お父さんは、バックパックで日本に来てた金髪碧眼の無神論者のオースラリア人。お母さんは女宮司になったばかりの神社の娘。お母さんの宮司姿を「エキゾチック❤️」とお父さんが一目惚れ。お母さんも一目惚れ。女宮司を放り出して一緒にシドニーに駆け落ち。
陽が3歳くらいの時。顔がアーニャっぽい。
それで生まれた陽(あかり)は、ハーフなんだけど見た目白人。
お父さんとお母さんは陽が5才で離婚します。理由は宗教観の違い。
無神論者だったお父さんは、突然、信仰に目覚め、牧師になると言い出します。
名前は、ポール。
元々、実家の親はプロテスタントの牧師。お母さんの穂月は、神社の跡取り娘。そして自分も女宮司。キリスト教の牧師の妻になるのには抵抗感がおおきく、急に敬虔なクリスチャンになった夫にも薄気味悪いものを感じてしまいます。
教会をやっていくのに女手が必要でポールはクリスチャンと再婚したほうがいいと穂月は、陽を連れて日本に帰ります。
実家の神社は弟の晃が継いで、穂月は看護師になります。
陽は、年末年始は巫女さん、夏休みはシドニーでお父さんの手伝い。お父さんもお母さんも再婚せず、陽の事で週に一度は連絡をとっています。何故、別れたのかな?と陽は疑問。離婚理由が信じる神様が違うからってヘンだと思っています。
2人とも再婚しないまま、陽が25才の時、同じ年に亡くなります。
主人公、金髪碧眼の日本人。田中陽。本当の名前は、Shine Akari Taylorと言います。
この物語の最初のエピソードは、お父さんに連れられてお母さんの実家の神社に連れてこられた5歳の陽。そこで手に田中一族の水晶の珠をかけられ、従兄弟の翔と出会います。
これが「Crystal Ball 1」の始まり。
「壮大なストーリーを感じさせる作品。細かい計算された構成」という評価でした。
原稿は3作までネームができています。
「葵の花」は、1の次の作品で時系列は1の3年前。「命の花」は1の7年後。その次に「Crystal Ball 2」
なんで、宗教的な要素が散りばめられているかの種明かしをここでします。
陽が3歳くらいの時。顔がアーニャっぽい。