上下ともクリックしてくださると大変うれしいです。
常にうちの先を行く村野瀬代表の村野瀬玲奈の秘書課広報室さんでも本日驚いておられたんですが、うちも記事にするつもりだったのが
兵庫県知事選(2024年11月17日投開票)でパワハラ・部下自死の維新系前職が2位で猛追という情勢に驚き。
という話。
地元神戸新聞では
『過去最多の7人が立候補した兵庫県知事選(17日投開票)の情勢について、神戸新聞社とJX通信社は3、4日、有権者を対象に電話とインターネットで調査をした。
いずれも無所属で前尼崎市長の稲村和美氏(52)がややリードし、前知事の斎藤元彦氏(47)が追う展開。』
そのあと世論調査をした共同通信はもっとすごいことを言っていて
『共同通信社は8、9両日、斎藤元彦前知事(47)の失職に伴う兵庫県知事選の電話調査を実施し、取材結果を加味して情勢を探った。
無所属新人の元尼崎市長稲村和美氏(52)がわずかにリードし、再選を目指す斎藤氏が激しく追う展開となっている。』
というのです。
このまま行ったら11月17日の投票日には斎藤元彦前知事が追い抜いて当選してしまうかもしれないではないですか。
全く、我が郷里の兵庫県民たち、正気の沙汰とは思えません。
【#維新に騙されるな】日本維新の会の橋下徹・松井一郎・吉村洋文氏らに「業績をアピールしろ」と促され、テレビに出まくった斎藤元彦前兵庫県知事が公約の98・8%を達成したというのはもちろん大ウソ(笑)。
【#維新クオリティ】日本維新の会推薦で当選した斎藤元彦兵庫県知事が初めて涙を流した理由は元職員の死を悼んでではなく、自分に辞職を求めてきた「自民と維新のことを考えて」。維新はサイコパス政党だ。
そこでもう言うまでもないと思っていた、斎藤元彦県政下で起きた二人の県職員の自死について、これでもあなたは斎藤氏に投票しますかというわけで振り返りたいと思います。
2024年7月7日に、そもそもの発端である斎藤知事のパワハラやおねだりなどを告発した元西播磨県民局長が自ら命を絶たれました。
この元県民局長の告発をもとに、百条委員会の審議を経て兵庫県県議会では日本憲政史上初めて、全会一致での知事不信任決議案可決という事態に。
ところが、それでも斎藤氏は
「県職員などとの信頼関係を再構築して県政を立て直す」
などと宣言して、この知事選にまた出馬してまだ当選を狙っているわけです。
どこを攻めとんねん。
橋下徹氏と維新の会を創設した松井一郎氏が兵庫県の斎藤元彦知事に辞職して、また出直し選挙に出るように勧める(呆)。しかも維新の会はその選挙でぶれずに斎藤知事を支えろと言う橋下氏と松井氏は日本政界のガンだ
そもそも斎藤元彦氏は、元県民局長に対する聞き取り調査もおこなわれていない段階から記者会見で、2024年3月に発表された元県民局長の告発文書について
「嘘八百」
「事実無根」
と記者会見で主張。
さらに
「当該文書をSNSなどを通じて公然に流布することが法的な措置の対象になるのでご注意いただきたい」
と記者たちを恫喝して口封じを図りました。
日本維新の会の推薦で当選した斎藤元彦兵庫県知事のパワハラ・おねだり疑惑にネコ馬場代表や吉村府知事は沈黙。創設者の橋下徹氏は「パワハラも今出ている疑惑が真実であっても組織的には人事異動のレベル」と弁護。
兵庫県議会で斎藤元彦知事への不信任決議案が全員一致で可決。日本維新の会創設者の橋下徹氏が「やめるやめないは権利なんで、別に自分で決めればいいんですよ。知事なんですから」「議会解散でええんちゃう」(呆)
そして、斎藤知事は5月には内部調査の結果として
「文書の内容は合理的根拠がなく、誹謗中傷に当たる」
と認定し、この県民局長に停職3カ月の懲戒処分を下したのですが、その後、内部調査に協力した弁護士が実は告発文書内で斎藤知事の政治資金疑惑を指摘された県信用保証協会の顧問弁護士だったことが発覚したんです。
つまり、斎藤知事は第三者に調査させるべきものを内部調査にとどめ、しかも利害関係者に内部調査を担わせていたわけで、
「文書の内容は合理的根拠がなく、誹謗中傷に当たる」
という県民局長への処分理由の方が合理的根拠がなく、誹謗中傷にあたることは明らかなのです。
【#維新に騙されるな】斎藤元彦兵庫県知事を推薦した産みの親で、百条委員会の設置に反対し、元県民局長を脅して死に追いやった日本維新の会が、形勢不利とみて急に辞職勧告や不信任決議賛成と言い出した(呆)。
