかることも、
あるのですね。
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