南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

25.2.24 ウクライナ侵攻から3年! QZS-6静止公表 脱皮すべし, だいち,DSN,Strix N2YO軌道 25/02/22の IGSO/QZS衛星軌道群アニメGIF

2025年02月24日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
25.2.24 3年前の2月24日,ロシアは突如としてウクライナの首都キーウへの大規模な侵攻を開始した.プーチンは3日で首都周辺を北方から落とすと豪語していたが,ウクライナ政府・軍の毅然とした対応と国民の反発で,1週間後には侵略軍は国外に逃げ出した.結局は,3年経っても首都キーウなどを落とすことはできないできた.

しかし本年1月にトランプが米国大統領に復帰すると,乱暴な米露野合が進み,ウクライナは窮地に追い込まれている.

QZS-6が静止軌道に入ったことを以下のURLなどでJAXAが公表した.当ブログでは2週間以上前から東経90度付近で静止したことはNORADなどの軌道図で紹介してきました.
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e813244fa7814723ceb04c5f26859bda90954ad

問題はGPS World誌で国際的に公表した静止経度と異なっていることです.そして本当にスマートフォンで受信できるかどうかも広くオープンに確認してゆく必要があります.静止QZS-6がスマホ受信できるのであれば,7年前に打上げた静止QZS-3もスマホ受信できるように努力をして頂きたい.それができてこそ,QZSSがスマートフォン測位の高精度化に寄与していると世界に胸を張れるわけです.現状ではマスクが仕切る米国GPSの補完衛星系を抜け出せていないわけです.マスク衛星系に従属していては,自立した大衆的スマホ測位衛星系とはいえないと考えます.QZSSは是非とも脱皮が必要です.

QZS-6とだいちとDSN-2,-3(きらめき2,3)とStrixのN2YO軌道の画像コピーの記録です.アンカーはQZS-6にしています.日本QZSSの宇宙分野での存在意義をしっかり高めておく必要があります.
https://www.n2yo.com/?s=62876|41940|60182|61733|62406


QZS-6の静止経度が目標の東経90度付近で静止しています.DSN-2と近接しています.


QZS-6脱皮作業の進展に大いに期待しましょう.

大きな被害を起こしてきた今冬最長・最大のの大寒波はやっとピークを越したようです.


N2YOサービスの画面コピーを利用した25/02/22の IGSO/QZS衛星軌道群の地表への射影の約23時間分のIGSO/QZS群衛星軌道アニメGIFを記録します.

以下のN2YOデータベース・アクセスのURLを使用しています(アンカーKOREASAT-7).
https://www.n2yo.com/?s=42691|37256|37384|37763|37948|41434|42738|42965|40547|41241|43539|44204|40549|40938|44709|44337|49336|62876|
(1) IGSO/QZSS射影軌道の約23時間分の10分毎のアニメGIF
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