そもそも斎藤県政の問題点を指摘するこの告発文書を公益通報の窓口にも出していた県職員を懲戒処分にすること自体が、公益通報者保護法に違反する違法行為です。
そして、記者会見で公然と「公務員失格」などと斎藤知事がこの方をなじったのが自死の原因であることは疑いの余地がないでしょう。
さらに、この告発文書が関係各所に送付されたあとの3月25日、斎藤知事の片腕であった片山副知事と人事課長が県民局長のパソコンを押収しました。
そして、6月14日に実施された疑惑の真偽を調査するための百条委員会の初会合では、そのパソコンに残っていた告発文書とは関係のない県民局長にとって他人に知られたくないごく私的な内容の文書までをも、百条委で開示しようとしました。
そこで県民局長は7月初旬に弁護士を通じ、内部告発と関係のない部分は百条委で開示しないよう求める申入書を提出したのですが、斎藤氏を自民党とともに推薦して知事にしてしまった維新の会の県議が、7月に行なわれる予定の県民局長の証人尋問直前に
「吊るし上げてやる」
なとど発言し、県民局長はその直後に自死されてしまったのです。
【#維新に殺される】日本維新の会推薦で当選した兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラを見聞きした職員はアンケートに回答した4500人中4割!斎藤知事のもとで2人が自死している。この事件は第2の森友事件だ。
そして、この県民局長の告発文書にも登場し、4月には自死されてしまっていた総務課長の死の原因は実はパワハラ・おねだり問題より法的にはさらに重大です。
それは斎藤氏の大阪府職員時代の上司であった大阪維新の会代表の吉村洋文知事と斎藤知事とでぶち上げた、2023年の阪神タイガースとオリックス・バッファローズの「優勝パレード」の開催問題です。
これは不人気の大阪万博盛り上げが目的だったので、両チームのファンからは総スカンを食いました。
吉村氏と斎藤知事はこのパレードについて、開催にかかる資金に公費は投入しないとして資金確保のためクラウドファンディングで5億円を集めることを目標に掲げたのですが、そもそも両チームのファンが怒っているので集まった金額は1億円程度。
それで、最終的に大阪府と兵庫県が地元企業から約4億円の協賛金を集めて賄った、というのですが、これについて県民局長の告発文書には重大な事実が記載されていました。
【#維新に殺される】パワハラ斎藤知事と吉村府知事の最大のスキャンダル、疑惑の阪神・オリックス優勝パレード担当総務課長の自死を斎藤知事自身が3か月の隠蔽後やっと認める。吉村・斎藤両知事は辞職せよ。
すなわち、
「信用金庫への県補助金を増額し、それを募金としてキックバックさせることで補った。
幹事社は但陽信用金庫。
具体の司令塔は片山副知事、実行者は産業労働部地域経済課。
その他、全但バスなどからも便宜供与の見返りとしての寄附集めをした。
パレードを担当した課長はこの一連の不正行為と大阪府との難しい調整に精神が持たず、うつ病を発症し、現在、病気療養中。」
とあったのです。
このうつを発病して病気療養中とある総務課長が4月20日に自死された方ですが、その死が公表されたのは県民局長の死でこの問題に光が当てられた後の7月23日のことで、それまでは隠蔽されていたのです。
【#維新に殺される】日本維新の会推薦で当選した斎藤元彦兵庫県知事のパワハラ事件。自死した元県民局長に維新県議2人が「つるし上げる」と圧力。吉村洋文大阪府知事は「政治家本人が判断すること」と他人事。
事実、このパレードに対して協賛金を出した兵庫県の11社の信用金庫にはあとから、当初予定の1億円の補助金がなぜか4倍増になって兵庫県から支給されています。
その指揮を執って金額を決めたのがやはり斎藤知事と片山副知事であったことは百条委員会で明らかになっています。
もし、吉村・斎藤維新の優勝パレードのクラウドファンディングが成功したかのように見せるためだけに、兵庫県民の血税から補助金4億円がキックバックで支給されたのであれば、これは特別背任罪になるんですよ。
それを苦にして担当総務課長は亡くなられたのではないのか。
