ダマスクローズは世界で一番、香り高い薔薇として知られています。
薔薇園に苗を注文して手元に届いたダマスクローズの苗は、
茎全体に恐ろしい程、細かい棘がイッパイ‼
半蔓性の多花性で生育優良な薔薇です。
（ダマスクローズ・セルシアナ）
バラの抽出液には抗菌作用があり、香水や化粧水・入浴剤として
加工されている事は周知の通りですが、
クレオパトラも愛したと伝えられている、このダマスクローズは
高貴な香りは勿論の事、リラクゼーションの効能も兼ね備えて居ます。
花は中輪で花姿は決して華麗ではありませんが
ダマスクローズの花弁は食用になります。
（ダマスクローズ・ズートマン）
蕾の頃は香りが強すぎるので、少し咲き進んだ頃を見計らって
花を摘んで花弁を外し、グラニュー糖を好みの量加え煮詰めて
ジャムやシロップを作り置きして置けば薔薇のフレーバ―ティーがすぐに楽しめ
クッキーの生地に練り込んで、バラの香り豊かなクッキーも直ぐに焼き上がります。
ダマスクローズはユニークで魅力的な体験をした貴重な思い出の薔薇です。
（2024.04.10現在）
高島城公園内の５ｍを越す高木の上で
例年、アオサギがコロニーを造って居たのですが・・・
不思議な事に、今年は１組も営巣しませんでした。
桜を写していると、偶然、池に１羽のアオサギが降り立ちました。
もしかしたら、幼鳥の頃、池で遊んでいたアオサギかも知れません
（昨年池で遊んでいたアオサギの幼鳥たち）
高島城公園の桜が開花し始めました。
先日、寒緋桜やオカメザクラは開花が始まり、blogアップしていますが
江戸彼岸桜やソメイヨシノは、未だ蕾でしたのに
ここ数日の暖かさで、一気に開花を始めました。
特に陽当たりの良いお濠側にしな垂れている江戸彼岸桜は
あっという間に満開です。
気が付けば公園周辺では他にも色々の花が咲きだして居ます。
いよいよ信州にも春がやって来ました。
花はそれぞれに持ち味が在って美しいです。
独断と偏見かも知れませんが、私が過去に育てた花の中では
ダントツ薔薇の花が美しいと感じています。
しかし、薔薇は日常の気配りを怠ると黒星病やうどん粉病になったり
消毒を怠ると瞬く間に害虫に襲われ、
土壌の管理をしないとたちまち栄養失調になって、枯れたり・・・
思うように華麗な花を咲かせなくなります。
また、美しく開花した花は枯れないうちに摘み取りが必須です。
現在では体力・気力が伴わず、薔薇を育てる事を断念してしまいましたが
過去に庭で咲いた薔薇たちを一部ですが紹介してみます。
★ピエール・ドゥ・ロンサール以外は四季咲き薔薇です。
