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自民党の安倍派を中心とする裏金作り問題で政界が揺れる中、2023年12月22日のBSーTBSの「報道1930」という番組に、立憲民主党の最高顧問である野田佳彦元首相が出演したそうです。
その題名が
『野田元総理「世襲が諸悪の根源」、待望論に「ひと肌もふた肌も脱ぐ」【報道1930】』
『自民党が弱っている今、政権交代を担える勢力は生まれるのだろうか?野田佳彦氏にもう一度スポットが当たる時が来るかもしれない。
もし野田氏待望論が湧きあがったらどうするのか。
本人は、明言を避けながらも、自民党一強に対抗するには“多弱”の野党が結集するしかないという。』
これに対する野田氏の回答が
「ひと肌もふた肌も脱ぎますよ。
じゃないと死んでも死に切れませんから…、もう1回政権交代にリアリティが出てくるようにしなければやってる意味がないです」
とまんざらでもなさそうで、あきれてしまいました。
この野田佳彦氏、番組の中で
「世襲が諸悪の根源」
などとまともそうなことを言っていますが、世襲の権化、安倍晋三氏の国葬について
「元首相が元首相の葬儀に出ないのは、私の人生観から外れる」
とわかったようでいて全くわからない言い訳をして出席。
野田佳彦元首相と玄葉光一郎元外相(「次の内閣」の安保相)の安倍国葬参列を止められない立憲民主党が、日本維新の会と「共闘」するとの発表に悪い予感しかしない。
その妥協的な態度を見込まれて、案の定、国会での追悼演説を自民党に依頼されて快諾。
そして、野田氏はこの追悼演説の中で安倍晋三のちょっといい話、みたいな逸話を連発。
『私には、その輝きがただ、まぶしく見えるばかりでした。』
だの
『あなたは、「諦めない」「失敗を恐れない」ということを説得力もって語れる政治家でした。』
だの
「勝ちっ放しはないでしょう、安倍さん。」
と負け犬根性丸出しで安倍氏を天まで持ち上げました。
そのうえ、この番組でも世襲が諸悪の根源だと自分が世襲じゃないことをアピールしていたくせに、安倍氏が世襲で代々受け継いできた統一教会との癒着については一言も触れずに、かえって
『父方の祖父は衆議院議員、母方の祖父と大叔父は後の内閣総理大臣という政治家一族です。
「幼い頃から身近に政治がある」という環境の下、公のために身を尽くす覚悟と気概を学んでこられたに違いありません。』
と言い切っています。
これって世襲礼賛じゃねえか(笑)。
野田佳彦元首相の追悼演説。統一教会と癒着し広告塔になっていたから殺害された安倍晋三元首相を、政治テロで死んだかのように扱い、どっ白け。「暴力に怯まず、臆さず、街頭に立つ勇気を持ち続けよう」
最近では民主党政権を見直す議論がやっと出てきましたが、それは菅直人政権まで。
そもそも、野田氏は2012年にみすみす解散すれば民主党が負けるとわかっているのに自爆テロ解散をして、安倍晋三氏の総理返り咲きのアシストをした人。
野田民主党政権と安倍自公政権の政策は、TPP推進、集団的自衛権法制化=安保法制、消費税増税、マイナンバー法、子育て新システム、原発再稼動と原発輸出、そして後にアベノミクスと言われる異常な金融緩和までそっくり。
野田氏は安倍氏に政権を禅譲したのだろうと私は2012年当時から言い続けています。
超やばい3人の国会議員が生まれた年だった(-_-;)。
そして、野田氏は2023年2月には立憲民主党に日本維新の会と国民民主党と組めとばかりに
「中道の国民政党を目指すならば、維新ともちゃんとお付き合いできる、国民(民主党)ともよりを戻す、さらに先の穏健な自民党の支持層を取っていくという動きがあって初めて無党派が注目する立憲民主党になると思います」
などと言っているんです。
この番組の中でも、教育無償化などを挙げて
「十分に野党共闘になりうる。模索すべきだ」
と言っています。
これって、泉健太代表と言っていることが丸被りじゃないですか。
立憲民主党内部の獅子身中の虫、自民党からのトロイの木馬、立民のガン。
泉健太氏に対する評価がすべて当てはまるのが野田佳彦と言う人物です。
絶対に期待しちゃダメ!!
