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2024年5月9日からの中国新聞で、とてつもない大スクープ連載が始まりました。
題して【決別金権政治】、そして【選挙と機密費】。
2000年代以降に官房長官をやったことがある元自民党政権幹部が、官房機密費が国政選挙に使われていた実態を赤裸々に語っています。
わたくし、思わず歴代官房長官を調べたのですが15人もいて(うち小泉内閣の安倍晋三氏と細田博之氏は死亡)、ちょっと誰かわかりません。
第二次安倍政権時代の菅義偉官房長官について
『―19年の参院選広島選挙区で大規模買収事件を起こした河井克行元法相に、当時首相の安倍晋三氏が2800万円、官房長官の菅義偉氏が500万円を提供した疑惑があります。機密費から出しうるものですか。
私が官房長官だった時、何かの事業で首相経験者から1千万円単位で機密費を頼むという話はあった。(2800万円は)ぎりぎり出せる。いろいろあるやつを集めて一つにして、出せないことはない。毎月1億円が入ってくるから。(500万円は)官房長官はやろうと思えばできる。』
という問答があるので、当たり前ですが菅氏でないことは明白です(笑)。
とにかく、これは、国の財政の不正利用というとてつもないスクープです。
河井元法相の買収原資は安倍政権中枢から。「総理2800 すがっち500 幹事長3300 甘利100」。安倍、菅、二階、甘利の4人から6700万円というメモを河井夫妻自宅から検察押収(中国新聞)。
内閣官房機密費(内閣官房報償費)は、国政の運営上必要な場合に、内閣官房長官の判断で支出される経費です。
あくまで国民が収めた血税から出るお金で、国政を円滑に運営するための情報活動などに使われるべきもの。
政権与党とはいえ一政党に過ぎない自民党の選挙のために使ったら、これは特別背任罪や業務上横領罪になる代物です。
いつも当たり障りのないコメントをする法政大大学院の白鳥浩教授(現代政治分析)でさえ
「機密費は本来、国家の安全のための情報活動などに使うべきだ。
選挙の裏金として使うのは民主主義の根幹をゆがめる行為で、違法性も疑われる」
「第三者機関が秘密保持を誓約した上で、適正に使われているかをチェックできるよう運用を見直すべきだ」
とおっしゃっています。
毎日新聞『官房機密費1日307万円使い続けた菅氏 後年公表の仕組みを』より
しんぶん赤旗『菅氏、1日307万円×2822日支出官房機密費の“つかみ金”86億円超 総裁選中もきっちり使う』より
そして、官房機密費の不正利用として記憶に新しいのは、自民党公認で石川県知事になり、その後日本維新の会の顧問にもなった馳浩知事が2023年11月17日に東京都内の会合で講演し、2013年に開催が決定した東京五輪の招致活動で、開催都市決定の投票権を持つ国際オリンピック委員会(IOC)委員に対し、内閣官房報償費(機密費)を用いて贈答品を渡したと発言した件。
これが、田崎スシロー氏からも頭が悪いと言われた馳発言(笑)。
自民党で東京五輪の招致推進本部長だった馳氏は、当時の安倍晋三首相から
「必ず勝ち取れ」
「金はいくらでも出す。官房機密費もあるから」
と言われたので当時100人余りいたIOC委員に対し、委員それぞれの選手時代などの写真をまとめた1冊20万円のアルバムを全員分作成し
「それを持って世界中を歩き回った」
と話して、陸上男子棒高跳びで活躍したセルゲイ・ブブカ氏などに渡したというのです。
安倍派所属で日本維新の会顧問の馳浩石川県知事が、東京五輪招致に関して安倍晋三首相から「必ず勝ち取れ」「金はいくらでもある」と指示され、官房機密費から贈答品をIOC委員全員に贈った買収工作を認める。
しかも、本当に頭が悪い馳浩知事は、2013年4月1日の馳知事のブログ「はせ日記」に、官房機密費の取り扱い責任者でもある菅義偉官房長官を訪ね、五輪招致の活動方針を報告したとの記述がされているんです(-_-;)。
