東京と大阪にはさまざまな違いが存在する。有名なものとしては、エスカレーターに立つ時は「東京は左、大阪は右」、ハンバーガーチェーンの「マクドナルド」の呼び方は「東京はマック、大阪はマクド」などが挙げられるだろう。大阪人にとって東京は住みづらいと感じることがあるらしく、Twitterでは「#大阪人が東京住みづらいって言う理由」というタグをつけたツイートを投稿する人たちで盛り上がっている。
東京の食文化が無理
「東京のうどんは二度と食べない」「あんな醤油臭いうどん好きになれない」という声があるように、東京の出汁を嫌う大阪人はたくさんいる。昆布出汁+薄口醤油で慣れた口にとって、かつお出汁+濃口醤油は「クソ濃くてワロてるwww」「つゆが茶色くてひどい」と感じるらしい。
また、日清食品カップ麺の「どん兵衛」も東日本と西日本では出汁が異なるため「西のどん兵衛が恋しい…」と嘆く大阪人も。「関東版のどん兵衛食べた時のあの真っ黒い出汁を見て、ダメだわと思ったよね」「どん兵衛の味濃すぎ」「どん兵衛がまずい」という投稿が見られた。
東京の路線図は複雑
「東京都内の電車路線図を見ただけで気が遠くなる乗り継ぎ、乗り換えだけで死亡するレベル」という投稿があるほど、東京の路線図の複雑さに戸惑う大阪人も多い。「東京の路線図は新参者にはきつい」「路線図が鬼畜。わからん」などの声が上がっている。
また、「なんだかんだでいつも電車は混んでる」「満員電車がほんまに無理」と、電車の混雑具合を苦手とする人も多い。
しかも、東京の電車はギチギチに人が詰め込まれているにもかかわらず静かなため「めっちゃ静かやった。雰囲気が気持ち悪い…」という人も。
「会話に笑いどころが無い」
最も分かりやすい違いである“言語”に対しては、「東京もんの男の喋りが好かん」「言葉づかいがそもそも嫌い。あれは標準語ちゃう、東京弁」と嫌悪する声が。会話の内容についても「テンポが合わん。会話に笑いどころが無いのが慣れない」「シュッ! とかドバーっと! とかドン! とかいうオノマトペが少ない」ということが違和感を抱くポイントのようだ。
そして、「#大阪人が東京住みづらいって言う理由」というタグについても、「大阪なら『住みづらい』ではなく『住みにくい』って言うやろ。このタグ作ったん絶対関西人違う」という意見まで。方言の違いはなかなか根が深いらしい……。