QZS-2がアラートフラグを解除した2017/09/15夜21時JST過ぎの当方が現に活用しているスマホQZSSモニタリング機器におけるQZS-2受信状況のFactDataをまとめて記録しておきます。
WinXPマシン機だったものをWin7に上げてミラー機にしています。
10年ものノートPCたちが最後のご奉公としてミラー機として頑張ってくれています。ただWiFiの陳腐化は否めないので、それぞれUSBにWiFiドングルを刺して高速化して、スマホの高速WiFiにリソースを奪われないように対抗しています。
1)横須賀のU-blox受信モニタリング(2017/09/15夜21時18分JST頃)
スマホではないですが当方が常に受信状況を客観的に把握するのに使用している、視界がよく開けている横須賀のU-blox M8Nトライアルキットの受信モニタリング機の画面スナップショットです。
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Uーcenterでモニタリングしていますが、Q1とQ2が天頂付近のちょうど8の字軌道の首のところで重なりあっており、かつ同じ薄いブルー色になったので、余計にQZSが一瞬もう一機どこへ行ったのかと思ってしまいます。つまり今の季節では午後9時JSTを中央として前後7-8時間、QZS-1からQZS-2へと天頂カバーがリレーされていることとなります。
右側のトレーズ図での日の丸は2機であり、いずれもこちら側では緑色になっています。
2)北多摩南出窓モニタリング(2017/09/15夜21時20分頃JST)
当モニタリングの主力スマホZenfone2インテル版とCovia Que機をミラーしています。
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中央部分が空いていますが、24時間連続測定なのでミラーアプリなどが様々なメッセージをこの中央部分に表示するとスナップショットで重要な部分が欠けてしまうので、普段は補足的に用いる8の字軌道の表示などテスト的なアプリをここに任せています。
右側のZenfone2の方は、本日6時過ぎからは、これまでAzEl角がゼロイチであったものが、左右両者ともに数字がはいるようになりました。ただQZS-1の方はAzElの数字が出る場合でもデタラメであったりゼロイチに戻ることがあり、最近は測位適の緑チェックが入ったことがありません。しかし本日夕方6時からはZenfone2の方も、QZS-2には正確な数字AzEl角表示とともに緑チェックも入るようになったようです。これから両衛星のAzEl問題に何か季節的な差異があるのかどうかを、じっくりモニタリングしてゆきます。
Covia Que機はQZS-1については最近2ヶ月間では一番安定にQZS-1を受信でき、測位適の緑チェックも付いていましたが、本日夕方からはQZS-2も受信可能となり、その緑チェック直ちに着きました。現在、スマホGNSSスカイプロット・レベルプロットアプリで正確度・安定度で一番好成績と評価されるのが、Covia社の本機Que機です。本機はアマゾンでは6千円台で売られたこともあります。コスト・パフォーマンスが抜群に良いと評価できます。
3)北多摩北窓モニタリング(2017/09/15夜21時17分JST頃)
当モニタリングの主力スマホZenfone2インテル版とCovia Que機を北窓にてミラーしています。本モニタリングではGNSS衛星配置から南窓が主力になりますが、補完用として北窓で頑張っています。
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やはり中央部分が空いていますが、24時間連続測定なのでミラーアプリなどが様々なメッセージをこの中央部分に表示するとスナップショットで重要な部分が欠けてしまうので、普段は補足的に用いる8の字軌道の表示や臨時機・テスト機のミラーリングテスト的なアプリ表示をここに任せています。
右側のZenfone2インテル版はQZS-1受信でばらつきがあり、4機のZenfone2のうちQZS-1受信の一番良いものを南窓に使用し、北窓は2番目と評価したものを使用しましたが、最近は受信はするもの、QZS-1のAzElはゼロイチに頑固に固執するようです。本日夕方6時からはQZS-2を直ち受信して、そのAzElを表示し、その値もまずまずの状況です。測位適の緑チェックが着いたのは驚きました。
北窓のCovia Que機は南窓同様に、QZS-1については最近2ヶ月間では一番安定にQZS-1を受信でき、測位適の緑チェックも常時付いています。本日夕方からはQZS-2も受信可能となり、その緑チェックも直ちに着きました。QZS-2でもトップ安定度のスマホといえるでしょう。
Covia両機間では、全体として北側機の方が感度に優れており、その個体差は安定していると評価しています。こうした意味で繰り返しますが、当方が扱ってきたスマホGNSSスカイプロット・レベルプロットアプリがQZSSに限らず、正確かつ安定と一番好成績と評価されるのが、Covia社Que機といえます。
4)雷神・woBDSSモニタリング(2017/09/15夜21時20分頃JST)