馳氏は
『菅官房長官に、五輪招致本部の活動方針を報告し、ご理解いただく。』
と書いて、その後箇条書きで
「駐日大使館ごあいさつ訪問」「国際会議出席」「国際的なロビー活動」「ともだち作戦」の文言と並べて
「想い出アルバム作戦・・・・などなど」
と書いているんです。
そして菅氏に直接
「『安倍総理も強く望んでいることだから、政府と党が連携して、しっかりと招致を勝ち取れるように、お願いします!』と発破をかけられる」
と明記しているんですから、安倍氏も菅氏も馳氏も完全アウトじゃないですか。
何でこの記事を削除せずに置いとくねん(-_-;)。ウエスタンラリアット喰らい過ぎておかしくなったんか。
安倍晋三元首相の指示で内閣官房機密費を使ってオリンピック委員たちを買収して回っていた馳浩知事(日本維新の会顧問)が、菅官房長官に報告していたことをブログに明記。国会は菅氏と馳氏を証人喚問すべきだ。
これは内閣が吹っ飛ぶべきとてつもない第2の裏金問題です。
税金使って自民党の選挙対策をするとか、税金使って東京オリンピックの違法買収招致活動をするとか、言語道断でしょう。
もう自民党が日本の政治を壟断しているとしか言いようがありません。
安倍政権で二階幹事長が使った政策活動費が50億円と言うことで話題になりましたが、菅官房長官が使った官房機密費は86億円ですよ!
どっちも自民党政権維持のために使われていたのだから、選挙自体が不公平すぎて、絶対に政権交代なんてできないじゃないですか。
中国新聞がインタビューした元官房長官がだれか、マスコミや野党ならすぐわかると思うので、全野党・全マスコミ挙げて後追いをして、自公政権をぶっ潰さないといけません。
日本の政治を良くする気がないふざけた面々。
【#岸田やめろ】岸田首相のゼロ回答が続く。企業団体献金の禁止については「企業には献金の自由がある」。使途不明の政策活動費の公開は「政治活動の自由がある」。基本的人権は市民が国家に対して主張するもの!
【#維新は第二自民党】日本維新の会のネコ馬場伸幸代表が、政治倫理審査会での自民党裏金問題のさらなる実態解明について「事実究明、無理じゃないか」「もっと他にやることあるでしょう」(呆)【#維新は無いわ】
参考記事 村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより
自民党が国政選挙に官房機密費を使ったという、元官房長官の証言による中国新聞のスクープ。自民党が国民の税金を自党の利益のためだけに使っている一例。 #自民党は利権と汚職と税金泥棒 #自民党が日本を滅ぼす
うちも村野瀬さんのところの後追いです。
野党もマスコミも恥ずかしがらずに中国新聞を追え!
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2013年7月の参院選で、当時自民党総裁で首相だった安倍晋三氏(22年に死去)が、東日本の選挙区で争う同党公認候補の応援に入った際に現金100万円を渡していた疑いがあることが8日、中国新聞の取材で分かった。安倍氏、候補者が関係する主な政治団体などの収支報告書にはいずれも100万円の記載はなかった。
<イチからわかる>機密費って何? 官房長官が保管・管理する年12億円
自民党の元幹部によると、政権の幹部が候補者の応援に入る場合、「表に出ないカネ」などを使い、激励のための陣中見舞いを渡す慣行がある。複数の元政権幹部は、使途が公表されない内閣官房報償費(機密費)が使われた可能性があるとの見方を示した。5年の時効が成立しているとみられるが、政治資金規正法違反(不記載)などに当たる可能性もある。
この候補者は匿名を条件に中国新聞の取材に答えた。参院選中に安倍氏が応援演説に入った当日、個室で面会する場面があり、安倍氏からA4判の茶封筒を受け取った。茶封筒の中には白い封筒が入っており、その中に100万円が入っていたという。
