10月16日(日)
さぁ、いざ関ケ原!
今日は真田丸で石田三成を務めた山本耕史が登場する!
大混雑が予想されるので昨日よりも早めに出発して7時半過ぎに会場入り。
合戦絵巻を見る為に脚立は必須なので、後で取りに来やすい近くに車を停めておくのがポイント。
ふれあいステージ前の広場では合戦絵巻のリハ中。
毎年の風物詩である「荷物の山」が見当たらない。
ロビーや玄関に分散して置いてあった。
リハを見ると本番の楽しみが減る?真剣さの中にもリラックスした雰囲気があってリハは単純に見ていて楽しい。
前日練習と当日リハだけの素人合戦劇が本番では息を呑む迫真の演技に変貌を遂げる。その過程を見ておくことは自分的には大事なことだと思っている。
越中さん、玉子さん(五助)など例年通りの顔ぶれがスタッフをしていた。彼らかつての参加者たちが裏方に回って絵巻を支えている姿がいいね。
大谷刑部の見せ場が自分的にジャストミートだったので本番が楽しみだ。
よし、笹尾山へ移動しよう。
シャトルバスは長い行列だったので徒歩移動。
「ん?あそこのコンビニ閉店した?」
いつもお世話になっていたコンビニの駐車場に勝手に停めた?一般客と思われる車で埋まっていた。やるな~。
こんなに人が多い笹尾山は初めて(´Д` )
関ケ原町と姉妹都市の日置市(鹿児島県)の紹介があった。島津の敵中突破だけではなく、多くの犠牲を出した治水事業などで岐阜県との関りは多い。
山本耕史in関ケ原「笹尾山で三成を語る」
トークショーのMCを務める小栗さくらさん登場。
さくらさんの紹介で山本耕史が登場。
#うわまじか
バッチリ、三成の扮装で登場!
ヒゲとヅラも完備してお馴染みの姿だった。
来場者の熱気も最高潮に達していた!
ヤマコーの三成に対する熱い想いが窺えた。
「真田丸」に出会えた喜びがそうさせているのだろう。
さくらさんは我々と同じ視聴者目線のトークをしてくれた。
お陰でヤマコーも自然体で会話出来ていた様に思う。
たっぷりと途切れることなく想いを語ってくれた。
「やられちまえよ」ネタを披露してくれるサービスもあったw
トークショーが終了してヤマコーは一旦退場。
お馴染み、澤田さんが率いての鉄砲隊演武。
先日、長久手で不幸な事故が起きたばかりで少し危惧したけれどトラブルもなく見事な演武を見せてくれた。
規制線が解除されたら人が居なくなっていた・・
布陣パフォーマンス開始。
ステージ上には島左近隊が布陣。
徳川家康隊。
今年も金吾は男性だった。
目が綺麗。
頬当を着けた細川隊の侍。
軍議タイム開始。
東軍は毎年逆光で残念な黒田長政隊。
同じく逆光だけれど少しマシだった徳川家康隊。
同じく細川忠興隊。
マジ強そう・・福島正則隊。
違い鎌の小早川秀秋隊。
順光の島左近隊。
戦国プリンス・宇喜多秀家隊。
今年の大河はラブリンだった大谷吉継隊。
馬防柵に阻まれて、中々近づけない・・
やっと撮れた石田三成隊。
今年も三成は知嶋大貴さんが務めていた。
合戦タイムに突入。
各隊2分半の持ち時間でどれだけアピール出来る?
ぐだぐだもOK!コントや勝鬨コールで盛り上げる。
真田丸のクジのエピソードで勝負した金吾。
東軍か西軍かどっち?クジで決めようとするけれど・・
井伊の赤備えの3人はスエーデンからの客人。
マイクを持ったお方は日本語がお上手だった。
「大人の事情でどうせ時間余っとるんじゃから」
喋り続ける三成の予想に反してほら貝が鳴ったw
しかし、三成の読みは正しかった。
「時間あるし三成もうすぐ代わるから喋っていいよ」
家康と三成には「大人の事情」があると天の声w
アドリブで時間を繋ぎ、知嶋三成は消えて行った。
再度ヤマコー治部が登場した!