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右側の雷神スマホはFREETEL社の製品であるが、宣伝ではQZS-1受信をうたっていたが、購入してみて半年以上はQZS-1を受信できなかった。8月に入ってシステムアップデートがあり当方はアップデートに成功したが、アップデート失敗者が多く、現在はアップデートは停止したままである。
アップデート後はQZS-1は一応受信できるようになりAzElも表示されるようになった。しかし一度も測位適マークが付いたことはない。そして本日午後6時からはQZS-2が受信可能となって、QZS-2には測位適マークもついていることが判明した。しかしトータルに見てGPSやグロナスの受信状態は不安定で、レベルプロットは忙しく上下・左右に変動する。この点ではCovia社Que機と比べるのが気の毒である。
左側のwoBDSS機は購入したZenfone2インテル版機のうち、最初からBDSSの受信が不調であったものである。通常なら返品・交換をするわけですが、なぜか他のZenfone2機が不調のときもQZS-1を受信できAzElも表示できたので、敢えて手元に残して、便利に常時モニタリングのある意味で基準として活用をしてきた。
QZS-1については測位適チェックが付いたことはない。また肝心の他のGPSやグロナスなどのGNSS受信感度や安定度は良くない。それが何らかの効用があるためにQZS-1受信には強いという不思議な現象を起こしてきたのではないかと推測でき、可愛い愛着のある機となった。
Covia社Que機を比較に出しては気の毒であるが、Zenfone2インテル版のQZS/GNSS受信能力は個体差が非常に大きいといえる。
それが本日午後6時からはQZS-2受信を開始してAzEl表示は問題なく、測位適チェックも付いている。
2年半前からQZSS-1受信で試行錯誤を繰り返してきた4機のZenfone2インテル版はQZS-2打上げ前の5月ころまでの2年間は、イロイロと問題はありましたが、なんとか使いこなせていた状態でした。しかしQZS-2打上げと相前後してゼロイチ問題で使い物にならないと基本的には評価せざるをえない状態になったといえます。ただ価格ドットコムをみると他のスマホでもQZS-1のAzElゼロイチ・ゼロゼロ問題はおきており、Zenfone2インテル版だけの問題では無いといえます。
それらが本日のQZS-2のアラートフラグ解除により、少なくとの当方のスマホ達についてはQZS-2受信には使えそうなものが多いう感触を抱いています。今後価格ドットコムメンバーにフィードバックを掛けて確認をすてゆきますが、おそらくQZS-1とQZS-2の送信信号に何らかの相違点がQZS-2打上げ前後に発生し、QZS-1とQZS-2の両送信信号の間に差が生じたためであろうと推測・総括することとなると思います。
前回QZS-1の約半分のアラート期間で、今回のQZS-2アラートフラグ解除まで到達され努力された関係の皆様のご奮闘・ご尽力に感謝いたします。
WinXPマシン機だったものをWin7に上げてミラー機にしています。
10年ものノートPCたちが最後のご奉公としてミラー機として頑張ってくれています。ただWiFiの陳腐化は否めないので、それぞれUSBにWiFiドングルを刺して高速化して、スマホの高速WiFiにリソースを奪われないように対抗しています。
1)横須賀のU-blox受信モニタリング(2017/09/15夜21時18分JST頃)
スマホではないですが当方が常に受信状況を客観的に把握するのに使用している、視界がよく開けている横須賀のU-blox M8Nトライアルキットの受信モニタリング機の画面スナップショットです。
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Uーcenterでモニタリングしていますが、Q1とQ2が天頂付近のちょうど8の字軌道の首のところで重なりあっており、かつ同じ薄いブルー色になったので、余計にQZSが一瞬もう一機どこへ行ったのかと思ってしまいます。つまり今の季節では午後9時JSTを中央として前後7-8時間、QZS-1からQZS-2へと天頂カバーがリレーされていることとなります。
右側のトレーズ図での日の丸は2機であり、いずれもこちら側では緑色になっています。
2)北多摩南出窓モニタリング(2017/09/15夜21時20分頃JST)
当モニタリングの主力スマホZenfone2インテル版とCovia Que機をミラーしています。
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中央部分が空いていますが、24時間連続測定なのでミラーアプリなどが様々なメッセージをこの中央部分に表示するとスナップショットで重要な部分が欠けてしまうので、普段は補足的に用いる8の字軌道の表示などテスト的なアプリをここに任せています。
右側のZenfone2の方は、本日6時過ぎからは、これまでAzEl角がゼロイチであったものが、左右両者ともに数字がはいるようになりました。ただQZS-1の方はAzElの数字が出る場合でもデタラメであったりゼロイチに戻ることがあり、最近は測位適の緑チェックが入ったことがありません。しかし本日夕方6時からはZenfone2の方も、QZS-2には正確な数字AzEl角表示とともに緑チェックも入るようになったようです。これから両衛星のAzEl問題に何か季節的な差異があるのかどうかを、じっくりモニタリングしてゆきます。