候補者は100万円の趣旨について「陣中見舞いのような感じで差し出された。厳しい選挙戦の足しにしてほしいという意味と思った」と説明。「表にしないカネ」と受け止め、選挙運動費用や政治団体の収支報告書には記載しなかったという。実際には切手代や電話代など選挙費用の支払いに充てたとしている。
一方、安倍氏が関係した政治団体のうち、今も存続しているとみられる「晋和会」(東京都)に文書で取材を申し込んだが、8日夕までに回答はなかった。
機密費は、内閣が施策を円滑かつ効果的に進めるための経費で、年約12億円が官房長官の判断で使用できる。領収書なしでも支払うことができ、使途は公表されない。98~99年の小渕内閣で官房長官を務めた野中広務氏(18年死去)は10年に共同通信の取材に応じ「機密費は月7千万~5千万円くらいを使い、そのうち1千万円を首相に渡していた」と明らかにした。選挙への流用が取り沙汰されたこともある。
13年7月の参院選は、12年12月の衆院選で民主党から政権を奪還した自民党が初めて迎える国政選挙だった。参院で野党が多数を占める「ねじれ国会」が解消されるかが最大の焦点で、自民党は圧勝し、ねじれを解消した。安倍氏は期間中、候補者の応援のため、35都道府県を遊説に回った。(「決別 金権政治」取材班)
政権中枢の闇、浮き彫り
【解説】2013年の参院選を巡って、当時首相の安倍晋三氏が不透明な現金を候補者に渡していた疑惑が浮上した。他の候補者にも配っていないのか。首相官邸と自民党本部を含めた政権中枢の「裏金」があらためて問われる。
自民党の元幹部らによると、党幹部が候補者の応援に行った際に渡す陣中見舞いの現金は党の政策活動費から出すことがあるという。党幹部らが党から受け取る政策活動費は、使途を明らかにする義務がなく、事実上の裏金と指摘されている。
13年の自民党の収支報告書を見ると、政策活動費は幹事長だった石破茂氏に10億円超が渡っていたが、安倍氏に提供された記載はない。石破氏ら党幹部を経由して安倍氏に渡っていた可能性があるとみる元幹部もいる。一方で首相官邸には、使途を明らかにしないで使える機密費もある。
政権中枢の裏金疑惑は、19年参院選広島選挙区で河井克行元法相が起こした大規模買収事件でも浮上している。首相だった安倍氏が2800万円、官房長官だった菅義偉氏が500万円を提供した疑惑を示すメモが元法相方から押収された。菅氏と元法相は否定しているが、同じくメモに名前がある自民党選挙対策委員長だった甘利明氏はメモの記載通り100万円の提供を認めている。
自民党派閥の裏金事件を受け、政界の不透明なカネに国民の不信感が高まっている。開会中の通常国会では、実態の解明と透明化への改革が最大の焦点だ。岸田政権はその責任を果たす必要がある。(「決別 金権政治」取材班)
2000年以降の自民党政権で官房長官を務めた元政権幹部が中国新聞の取材に対し、国政選挙の候補者に陣中見舞いの現金を渡す際に内閣官房報償費(機密費)を使ったと証言した。機密費は国の施策推進のために予算化され、機密を理由に使途は公表されていない。選挙への使用は目的外使用の可能性があり、元官房長官は不適切な支出だったと認めた。専門家は「外部チェックの仕組みを取り入れるべきだ」としている。
元官房長官によると、国政選挙で首相に頼まれて候補者の応援演説に出向いた際に、機密費から陣中見舞いの現金を渡したという。額は100万円だったと説明。「首相が行けないから代わりに行ってくれと言われ、仕事みたいに思っていた」と釈明した。
陣中見舞いは、特定の候補者の選挙運動への寄付に当たる。法政大大学院の白鳥浩教授(現代政治分析)は「機密費は本来、国家の安全のための情報活動などに使うべきだ。選挙の裏金として使うのは民主主義の根幹をゆがめる行為で、違法性も疑われる」と指摘。「第三者機関が秘密保持を誓約した上で、適正に使われているかをチェックできるよう運用を見直すべきだ」としている。