橋下徹氏と維新の会を創設した松井一郎氏が兵庫県の斎藤元彦知事に辞職して、また出直し選挙に出るように勧める(呆)。しかも維新の会はその選挙でぶれずに斎藤知事を支えろと言う橋下氏と松井氏は日本政界のガンだ
そして、兵庫県維新の会が百条委員会の設置にそもそも反対し、その後斎藤知事らが県民局長のパソコンを押収したり、維新の会の県議が強迫して県民局長が百条委員会に出られないように圧力を加えたのは、吉村府知事を含む維新全体の巨悪を覆い隠すためだったのではなかったのか。
これらの疑問にまだ全く答えられていない斎藤元彦前知事を、本当にまた知事に再選する気ですか、兵庫の有権者の皆さん。
新しい県知事の下でこの疑惑を徹底究明しなかったら、我が郷里兵庫は全国から嗤われ続けることでしょう。
兵庫県知事選挙が公示。日本維新の会と自民党の推薦で当選し職員2人を自死させ辞職した斎藤元彦前知事の出直し選挙で、維新の前参議院議員も立候補。出直し選挙で自分が出直そうとする斎藤氏と維新は恥を知れ。
参考記事 スローニュース
新聞ではわからない疑惑の核心!「おねだり疑惑」斎藤兵庫県知事はどこで間違えたのか
編集後記
そもそも私が維新ウォッチャーになったのは、2008年の橋下徹氏大阪府知事選当選、そして2010年の大阪維新の会創設のときに、故郷である大阪の隣の兵庫県でちまちま弁護士をしていたからなんです(笑)。
弁護士出身の知事とその人が作った地域政党が、あれほどまでに人権を蹂躙して地方自治も憲法もズタズタにしてしまうことへの罪悪感。
そして今にも大阪からの黒い大波が我がふるさと兵庫を飲み込んでしまいそうな恐怖感。
結局、私は2015年の第一回大阪「都」構想住民投票の直後に東京弁護士会に出戻りすることになったのですが、2021年にとうとう斎藤県政ができてしまったことには歯噛みをする思いでした。
兵庫県のみんな、なんとかここで斎藤県政の再来襲をストップしてほしいです。トランプ再選のようになりませんように。。。
上下ともクリックしてくださると大変うれしいです。
兵庫知事選情勢調査 稲村氏ややリード 斎藤氏が続く 終盤に向け変動する可能性
2024/11/06
神戸新聞NEXT
過去最多の7人が立候補した兵庫県知事選(17日投開票)の情勢について、神戸新聞社とJX通信社は3、4日、有権者を対象に電話とインターネットで調査をした。いずれも無所属で前尼崎市長の稲村和美氏(52)がややリードし、前知事の斎藤元彦氏(47)が追う展開。前参院議員の清水貴之氏(50)は巻き返しを図っている。ほかの4人は支持に広がりを欠く。約2割の人は投票態度を明らかにしておらず、終盤に向けて変動する可能性がある。
県議会から不信任決議を受けた斎藤氏の失職に伴う今回の知事選は、前回、斎藤氏を推薦した自民党が自主投票を決定。同じく斎藤氏を推薦した日本維新の会からは清水氏が離党して立候補し、保守系の票の行方も焦点の一つとなる。
投票態度を明らかにした人を普段の支持政党別でみると、稲村氏は自民支持層の4割弱、立憲民主党支持層の6割強、維新支持層の3割弱から支持を得ている。また、公明党支持層で5割弱、無党派層で4割弱の支持があり、幅広く浸透している。
斎藤氏は自民、維新層のそれぞれ3割強と、無党派層の2割弱が支持する。斎藤氏は、衆院選で躍進した国民民主党の支持層の5割弱にも浸透。一方、清水氏に対する支持は、維新支持層で2割弱、自民支持層と無党派層でそれぞれ1割弱だった。
© 株式会社神戸新聞社
2024年11月9日 19:21 日本経済新聞
共同通信社は8、9両日、斎藤元彦前知事(47)の失職に伴う兵庫県知事選の電話調査を実施し、取材結果を加味して情勢を探った。無所属新人の元尼崎市長稲村和美氏(52)がわずかにリードし、再選を目指す斎藤氏が激しく追う展開となっている。日本維新の会を離党した無所属新人の前参院議員清水貴之氏(50)は広がりを欠く。投開票は17日。
1割強は投票先を決めておらず、情勢は変化する可能性がある。
支持政党別で見ると、自民党支持と答えた人のうち稲村氏は4割弱を固めたにとどまる。4割強が斎藤氏に流れる。稲村氏は立憲民主党支持層の6割超、斎藤氏は国民民主党支持層の4割超に浸透した。
公明党支持層は稲村氏が6割弱、斎藤氏が3割弱を取り込んだ。「支持する政党はない」と答えた無党派層では、稲村氏が5割弱、斎藤氏が3割弱から支持を得る。地域別では、稲村氏が市長を務めた尼崎市を含む東部でリードする。