立憲民主の野田元総理が「中道政党をめざすなら維新の会ともつきあい国民民主党ともよりを戻すことで無党派も注目する」と妄言。それは中道じゃないだろ!維新との共闘で立民から無党派層が離れ支持率も半減。
やはり古寺多見さんでさえ、泉健太代表が維新と民民と組むと名前を出したことをご存じなかった!
泉健太氏の発信力のなさは異常(笑)。
参考記事 kojitakenの日記さんより
泉健太、“維新 国民などと新政権目指す” とまた妄言(NHKニュースより)/泉が右派系にばかり秋波を送るからリベラル無党派が受け皿を失わさせられている。立憲が伸びない原因は泉執行部(Gl17氏)
政治改革から30年 (中央公論ダイジェスト)
自民党で次の総理として世論調査で人気があるのが相変わらず、ヘタレ軍事オタクで9条2項削除論者の石破茂氏、ブロック太郎こと傲慢河野太郎氏、ポエミー小泉進次郎氏という世襲3人衆。
頭が痛くなるようなダメダメ候補たちですが、これに対して世襲じゃないというだけですよ、野田佳彦氏。
松下政経塾出身者なんて使えるわけないでしょうが。
ほんまにTBSもしっかりしてください。
西村智奈美氏が立民代表、彼女がまだ内閣総理大臣には早いということなら枝野幸男首相候補、という代表・総理分離論でいいんじゃないですか。
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現在、立憲民主党最高顧問の野田佳彦氏だ。野田氏は政治改革を掲げ政界に飛び込み、終始一貫して不透明な政治と金の関係を否定してきた。そんな野田氏が今思うこととは…。
「94年に政治改革法を作ったんだけど抜け穴があった」
そして、リクルート事件、ゼネコン汚職事件経て政治不信が極まっていた1993年、細川護熙氏の日本新党の結党に参加。自らも初当選を果たした。野田氏は当時を振り返る…
立憲民主党最高顧問 野田佳彦元総理
「世襲。僕は諸悪の根源だと思ってる」
野田氏は改めて政治改革を断行すべきと訴える。その柱は2つ。企業・団体献金の全面禁止と政治資金の世襲への制限だ。
立憲民主党最高顧問 野田佳彦元総理
「本来は政党助成金を導入する流れの中で企業・団体献金をなくして行くというのは方向性として確認されていたのに、抜け穴ができてしまった。企業・団体献金の形を変えたものがパーティーじゃないですか。例えば20枚売ったって1人来てくれればいい、金さえもらえりゃ…。実態は献金。そういう抜け穴をふさいでいかないと…。30年たって改めて分かった。抜け穴作ったのがいけなかった…」
「昭恵夫人は私人だと閣議決定された人。それが政党支部のトップになるってことは総支部長になるってこと…。ということは次の公認候補になる可能性がある。自民党の党則でもあり得ないこと。かなり権力の私物化が進んでる。蓮舫さんがよく調べていて、二世三世はお金がどう受け継がれてるか…。みんな非課税ですよ。個別の名前言いませんけどほとんどお父さんのお金、相続してますよ。地盤看板カバンのない新人が、知名度で勝てない上にお金の面でもハンデ追ってるっていうのは良くないと思う。どんどん世襲が増えてる。裏金といううまみがあって、相続は非課税。うまみがあるから世襲が増える」
地元で生まれ育ち、地元の県議からたたき上げた野田氏は世襲の最大の問題点として同期の二人を例に挙げて語った。
立憲民主党最高顧問 野田佳彦元総理
「岸田さん三世ですけど、小、中、高、大学と全部東京。麹町の小学校中学校、開成から早稲田大学…。安倍さんも三世、ずーっと成蹊でしょう。山口に学友がいるわけじゃない。岸田さんも広島に学友はいない。みんな東京…。今そういう子がいっぱい。議員宿舎行くと中高一貫教育行ってる子が…。選挙区は地方…。いずれそういう子たちが地方の代表になる。それで地方の声なんて反映するわけない。僕は世襲は諸悪の根源だと思ってる」
「政権交代こそ最大の政治改革」