Covia Que機はQZS-1については最近2ヶ月間では一番安定にQZS-1を受信でき、測位適の緑チェックも付いていましたが、本日夕方からはQZS-2も受信可能となり、その緑チェック直ちに着きました。現在、スマホGNSSスカイプロット・レベルプロットアプリで正確度・安定度で一番好成績と評価されるのが、Covia社の本機Que機です。本機はアマゾンでは6千円台で売られたこともあります。コスト・パフォーマンスが抜群に良いと評価できます。
3)北多摩北窓モニタリング(2017/09/15夜21時17分JST頃)
当モニタリングの主力スマホZenfone2インテル版とCovia Que機を北窓にてミラーしています。本モニタリングではGNSS衛星配置から南窓が主力になりますが、補完用として北窓で頑張っています。
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やはり中央部分が空いていますが、24時間連続測定なのでミラーアプリなどが様々なメッセージをこの中央部分に表示するとスナップショットで重要な部分が欠けてしまうので、普段は補足的に用いる8の字軌道の表示や臨時機・テスト機のミラーリングテスト的なアプリ表示をここに任せています。
右側のZenfone2インテル版はQZS-1受信でばらつきがあり、4機のZenfone2のうちQZS-1受信の一番良いものを南窓に使用し、北窓は2番目と評価したものを使用しましたが、最近は受信はするもの、QZS-1のAzElはゼロイチに頑固に固執するようです。本日夕方6時からはQZS-2を直ち受信して、そのAzElを表示し、その値もまずまずの状況です。測位適の緑チェックが着いたのは驚きました。
北窓のCovia Que機は南窓同様に、QZS-1については最近2ヶ月間では一番安定にQZS-1を受信でき、測位適の緑チェックも常時付いています。本日夕方からはQZS-2も受信可能となり、その緑チェックも直ちに着きました。QZS-2でもトップ安定度のスマホといえるでしょう。
Covia両機間では、全体として北側機の方が感度に優れており、その個体差は安定していると評価しています。こうした意味で繰り返しますが、当方が扱ってきたスマホGNSSスカイプロット・レベルプロットアプリがQZSSに限らず、正確かつ安定と一番好成績と評価されるのが、Covia社Que機といえます。
4)雷神・woBDSSモニタリング(2017/09/15夜21時20分頃JST)
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右側の雷神スマホはFREETEL社の製品であるが、宣伝ではQZS-1受信をうたっていたが、購入してみて半年以上はQZS-1を受信できなかった。8月に入ってシステムアップデートがあり当方はアップデートに成功したが、アップデート失敗者が多く、現在はアップデートは停止したままである。
アップデート後はQZS-1は一応受信できるようになりAzElも表示されるようになった。しかし一度も測位適マークが付いたことはない。そして本日午後6時からはQZS-2が受信可能となって、QZS-2には測位適マークもついていることが判明した。しかしトータルに見てGPSやグロナスの受信状態は不安定で、レベルプロットは忙しく上下・左右に変動する。この点ではCovia社Que機と比べるのが気の毒である。
左側のwoBDSS機は購入したZenfone2インテル版機のうち、最初からBDSSの受信が不調であったものである。通常なら返品・交換をするわけですが、なぜか他のZenfone2機が不調のときもQZS-1を受信できAzElも表示できたので、敢えて手元に残して、便利に常時モニタリングのある意味で基準として活用をしてきた。
QZS-1については測位適チェックが付いたことはない。また肝心の他のGPSやグロナスなどのGNSS受信感度や安定度は良くない。それが何らかの効用があるためにQZS-1受信には強いという不思議な現象を起こしてきたのではないかと推測でき、可愛い愛着のある機となった。
Covia社Que機を比較に出しては気の毒であるが、Zenfone2インテル版のQZS/GNSS受信能力は個体差が非常に大きいといえる。
それが本日午後6時からはQZS-2受信を開始してAzEl表示は問題なく、測位適チェックも付いている。
2年半前からQZSS-1受信で試行錯誤を繰り返してきた4機のZenfone2インテル版はQZS-2打上げ前の5月ころまでの2年間は、イロイロと問題はありましたが、なんとか使いこなせていた状態でした。しかしQZS-2打上げと相前後してゼロイチ問題で使い物にならないと基本的には評価せざるをえない状態になったといえます。ただ価格ドットコムをみると他のスマホでもQZS-1のAzElゼロイチ・ゼロゼロ問題はおきており、Zenfone2インテル版だけの問題では無いといえます。
それらが本日のQZS-2のアラートフラグ解除により、少なくとの当方のスマホ達についてはQZS-2受信には使えそうなものが多いう感触を抱いています。今後価格ドットコムメンバーにフィードバックを掛けて確認をすてゆきますが、おそらくQZS-1とQZS-2の送信信号に何らかの相違点がQZS-2打上げ前後に発生し、QZS-1とQZS-2の両送信信号の間に差が生じたためであろうと推測・総括することとなると思います。
前回QZS-1の約半分のアラート期間で、今回のQZS-2アラートフラグ解除まで到達され努力された関係の皆様のご奮闘・ご尽力に感謝いたします。