主要政党のうち、自民、公明は自主投票を決定。自民の一部は稲村氏支援に回る。立民、国民の県組織も自主的に支援する。
幅広い支援を求める清水氏には維新の県組織が協力。ただ、維新支持層からの支持は2割止まりで、4割強が斎藤氏、2割強が稲村氏に流れる。
いずれも無所属新人で、共産党推薦の医師大沢芳清氏(61)、政治団体「NHKから国民を守る党」党首立花孝志氏(57)、レコード会社社長福本繁幸氏(58)、ニュース分析会社社長木島洋嗣氏(49)は厳しい。
電話調査は、兵庫県の有権者と答えた人を対象に実施。固定電話で720人、携帯電話で307人の有効回答を得た。〔共同〕
パワハラ、優勝パレード不正…兵庫県知事が否定する七つの疑惑とは
パワーハラスメントにプロ野球の阪神・オリックス優勝パレードを巡る不正……。兵庫県の斎藤元彦知事を巡る疑惑が内部告発された問題は、告発者の元県幹部が急死し、知事の最側近でナンバー2の副知事が引責辞任する事態に発展した。知事が一貫して事実関係を否定する七つの疑惑とはどのような内容なのか。
「斎藤元彦兵庫県知事の違法行為等について」。こう題したA4判の文書4枚が、一部の県議会議員や報道機関に匿名で届いたのは3月だ。間もなく、定年退職が迫っていた県西播磨県民局長の男性(60)が作成したことが県の調査で判明する。
「内容はうそ八百だ」「公務員失格」。知事は直後の記者会見で男性を激しい言葉で批判し、退職を認めず県民局長の職も解任した。その後、県は停職3カ月の懲戒処分にした。
県の調査で「核心部分が事実ではない」と認定された元局長の告発文。文書は公用パソコンで作られ、①~⑦の番号を振った知事を巡る七つの疑惑が書かれていた。
例えば、出張先でのパワハラ疑惑を巡る記述はこうだ。20メートルほど手前で公用車を降りて歩かされただけで、出迎えた職員・関係者を怒鳴り散らし、その後は一言も口を利かなかった――。
知事がさまざまな報告を受けるレクチャーの際も、気に入らないことがあると机をたたいて激怒するなど枚挙にいとまがないとして、「職員の限界を超え、あちこちから悲鳴が聞こえてくる」としている。
「知事のおねだり体質は県庁内でも有名。自宅には贈答品が山のように積まれている」と書き出された疑惑は、視察先の家電メーカーから6万円相当の高級コーヒーメーカーなどを受け取ったとするものだ。
「とにかくもらい物は全て独り占め。出張先での飲食は原則ゴチのタカリ体質、お土産必須。出張大好きな理由はこれ」とも書かれている。コーヒーメーカーを巡っては、視察に同行した県産業労働部長が後日受け取り、内部告発後に返却した経緯も明らかになった。
そして、疑惑の告発は2023年11月に開催された阪神タイガースとオリックス・バファローズのリーグ優勝を記念したパレードにまで及ぶ。パレードは兵庫県や大阪府、関西経済連合会などでつくる実行委員会の主催で、神戸と大阪の両市で開かれた。
6億円を超えた開催費用はクラウドファンディング(CF)による一般からの寄付や企業の協賛金で賄う方針だったが、資金の調達は難航した。元局長は「(県内の)信用金庫への補助金を増額し、それを募金としてキックバックさせることで補った」などと記し、不正によって必要経費が捻出されたと訴えた。
文書にはこのほか、初当選を果たした21年の知事選などに絡んだ2件の選挙違反行為、知事の政治資金パーティーや公益財団法人「ひょうご震災記念21世紀研究機構」(神戸市)の副理事長人事を巡る疑惑も挙げられた。文書は「県が少しでも良くなるように各自のご判断で活用いただければありがたいです」と締めくくられていた。
知事は6月20日の定例会見で告発内容に関する自身の見解を初めて公表し、全ての項目を一つずつ説明しながら否定した。パワハラ疑惑は「業務上の指導の範囲内で適切に指導・助言している」としたほか、他の疑惑については「指示や要求をした事実はない」と語った。
一連の文書問題を巡っては、県議会が強い権限を持つ調査特別委員会(百条委)を設置。真相究明を目指しているが、今月7日には証人として出席予定だった元局長が急死した。自殺とみられる。
「県政を立て直す道は険しく、時間がかかるかもしれないが、全力を尽くしていくことが私の責任だ」