“金のかからない政治”“金のかからない選挙”を唱え続けている野田佳彦氏に自らの政治活動における収支報告書を見せてもらった。
支出は人件費90万円、外注費5万円、通信費4万円、家賃22万円、消耗費等27万円、印刷代22万円、その他12万円など月平均194万円ほどで、赤字だ。その補填は去年の繰越金で賄ったという。
野田氏の秘書は公設3人に加え私設2人の計5人。総理経験者としては極端に少ない。
それも含め全般的に小さな数字が並ぶ野田氏の収支。これに対し…
パトリック・ハーランさん
「収入も支出も倍くらいあってもびっくりはしない(くらい少ない)。でもこれって野党だからってことはないですか…。与党に金が集まるのは政界の常識。そこで2つ聞きたいんですけど、個人や法人がもっと献金したいって言ってきた場合は断るんですか…。もうひとつは総理大臣時代の数字はどうでしたか…」
「総理大臣だった時もほとんど変わってないと思います。でも企業で献金の申し出はありました。どことは言わないですが、与党が大好きって団体があるんですねぇ。与党じゃなくなったら手のひら返すように消えてっちゃった。(総理の時は)そういうのも政党支部の方に受け入れました。“ああこういう付き合いもあるんだ”って受け入れましたけど、たちまち消えたんで、そういう団体とはもう二度と付き合わない。(―――結局、与党にいると来る者は拒まない?)そういうもんですね。(政権が長引くとお金が寄ってきちゃう)だから政権交代こそ最大の政治改革になるんですよ」
自民党が弱っている今、政権交代を担える勢力は生まれるのだろうか?野田佳彦氏にもう一度スポットが当たる時が来るかもしれない。もし野田氏待望論が湧きあがったらどうするのか。本人は、明言を避けながらも、自民党一強に対抗するには“多弱”の野党が結集するしかないという。
立憲民主党最高顧問 野田佳彦元総理
「ひと肌もふた肌も脱ぎますよ。じゃないと死んでも死に切れませんから…、もう1回政権交代にリアリティが出てくるようにしなければやってる意味がないです」
(BS-TBS『報道1930』12月22日放送より)
「政治とカネ」問題に対処するため、政治資金収支報告書のデジタル化も提案。「前面に出して自民に迫るべきだ」と語った。
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“311事故から全く反省のない”『原発再稼働へのかじ取り』や『様々な新自由主義政策への回帰』、さらに『日本経済を崩壊に追い込みつつある“消費税増税”への道筋』を付けるなど、『政策面でも問題が多すぎる』内閣だった…と言わざるを得ません。
憲政史上最悪の安倍政権と岸田政権への道を切り開いた『立憲民主党の最悪の政治家』がなぜ、いまだに党の重要な地位にいるのかまるで理解できませんね。
「国葬」の時もそうでしたよね。勝ち逃げしてもう戦えないみたいな事言っている自分がカッコいいとでも思ったのでしょうか。
この前の「ルパンだって三世まで」とかくだらないこと言ってましたが、面白くもなんともなかったです。今の国会議員達がルパンのような大泥棒ということは理解しましたが。
泉健太とか野田佳彦とかは国民民主か前原誠司の党に合流してもらい、立憲民主党をリベラルな党に戻してほしいです。
こちらは、民主党の葬儀委員長・・。
私の記憶が確かなら、千葉県出身の二番目の総理で、ディーンフジオカ氏の高校の先輩(だから何だ)。
こいつが立憲民主党にいる限り残念ながら立憲民主党も信じるに値しない正当だと思います。
もう一人、改心したかに見える小沢君も小選挙区制を敷いた事ども等こいつも信じられません。
鼻つまんでも投票したくないなぁ。
全然関係ないですけど、ルパン繋がりでルパン三世の第二期最終回「さらば愛しきルパン」をご覧ください。さすが宮崎駿、エンタメと軍事産業批判を両立させた素晴らしい作品と個人的には思ってます。