どシリアスなマヌケの日常

毎日毎日、ストーリー漫画を描き、残りは妄想.,いや構想の日々の日記。

赤男(セキオトコ)

2022-04-16 01:15:00 | 日記
「愛情の行方」の後59歳で一人ぼっちになった田中翔は、「俺は人間のクズだ」と言って泣きます。夢に葵が出てきて「クズになるには、まだまだ。君は人間中の人間。狡くて、弱くて、スケベ。ここを底にして欲しい。赤界で待ってる」と言って励まします。田中翔の生が終わったら、これまでの償いが始まることも知っている翔は、途方もない時間がかかるだろうが、必ず赤界に辿り着くと決意します。
1500年後の2人。




見事、赤界に辿り着き再会。カケルは王の側近に取り立てられ、菅服の公務員。アオイは王の息子で、辺境で奥さんと暮らしていたのですが、奥さんがいなくなってしまっています。1000年前から。

赤界の男をセキオトコといいます。
赤界の男は一生に1人しか愛せない。本気の恋は一度だけ。
王宮勤めの女は少なく、ブスばかりとカケルの先輩達は嘆いています。

実は女はワザと醜く化けています。セキオトコに好かれてしまって好きになれなかったら相手は一生独身なのです。
神々の世界なので死なないので、一生は永遠です。

アオイは、ドヤ顔をしていますが、1000年泣いています。1人で。王子でもセキオトコには変わらないのです。
アオイの両親、セキとエリは相思相愛のバカップル。2人きりがいいと子供を持つ気はなく、他国から派遣要請があって他国に出すなら、子育てしてみよう的なノリでアオイを人間の子供として産みました。

2人とも高校3年。性格は真逆なのに仲が良く、同じ女の子を好きになる。この辺の話が「葵の花」。この時点では2人とも人間ではないです。
この後、カケルは神の国から追放され、人間に戻ります。
葵は、黙っていて行動が早いタイプです。翔は単純で分かりやすい性格。だから、浮気も直ぐバレて家庭を失います。人間の幸せを掴んだのに自ら叩き壊します。ちょっとした浮気心で。

1500年間の赤界への道は過酷ではありますが、カケルの汚いところが少しずつ落ちていきます。
「人間は生きて学ぶ者」



愛情の行方

2022-04-10 10:45:00 | 日記
最近、絵を描くのが難しくて、そういう時はストーリーのあらすじを考えてます。

ここ3日位、サレ妻の話を考えていて、現実には、夫に浮気されても8割のサレ妻は再構築になるそうです。経済的な理由が多いでしょうね。私の身近の離婚組も、浮気プラスDV、浮気プラス借金と浮気だけでは離婚しなかったと思われます。

ここ3日考えていた話のカップルは出会いから結婚、幸せな家族を作る。。。までは一年ぐらい前につくってあったのですが、好事魔が差す的な話です。

結婚17年目、夫の浮気が発覚。夫はちょっとした遊びのつもりで女子大生にちょっかい出します。脇が甘いので、直ぐ妻にバレ、深みにハマる前にフライングで終わります。LINEのやり取りと食事を3回。3回目に妻がレストランに凸。旦那のカバンにGPS。プリと対決します。

「私は先生にご相談してただけです。」とプリが言うと「何の相談?法律かしら?」旦那は弁護士です。
「就職のこととか、彼氏のこととか、家の事です。」とプリが言うと「それは雑談って言うんだよ」と妻が言います。

この妻はハーフで、美人。頭も良く、夫にとっては高嶺の花でした。プライドも高く、この程度の女と浮気するバカは要らない!くらい怒り失望します。
この2人の女のやり取りを見ていて、バカ夫は妻は高嶺の花だった事を忘れていた自分に気がつきます。
プリのありきたりで狡猾な手管も見えるようになります。反省して謝り倒しますが、口もきいてくれなくなった妻に逆ギレしそうにもなっています。
やってないから。ご飯食べただけだから。プレゼントしただけだから。ドルチェ&ガッバーナだけど。そんなに怒る妻がおかしいとイライラ。

親友に「LINEのプライベートなやり取りと食事?デートじゃん。怒るよ。それ。逆ギレしたら終了だよ」と言われ必死に堪える日々。

ちなみにスマホはレストラン凸の日に妻がヒールで粉砕しました。

夫が謝って反省して土下座して、妻は言います。
「一度だけ目を瞑る。2度目はないからね」でも、専業主婦をやめて再就職をします。「昔のように仕事帰りにデートしよう」と言いながら心の中で、信頼が消えてしまった。添い遂げられるのだろうかと妻は疑問を持っています。
夫は元に戻れたと喜んでいます。

この話は、ここで終わります。




その一年後、妹のあかりが前のストーリーの夫、翔の元にやって来ます。持病の精神疾患は重篤な時期で、まともに話もできません。この子が翔のところに来るのは兄に危機が迫っている時。着ている服はカケルの娘のエリカの服。この服を着たままあかりは自我が崩壊し、意思疎通が出来なくなります。「それでも、僕は、彼女の手を握り続ける」と言うあかりの夫の言葉を聞いた翔の妻シャインは「本当に愛しているのね」と翔に言いますが、その言葉には棘があります。

結局、結婚29年で別れることになります。許しきれない。無かったことにはならない。

介護になって夫を虐待する妻は少なくありません。昔の女遊び、浮気、不倫の復讐が根っこにある場合も多いそうです。昔は経済的自立が困難でしたから。私も何年も前の入院中、昔の夫の浮気の恨みを言い続けるお婆さんと同室になったことがあります。80歳でも傷は癒えないんです。




「Crystal Ball」たまとみき

2022-04-05 12:38:00 | 日記
脱稿済みの1には登場している晃叔父さんの娘達。

うっかり忘れてた。この何日か出かけてて電車の中で、この「たまミキ」の話を作ってた。この2人の正体は晃の飼い猫であり僕。ずっと留学中ということにしていて、ただの気のまま蔵の中にいた2人。3年間。だから、光が火を操り翔があかりに手を出せないようにしたことも、みんな知っています。

作った話は、気まぐれで悪戯好きの猫2匹が、翔にお灸を据える話。帰国して里帰りということにして。2人とも大人の美人になっています。

最後は主人と交渉して、神社の境内で暮らす事になります。2匹の三毛猫になって。小学生の海斗が煮干しをあげてます。
名前は、タマとミキと付けます。理由は、綺麗な親戚のお姉ちゃん達と同じ気の色だから。海斗の能力は気をよむ事。

この先、この猫ちゃん達も結構ストーリーに出てくるんですよ。なのに忘れてた。


4月になっちゃったね

2022-04-01 20:14:00 | 日記
新作の原稿が進まない。そう言う時は、ストーリーのストックをいじり回す。

「命の花」
一言で言えば托卵の子、光が実の父親が誰かと分かるところ。父親だと思っていた男の事は大嫌いで、自分が幼いから、父の暴力を受けている母親を助けられないと泣いている6才の子供。可愛いけど男の子。
弟は嫌いな父の子。でも、兄弟仲はいい。実の父親は、子供がいるのさえ知りませんでした。全部、お母さんの独断。

この一族は、短命だけれど不思議な力を持っています。光は珠を使って火を生み出します。
光は神社の跡取りですが、実父の影響で外科医になります。大人になる頃には真実は公にされ神社のウチの戸籍から抜けます。実父の養子になりますが、短命の一族の母親の血から逃れる事は出来ません。