ビルとマーラの夫婦は都会ということもあって日本住宅並みの狭いアパートに暮らしている。
ある日曜の昼下がり、ムラムラと欲情に燃えた二人が短時間合戦を示し合わせたものの、首尾よく成し遂げるためには10才の息子をベランダに追いやって御近所の様子を逐一報告させるという手を講じるより他に術が無い。
息子にとってはスパイごっこは大のお気に入りだろうし、一時間やそこらは息子の注意を逸らせるだろうと二人は高を括ったのだ。
まんまと夫婦の作戦に息子を引きずり込むや、息子は早速観察報告を始める。
報告の数々;「ただ今レッカー車が駐車場から車を一台引いて行きまーす。 ただ今救急車が通り過ぎましたー。」 少々間を置いて;「マットが買ったばかりの自転車に乗っていまーす。 アンダーソンさんのお宅にお客様がご到ー着。 クーパーさん夫婦はただ今セックス中でーす。」
ママとダドはベッドの上でギクリと体を起こした。
息子の言葉に仰天したビル;「どうしてそんなことが分かるんだい?」
息子;「クーパーさんとこの子供もバルコニーに今立ち始めました!」
水曜日の午後、メリッサの夫の同僚であるトムが訪ねてきた。
「あら、どうしたのトム?」
メリッサが訪ねると、トムは情熱的な表情で言った。
「実は、君のことがずっと好きだったんだ。1回でいいから僕と寝てくれないか?」
メリッサは困惑して言った。
「そんなの困るわ、私にはビルという夫がいるし」
「ビルなら今日は夜まで仕事だよ」
「でも、困るわよ」
「これならどうだい?」
そういうと、トムはポケットから2000ドルを出してメリッサに渡した。
もともとトムのことを悪く思っていなかったメリッサは、その2000ドルに背中を押されて、
トムとベッドを共にした。
その夜、ビルが帰宅するとメリッサに尋ねた。
「今日、トムが来ただろう?」
メリッサは隠して後でばれるよりも素直に認めるほうを選び、首を縦に振った。
「あいつ、2000ドルを君に渡さなかったか?」
メリッサは再び無言で首を縦に振った。
「いや実はさ、今日の夜までっていう約束で、あいつに2000ドル貸したんだよ」
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