知事は副知事の辞職表明を受けた12日夕の緊急会見で続投する意向を強調したが、ある県議は「側近を失った『斎藤県政』はガタガタになる。来夏の知事選までもたない」と漏らした。【山本康介】
兵庫県の斎藤元彦知事について、同県議会が百条委員会を設置し、パワハラなどの疑惑を調査する事態となっている。疑惑の中身をこれまでの経緯とともに紹介する。
幹部級職員が内部告発、七つの疑惑
〈1〉片山安孝副知事(当時)が「ひょうご震災記念21世紀研究機構」の五百旗頭真理事長(故人)に、副理事長2人の解任を通告し、理事長の命を縮めた。
〈2〉前回知事選で、県幹部4人が知人らに斎藤知事への投票依頼などの事前運動を行った。
〈3〉知事が24年2月、商工会議所などに次の知事選での投票を依頼。
〈4〉視察先企業から高級コーヒーメーカーなどを受け取った。
〈5〉片山副知事(当時)らが商工会議所などに補助金カットをほのめかし、知事の政治資金パーティー券を大量購入させた。
〈6〉23年11月の阪神・オリックス優勝パレードの資金集めで、片山副知事(当時)らが信用金庫への補助金を増額し、企業協賛金としてキックバックさせた。
〈7〉複数のパワハラ。「20メートル手前で公用車を降りて歩かされ、どなり散らす」「気に入らないことがあると机をたたいて激怒」「幹部のチャットで夜中・休日など構わず指示」など。
告発した職員を処分、51年ぶりの百条委設置
斎藤知事は、男性職員(2024年7月に死亡)を解任し、疑惑を「うそ八百」と否定。6月の記者会見でも7項目の疑惑を全て否定して、パワハラ疑惑は「業務上必要な指導」などと釈明した。
一方、男性職員は、3月下旬の読売新聞の取材に、「パワハラ疑惑は全部事実で、職員の間でも有名な話だ」と主張していた。
兵庫県議会は6月13日に、地方自治法100条に基づく調査特別委員会(100条委員会)を51年ぶりに設置すると可決。男性職員が死亡する前、百条委に向けて準備していた陳述書には、「ハラスメントは、県政の重要事項などではなく、知事個人の不満が原因となった 叱責 、罵倒。理不尽さに職員は耐えられないと思う」との記述があった。
職員アンケートで、さらに新たな疑惑が浮上
百条委が同年8月に公表した職員アンケートの中間報告では、パワハラ疑惑について約4割が見聞きしたと回答。自由記述欄には、「エレベーターに乗り損ねて職員をどなりつけた」「出張した際、手土産として用意されたカニを随行職員が断ったにもかかわらず、斎藤知事が他の職員の分も含めて持ち帰ったと聞いた」など、新たな疑惑も書かれていた。
上下ともクリックしてくださると大変うれしいです。
熱狂的なサイトウ支持の様子がSNSで見受けられますけど、淡路島がパソナ化されているとはいえ兵庫県の人たちがそこまで愚かだとは思えません。ソウカガッカイのやり方みたいに、県外からもヤカラ部隊を総動員しているのでしょうか(主に大阪からでしょうけど)。
ト構想以来の分断と、県境を越えた連帯の闘いに見えます、兵庫県民の良識を信じます。
もしかしたら、前回選挙で提供した資金の回収が済んでいなかったのかもしれません。知事の大きな権限を利用して利益を得る、そんな思惑だったのではと疑ってしまいます。資金回収のために裏金・ツボ議員の手下の明石の自民党が騒いだということでしょうか。
前知事は問題のある人物だからこそ、兵庫県議会議員の全員が不信任を突きつけたのですから、自民党の県議の一部や維新の県議が前知事を再選をさせようとしていることは、まったく筋の通らない行動ですね。
彼らは、デマや誹謗中傷で選挙戦を有利にしようとしているようです。事実を捻じ曲げ、まともな議論ができないようにする。これは、情報の共有と事実に基づく議論で成り立つ民主主義への敵対です。
今回の兵庫県知事選挙は、反民主主義勢力=ツボ(統一)&維新に対する善良な兵庫県民の闘いと言えるでしょう。
頑張れ、善良な兵庫県民。民主主義を守れ。
「猛追」させる メディアの罪か
以下、トピズレですが
今朝(日付は変わりましたが)、教育テレビで
ノーベル文学賞作家のアレクシエーヴィッチ氏と徐京植氏との対話からなる番組
「こころの時代・”小さき人々”の声を求めて」(2017年放送)が放送されました
これは、ネット配信を使ってでも視聴するべき番組です!
