新作の原稿が進まない。そう言う時は、ストーリーのストックをいじり回す。
「命の花」
一言で言えば托卵の子、光が実の父親が誰かと分かるところ。父親だと思っていた男の事は大嫌いで、自分が幼いから、父の暴力を受けている母親を助けられないと泣いている6才の子供。可愛いけど男の子。
弟は嫌いな父の子。でも、兄弟仲はいい。実の父親は、子供がいるのさえ知りませんでした。全部、お母さんの独断。
この一族は、短命だけれど不思議な力を持っています。光は珠を使って火を生み出します。
光は神社の跡取りですが、実父の影響で外科医になります。大人になる頃には真実は公にされ神社のウチの戸籍から抜けます。実父の養子になりますが、短命の一族の母親の血から逃れる事は出来ません。