元官房長官は匿名を条件に取材に応じ、ほぼ毎月1億円が支給される機密費の運用実態も明かした。前任の長官から提供先のリストを引き継ぎ、定期的に金銭を渡す相手がいたと説明。首相や、国会で野党対策を担う自民党国対委員長にはそれぞれ月1千万円を渡し、首相には必要に応じ追加分を渡していたという。
機密費は、施策推進で必要になる水面下での情報収集や協力依頼などの活動を進めるのが目的で、年約12億円が国費で賄われる。その大半を首相官邸の官房長官の執務室にある金庫に保管し、長官の判断で随時支出する。国は「使途を公表すると情報提供者や協力者が明らかになり、国の活動が困難になる」などとして使途を公表しておらず、事後チェックの仕組みもない。(「決別 金権政治」取材班)
自民党で選挙を巡る不透明なカネが後を絶たない。中国新聞が追い続けている2019年参院選広島選挙区での大規模買収事件でも、当時の安倍政権中枢が裏金を提供した疑惑が浮上している。原因はどこにあるのか。疑惑の目が向けられるカネの一つ、内閣官房報償費(機密費)を追った。
高層ビルが立ち並ぶ東京の都心。あるビルの一室で中国新聞の記者と向き合ったスーツ姿の高齢の男性が、言葉を絞り出すように語り始めた。
自民党政権で官房長官を務めた元政権幹部。「どこそこにいくら、どこそこにいくらみたいなのを前任の官房長官から引き継いだ。自分が使うことより『ここへ』と言われて出した感じ」。赤裸々に打ち明けたのは機密費の使い道だ。
機密費の目的は「国の施策の円滑かつ効率的な推進」。おおむね毎月1億円が国庫から支給され、官房長官の執務室の金庫に現金で保管される。長官の判断で機動的に支出でき、領収書は取らなくてもいい。
国内外の問題の情報収集や協力依頼など水面下での活動に使われるとされるが、使途は公表されないため実態は不明。過去には、国会の野党対策や外遊に行く国会議員への餞別(せんべつ)に充てられたとの証言や指摘もある。政権中枢の一部しか触れることができないカネだ。
その機密費を選挙に使うことはあるのか―。記者の問いかけに元官房長官は「あると思う」と語った。実際、国政選挙の候補者の選挙応援に行った時に、陣中見舞いとして渡す100万円を機密費から捻出したという。「首相が行けないから代わりに行ってくれと言われ、仕事みたいに思っていた。何らかのものを渡さないといけないと思った」と振り返った。
しかし、「国の施策推進」のための機密費を選挙に使うことは適切なのか。記者の質問に、元官房長官は言葉を詰まらせた。「厳密に言えば選挙ではいけないと思う。税金だから」。表情には悔恨の念がにじんでいた。
19年の参院選広島選挙区で起きた大規模買収事件でも機密費からの支出が疑われている。主犯の元法相河井克行に対し、当時首相だった安倍晋三(22年に死去)が2800万円、官房長官の菅義偉が500万円を提供した疑惑を示すメモが元法相宅から押収されている。
記者は安倍の疑惑に関し、機密費から2800万円を出すことが可能かどうか尋ねてみた。「いろいろあるやつを集めて一つにして出せないことはない。毎月1億円が入ってくるから」。無理をすれば出せる額だとの答えが元官房長官から返ってきた。
後日、別の官房長官の下で官房副長官を務めた元衆院議員も取材に応じた。19年の参院選で広島選挙区が安倍政権の重点区だったことを踏まえ、菅が提供した疑いがある500万円は機密費から容易に出せる額と断じた。
「政権の命運に影響を与える選挙。それならば機密費を使う理屈にできる」。こんな見立てを語り、機密費をこう例えた。
「使途を明かす必要がなく、『この世に存在しないはずのカネ』があるようなもの。どういう使い方をしても、違法にならない」(敬称略)=「決別 金権政治」取材班
「安倍さんから」。2019年の参院選広島選挙区で大規模買収事件を起こした元法相河井克行(61)は当時、こう言って地方議員に現金を渡した。首相だった安倍晋三(22年死去)との近さは克行の売りだった。だが元秘書は違う一面を知る。「安倍さんにも当初は批判的だった」
