錦織もびっくり!? 全仏オープン上空に"バック飛行"する旅客機が出現!!
現在フランスのパリでは、テニスの4大国際大会の一つである全仏オープンが開催されている。日本人男子として実に82年ぶりとなるベスト8進出を果たした錦織圭だったが、準々決勝で地元のツォンガ選手に敗れたため、すっかり関心が薄れてしまった読者もいることだろう。しかし、まだまだ全仏オープンからは目が離せない。というのも、常識では決してあり得ない光景が、テレビの試合中継に映り込んでいたというのだ!! まずは、その決定的瞬間を収めた動画をご覧いただこう。
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その驚くべき光景は今月1日(現地時間)、セレーナ・ウィリアムス(米国)とスローン・スティーブンス(米国)による女子シングルス第4回戦の最中に確認された。なんと、赤茶色のクレーコート上に、"バック飛行"する航空機の影が現れたのだ!!
大きな主翼と尾翼をそなえた影が、ジェット旅客機のものであることは間違いない。しかし、後方に向けて飛行する旅客機など、この世に存在しないはずだ。一体これは何が起きているというのか。まさか、異星人がカモフラージュのために旅客機に似せて作ったUFO!? それとも、NATO軍の最新秘密兵器なのか――? 海外ネットユーザーの中には、「消息を絶ったマレーシア航空機(MH370)が現れたのでは」と考える人もいたようだ。
まさに期待と想像が無限に広がる事態であるが、大変残念なことに、真相はあまりにあっけないものだった。海外メディアによると、これは全仏オープンのスポンサーであるエミレーツ航空の仕業であるという。全仏オープンのコート上空にはワイヤーが張られ、そこに俯瞰映像を撮影するための移動式小型カメラが取り付けられている。そして今大会では、この小型カメラにプロモーションの一環としてエミレーツ航空機の模型が装着されていたというのだ。
ちなみに、現在世界ランキング3位のアンディ・マレーも、試合後に空を見上げて笑っていたようだ。きっと錦織も驚いた可能性はあるだろう。いずれにしても、世界中のUFO愛好家や陰謀論者たちは、真実を知って一気に腰が砕ける思いだったに違いない。なんとも紛らわしいマーケティング活動である。
※画像は「YouTube」より引用