レジ待ち時間の短縮や、レジ要員の削減をしてコストカットにつながるとされるセルフレジ。お手頃価格でベーシックからトレンドまでそろうアパレルショップ「GU」でもセルフレジを導入している店舗があるのだが、そのセルフレジが従来のものとは一線を画す、すごすぎるシステムだとTwitterで話題になっている。
すごすぎるシステム
通常、セルフレジは据え置き型かスキャナー型の機械が設置されており、その機械でバーコードを読み取ることで商品の代金を計算していく。しかし、GUのセルフレジにはバーコードを読み取る機械が設置されておらず、あるのは前開きの扉がついた謎の箱のみ。その箱の中にハンガーを外した商品を入れると、次の瞬間には合計金額がモニターに表示される。
このシステムを利用したTwitterユーザーは、「何枚重なっていても隠れていてもバーコードが読めるみたい…人間よりミスしないのだろうな…ドラえもんの道具の域よ…10分くらいショックを受けていた…」と投稿。GUで同じ体験をした人も多いようで、やはり「よくわかんないけどすごかった!!」「ハイテク過ぎてオシッコちびった」と、かつてなかったシステムに驚きを隠せないようだ。
GUセルフレジの仕組み
GUの値札にはよく見るとICタグが添付されており、謎の箱はどうやらICタグを読み取るための装置のようだ。中に入れた商品のICタグは一気に読み取れるため、服を5枚買っても10枚買ってもかかる時間は同じ。
ものの数分で会計は済んでしまう。頭では理解したつもりでも、「今体験したのはなんなんだろうとしばらく考えた…」「時代についていけない気配」などの声にある通り、不思議な仕組みに気持ちがついていかない人も多いようす。
しかし、中には「超早い。感動したからまた体験したい」「楽しかったからもう一度やりたい」など、まるでアトラクションを楽しむかのような声もあり、GUのセルフレジの虜になっている人まで出てきている。もしかしたらセルフレジがGUの新たな名物になるかもしれない。