元秘書によると、その背景にあったのがコンプレックス。克行は地盤、看板(肩書・地位)、かばん(資金)を持たない政治家。一方の安倍は元首相の岸信介を祖父に、元外相の安倍晋太郎を父に持つ。国政への初挑戦はともに1993年の衆院選だが、安倍は当選し、克行は落選。克行の初当選は96年で後れを取った。
ただ、克行は実力者に取り入りつつ政界を立ち回っていた。12年の自民党総裁選では安倍の推薦人に名を連ねた。安倍が総裁、首相に返り咲くと首相補佐官や党総裁外交特別補佐に起用された。
妻の案里(50)=当選無効=が立候補した19年7月の参院選で頼ったのも安倍だった。克行は同年1~6月に計7回、首相官邸で安倍と面会した。
元秘書によると、克行は普段、事務所の約200メートル先にある官邸へは歩いて行くが、この時期の安倍との面会時にはわざわざ借り上げたハイヤーに乗って向かった。空の紙袋やバッグを持参していたという。元秘書は「追加の金を頼むんだろう」と思っていたという。
安倍は選挙運動を全面的に支援。地盤の下関市から秘書5人を広島に派遣。首相の威光も背に企業回りをさせた。
当選後の案里の二階派入りの道筋をつけたのも安倍だった。「(当選したら)二階さんのところで預かってくれませんか」。関係者によると、19年3月ごろ、安倍は党幹事長の二階俊博と面会し、こう依頼したという。
だが参院選から3カ月後の10月に買収疑惑が浮上。翌20年1月、克行宅を捜索した検察が「総理2800、すがっち500」と手書きされたメモを押収した。検察は安倍が2800万円、官房長官だった菅義偉が500万円を克行に提供したと分析。内閣官房報償費(機密費)が原資だった可能性もあるとみていた。中国新聞の報道でメモの存在が明らかになった昨年9月、菅は取材に金銭授受を否定した。
菅は首相官邸で安倍を支え、年間約12億円の機密費を管理する立場だった。克行とは96年に初当選した「当選同期」。無派閥の菅を支えようと党内の無派閥の若手、中堅議員による「向日葵(ひまわり)会」を主宰したのも克行だった。
メモに書かれた「すがっち」には2人の近さがにじむが、菅は中国新聞の取材で「すがっち」と呼ばれているのかと問われると「知らない」と答えた。
だが、菅、克行と当選同期の衆院議員で元五輪相の桜田義孝は「俺は『すがっち』と呼んでいた」と明かす。克行も「すがっち」と言っていたという。(敬称略)
過去の国政選挙で内閣官房報償費(機密費)から陣中見舞いを出したと認めた自民党の元官房長官との主な一問一答は次の通り。
―自民党の小渕内閣(1998~99年)で官房長官だった野中広務氏(2018年死去)が10年に「毎月1千万円を首相に、(国会で野党対策に当たる)党国対委員長や参院幹事長に各500万円程度を渡した」と明かしました。
首相にはとりあえず一つ渡しておいて、後で必要になれば持って行く。国対委員長も一つからだったと思う。
―「一つ」とは100万円ですか。
いや、1千万円。
―選挙にも使っているとの指摘があります。
使っていると思う。
―官房長官の在任中、国政選挙で各候補者の応援に回りましたか。
(危機管理として)官房長官は首相官邸から1時間以内のところにいてくれと言われていたので、そんなには行ってない。それでも、何人かの候補者の応援に行った。
―その際、陣中見舞いとして機密費から現金を渡したことは。
1人には渡したと思う。その場で渡したか、後で事務所に届けさせたかは覚えてない。
―金額は100万円ですか。
そう思う。
―選挙の関係で出すことは問題ないのですか。
首相が行けないから代わりに行ってくれなどと言われて仕事みたいに思っていた。厳格に言えば選挙ではいけないと思う。税金だから。
―19年の参院選広島選挙区で大規模買収事件を起こした河井克行元法相に、当時首相の安倍晋三氏が2800万円、官房長官の菅義偉氏が500万円を提供した疑惑があります。機密費から出しうるものですか。