家康も予想通り、古田知事が扮して登場だ。
ヤマコーの号令で全軍武者行列を開始。
観客はひたすらヤマコーの後を追いかける。
騎乗したヤマコーをワタシも追いかけた。
他の隊の皆さんにはホント申し訳ない(T-T)
今か今かとヤマコー待ち。
おぉー!栗毛の馬に乗っているぞ!
間近で、目の前を、通って行く・・
あぜ道を群集が走る走る。
先回りして更に三成を追っかけた。
もう、エライことになっていた。
ロザリオを手に狂騒曲を静かに見つめる明石全登。
陣場野公園にはLINEライブを控えたさくらさん。
引き続きインタビューを担当している。
全軍が到着した。
ヤマコーが登場。
古田家康も登壇した。
皆で勝鬨を上げて全軍武者行列を終えた。
さて、朝から何も食べていなかった・・
関ケ原組の舞兵庫さんお勧めの花伊吹の天下バーガー。
続いてメインイベントの合戦絵巻。
「大一大万大吉~君、死に給うことなかれ~」の開幕。
笹尾山に布陣した三成。知嶋さんが復帰していた。
桃配山に布陣した家康。
対峙する三成と刑部。
自らを「三成の共謀者」と称して友としてサポートする。
当時は友情の概念は存在しなかったらしいがそれはそれ。
したたかな思惑を秘めて松尾山に布陣した金吾。
今年も愚鈍な裏切り者ではなく、戦略家として描かれる。
このお祭りでは基本、金吾って愛されているなぁ。
得意の野戦を展開する家康。
激しい戦いを繰り広げる宇喜多隊vs福島隊。
松尾山への問い鉄砲。
「家康に俺のことを認めさせたぞ」
自分を高く売る為、タイミングを見計らっていた。
病と疲労で倒れる刑部と、それを助ける五助。
家臣たちに語りかける刑部。
ここで驚きの演出。刑部が頭巾を取り去った。
目の見えぬ刑部に名を告げ討って出る家臣たち。
それを見送ると天を仰いで叫んだ。
リハを見て「ここだけは動画で撮ろう!」と決めていた。
実際は隊同士の戦だが、象徴として刑部と金吾が肉弾戦。
五助に介助されて退く刑部。
首のエピソード、今回は触れずに物語は続いた。
有利だったはずが味方の寝返りが続いて敗色濃厚。
自害しようとする三成。
強い口調で生きて機会を窺うべきだと諌める左近。
成すべきことを思い出した三成。
「わしの理想の為に、死んでくれ」
「よく死に、よく生きてくれ」と相反する命令を下す。
最後の力を振り絞って主君を逃すために闘う。
志を遂げるため、生き延びることを選んで伊吹山へ。
死した刑部の幻?と語り合う三成。
生き様を振り返る走馬灯だろうか。
関ケ原の戦いを正面から描いた合戦絵巻だった。
絵巻を終えて陣場野公園に全軍が集結。
どーちん!
あるじさん、お元気そうでなによりでした。
「全員写真を撮りま~す」
関ケ原町の広報さんによる全体写真。
各隊ごとに来場者のリクエストに応えてくれた。
徳川最後陣跡の碑をバックに徳川隊が。
小早川隊は“違い鎌”のポーズで。
ボンボンらしく長政を演じてくれた黒田隊。
細川隊の槍衆。
どーちんを抱いて、凄く優しい目をしている刑部!
人の良さが滲み出ていたヒール金吾。
やはり合戦絵巻のキーマンはこの男なのだろうか。
輪になって宴会していた、年配のグループに加わる家康さんw
明石と金吾。
実はこの2人、新旧金吾だった。
関係性を、バトンタッチで表現した2人www
旧金吾は2014年だっけ?
こちらでも違い鎌ポーズ。キャラ的に引っ張りだこw
今年はヤマコー効果で例年以上に盛り上がった。
残念なのは落ち着いて全軍武者行列が見れなかったこと。
定点観測せずにヤマコーを追っかけてしまった。
有名人が参加することの功罪を強く感じた一日。
来年、岡田准一とか役所広司とか有村架純が来たら・・
とまれチャレンジを繰り返すことで更なる進化がある。
変わりながらも変わらぬ本質。
関ケ原は正常進化していると強く感じた二日間だった。