ネーム第1稿終了

ラストエピソードから翔が主役。翔の視点で終わります。今のところ69P。と言う事は見開きで終わる。なので、見開きで、最終コマ(左)に翔、前ページ(右)に葵を配置。向かい合って宣戦布告してる感じにしてみました。

既に三角関係の女の取り合いでは無くなっていますね。この話、これから本題くらいの長編。2人の男は何のために戦うのでしょうか。自覚してるのは陽という女の取り合いなのですが、本質では違うものを賭けています。2人とも悪人ではありませんが完璧でもない。間違いを犯し、やり直しの繰り返しです。全体の話を知っている人は「罰ゲーム」と言ってました。

最終コマ

向かい合う位置の右ページ。

葵の花

直ぐには一緒になれない。それでも、結婚指輪だとルビーをはめた葵の花をデザインした指輪をアカリに嵌る葵。その時のコマです。

この2人、外でデートしたこともなく、葵はアカリにプレゼントもした事がありませんでした。

出会った時、葵は高3の受験生。アカリは中3。葵が勉強している側でアカリはエグいBLのイラストを描いたり、居眠りしたりの

地味なお家デート。する事はしてましたけど(笑)

ネーム1稿目は明日か明後日に終わります。

うつ状態

うつ病とうつ状態、同じようで少しニュアンスが違う。うつ病は病名でうつ状態は状態。アカリはうつ状態に陥り、葵が主治医で、１年で寛解します。実際は１年で寛解は殆どないですね。一回かかると繰り返します。私はうつ病ではないのですが、病歴が長いので色々な病気があるのは知ってます。

今の話を描くにあたって、ここまで心の話に踏み込んでいくとは思ってませんでした。

アカリは、この先もうつ状態を繰り返します。PTSDと記憶障害もあります。記憶障害は、私も少しあります。

カケルは、認めませんが、行動がセックス依存症です。そうではないという設定ですが、描き進めて行くうち、やっぱりこの人そうかもと作者も思ってしまいます。

アカリのメンタルの問題は、彼女が犯罪被害者であるところに根っこがあります。普通の人が、そうで無くなってしまう。

それでも、泣きながら生きていく、その中に幸せも確かにある。頑張って生きなきゃね。

「命の花」

この「命」の象徴は子供。別れた彼女が勝手に子供を他の男の子供として産んだ理由を知って葵の激怒は収まりました。でも、自分とは関係ないという考えは変わる事がありません。それが、直に子供と接するうちに変わっていく。実の子もその弟も。葵は、子供の頃に親に愛されて育った人間なんです。

そして、他の男の妻になっている元の彼女も愛してる。もー完全に関係ないとは言えなくなっちゃいました。

Crystal Ballのパワー

アカリが、葵に初めてCrystal Ballの話をしています。裸なのは、葵の元に戻ると言う宣言ですね。あ、外見は別人になってます。カケルが家庭生活を放棄し過ぎていて、出番がないわ。ひょっとしたら、ラストシーンまで出ないかも。