私が官房長官だった時、何かの事業で首相経験者から1千万円単位で機密費を頼むという話はあった。(2800万円は)ぎりぎり出せる。いろいろあるやつを集めて一つにして、出せないことはない。毎月1億円が入ってくるから。(500万円は)官房長官はやろうと思えばできる。
上下ともクリックしていただけると大変うれしいです。
「誰も信じてないな」(自民党幹部)
「そんなはずがない笑」(自民党関係者) >
岸田政権の支持率が7ポイントも上がったことで、『当の自民党関係者からの声』がすごすぎますね…。
この声から判断するに、『自民党関係者自体が岸田政権に全く期待していない』ということですよね。(苦笑)
それでも“謎の支持率回復”があったにしても『不支持率が67.9%』とか、完全に危険ラインなわけですが…。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7c187f4133156ed4c95ce5a68a9f080ce0c5b3f
☆「なんでそんなに?」内閣支持率7ポイントアップの波紋 JNN世論調査解説
5/11(土) TBS NEWS DIG Powered by JNN
◎5月4日、5日に実施した最新のJNN世論調査で岸田内閣の支持率が前回調査と比べ7.0ポイント上昇し29.8%。一方、不支持率も7.1ポイント下落した。まずは政府・自民党内の声から紹介したい。
「え、なんでそんなに上がってるの」(自民党幹部)
「誰も信じてないな」(自民党幹部)
「そんなはずがない笑」(自民党関係者)
「困るんだよ。どうするんだよ(衆議院)解散したら」(自民党関係者)
「総理の外交は評価するが、自民党にはお灸を据えなければ気が済まない、という感じではないか」(閣僚経験者)
「外遊の効果が続いたんだと思う」(政府関係者)
「単純にネガティブな話が続かないタイミングでの調査だったからでしょ」(官邸幹部)
おおむねこのような意見だ。先月28日に投開票が行われた衆院の3つの補選で”全敗”後の世論調査でなぜ支持率が上がったのか、「意味が分からない」など困惑するような声が相次いだ。一方、上昇した要因について、岸田総理が5月1日から7日の日程でフランス、ブラジル、パラグアイを歴訪した成果について言及する声も多かった。
『利権も多々ある』けれど、『国民にも配慮する』国民的な政権だったと思っています。
しかし、小泉政権以降『グローバル利権』≒新自由主義政策にどんどん比重を移し、『利権ファースト政権』に化けていったように思います。
☆『安倍政権が諸悪の根源』>
民主党政権(鳩山政権)で再び『国民に寄り添う』ように動き出したのを、“裏切り者”野田政権と『諸悪の根源』安倍政権が再び『利権ファースト』新自由主義政策に大きく舵をきりました。
安倍政権では様々な『利権誘導』をしましたが、個人的には最大の害悪は『消費税増税』(及び同時に『法人税と所得税の累進化の軽減』)だと判断しています。
『格差拡大が大きく進む』と同時に『景気が下がる一方』になったことで国民の生活が一気に苦しくなりました。
※政権末期に(景気回復を見込んで)『消費税減税』を検討した?という推察もありますが、後継政権は『何が何でも消費税増税』路線ですよね。
https://jp.reuters.com/article/idUSKCN25210T/
☆消費減税に首相も関心、税率ゼロ%の方が対応容易=自民・安藤氏
By Reuters
2020年8月6日午後 5:33
8月6日、自民党の安藤裕衆議院議員は、ロイターのインタビューに応じ、新型コロナウイルスの影響で苦境にあるあらゆる業界に対する粗利補償を行う必要があり、消費税率をゼロ%に引き下げることが急務との持論をあらためて強調した。
レジのシステム対応上8%や5%よりもゼロ%に引き下げる方が容易だとの見解を示した。消費税率の引き下げには安倍晋三首相も関心を持っていると述べた。