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50代の夫が数年間セックスレスだったことを理由に慰藉料支払を命じる、という判決が出ました。
裁判所は判決文で「婚姻関係にある者同士にとって性的関係は、相互の愛情の表現であり、婚姻から生じる義務の一部でもあり、そうした意味から元妻の期待は正当である」と述べています。
健康がすぐれない上に労働時間が長く、単純にセックスの機会が減ってしまったという元夫側の主張は、「妻と性的関係を持つことを全く不可能にするほどの健康問題の存在は証明されなかった」として退けられました。
幸いにも?フランスの裁判所の話ですが(笑)。
11月29日発行の仏判例集「ガゼット・デュ・パレ( Gazette du Palais)」 によると、仏南部エクサン プロバンスの控訴裁判所は5月、「性的関係の不存在」を理由に元妻に対して慰謝料を支払うようこの男性に命じた下級裁の判決を支持する判断を下しました。
夫婦はともに51歳で、1986年に結婚し、2人の子どもがいるが、ニースで2009年1月に離婚したということです。2年半前に妻が離婚の申し立てをしたときの理由は「寝室でのアクティビティが欠乏している」(ツイッターか 笑)と言うもので、そのときは離婚が認められただけでした。しかしその後、21年間の結婚生活で性生活が欠乏していたことから、1万ユーロの損害賠償を求めて再訴訟しました。
今回の裁判で、裁判官は、フランスの民法第215条に制定されている「夫婦はお互いに人生を共有し合うことに同意する」を引き合いにし、性交渉も結婚生活の一部であると判断したようです。
元妻と最後の数年間セックスレスだったこの男性に対し、結婚における「義務」を果たさなかったとして、長年不満を抱いていた妻側へ1万ユーロ(約100万円)の慰謝料を支払うよう、2011年5月に命じたということです。
日本では上下のグラフのようにセックスレスが進んでいると言われています。
少し古い統計ですが、世界のコンドームブランド「デュレックス」が実施しているセックスに対する態度や行動に関する世界最大規模の調査「2005グローバルSEXサーベイ」の結果、調査対象31カ国の中で、フランスは世界第2位の年間120回!(3日に1回!!)
日本はダントツで世界最悪というか最小の45回。日本の3倍近いフランスでは「セックスが婚姻から生じる義務」でしょうが、お国柄が違うのだということにしておきましょう。
フランスでもこの判断は話題になるくらい珍しいようですし、日本ではセックスレスでも離婚原因や慰藉料請求の対象には基本的になりません。
逆に、よく男性側が妻のセックスレスを離婚原因として持ち込んでこられることがあるのですが、女性に無理強いなどとんでもない話で、そういう論理も成り立ちませんからあきらめてください。
また、離婚後改めて慰藉料請求するというのも聞いたことがありませんので、離婚の際に、男女とも請求したいことは全部言うようにしてください。
ただ、別れるときにも、後に尾を引かないように、あまりこじらせないようにすることを、私としてはお勧めしていますけれども。
それにしても、健康が優れない上に労働時間が長いといっても認められず、100万円の慰藉料とは厳しい!
「夫婦が人生をお互いに共有する」のも、大変なものがありますね。
セックスはあればあったでいいものですし、大事な問題ですが、なくても特に中高年なら夫婦はやっていけると私は思うんですが、皆さんはいかがですか?
あんまり責めるとかえって逆効果!と思われた方は
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はじめまして。
フランスに住んでます。
こんな申し立て、フランスならまだしも日本じゃありえない!
しかも認められてるしっっ
って思いながら読んでたら、やっぱりフランスのニュースでした。
フランス人は基本的に働かないので、なおさら「仕事で疲れてた」は言い訳にはならなかったのかもしれませんね。
もう、デジタル時代だから、セックスロボットが研究開発されて、その賃貸借の貸し借りなんて、乙なことでどうでしょうか?
実物の貸し借りという訳にも、いかない!あなたなら、
どうする?
ティー、teaなどを使い分けするのもご遠慮ください。
私は21歳ですが、都会の知り合いほど性経験がない方が多いような気がします。私もですが。
逆に地元の話を聞けば、できちゃった結婚で、もう子どもが幼稚園に行くなんてのもいます。(特に女性)