「斎藤元彦の支援団体は統一教会だった」等のタイトルのこれら動画は、集会のほぼ終わりのところを撮ったものです。
北沢と名乗る人物が終わりのあいさをし「今!兵庫県が大騒ぎになっています。それで今、再選挙が行われています。そこでわかってきたのが『実はマスコミによる報道、斎藤バッシングはほとんどが嘘』だということがですね。明らかになってきたわけです!斎藤さんが悪ではなくて、斎藤知事が正しかったということが。兵庫県民にわかり、それが全国にわかってきています。なぜこういうふうになったんでしょうか。マスコミが全くでたらめな嘘を続けて、斎藤知事を陥れたんです!」
と叫んでいます。
統一教会が反社だというのも、マスコミによるでっち上げだと言いたいのでしょう。
これで、統一教会が「前兵庫県知事は正しい」と触れ回っている支援者の中心だということがわかります。
統一教会側も、この動画はまずいと思ったのでしょう。「(名前を変えたから)統一教会は存在しないのに、統一教会が応援というのはどういうこと?」と間抜けな言いがかりや、「演説の中で投票依頼をしていないから応援ではない」とか、くだらない反論をしていますので、「統一教会が前兵庫県知事を応援」は間違いありませんね。
「斎藤元彦 統一教会」で検索して上記の動画を見つけたのですが、同時に2022年7月27日の定例知事会見の記事も見つけました。
そこでは「定例会見で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係の有無を問われ、『知事就任後、そのような団体の会合に出席したことはない』と述べた。」とされています。知事就任前はどうだったんでしょうか。統一教会との関係がない人が関係の有無を聞かれたら「そのような団体の会合に出席したことは一度もない」と答えるんじゃないでしょうか。
これで、職員が二人も自殺されているのに表情一つ変えずに会見に臨めていた謎も解けました。
それは何と言っても、体育会系。
体育会系にとって、パワハラ野郎斎藤元彦こそはヒーロー。
世の中で「パワハラ」と定義される、怒鳴るとか殴るとかイジメるとか痛め付けるとかの行為を正義だと思っている体育会系出身者は、この国に数千万人ぐらいはいるんじゃないでしょうか。
最近なにかと肩身が狭い体育会系にとって、パワハラを繰り返しても平然としているパワハラ野郎斎藤元彦はヒーロー。
ここでパワハラ野郎斎藤元彦が知事に再選されたら、彼にもう4年後の仕事の心配はないでしょう。
世の中の体育会系が挙って、パワハラ野郎斎藤元彦を教祖いや神と崇めたて、祭り上げるでしょう。お布施もガッポガッポ、大好物の蟹も全国の体育会系がドカドカ送ってくれるので、知事なんかバカバカしくてやってられなくなっているでしょう。
もし斎藤再選なら、職員一斉辞職で抗議するのもアリ
…でもおひとり一人生活がありますからね…
もしそうなら、そのあたりのサポートや今後の復職など、不信任議決した議員さんたちに奔走して欲しいです。
>怒りの日さん
>それは何と言っても、体育会系。
以前、教育テレビの語学講座に出演されていた、ザンドラ・ヘフェリン氏が
『体育会系 日本を蝕む病』(光文社新書)
という書籍を書かれています。
https://www.ben54.jp/news/1642
https://www.ben54.jp/news/1661
もし、ご興味があれば…
本当に兵庫県民はいかがわしい連中のデマに集団で騙されているんですかね…。
この手の行為を禁止し罰する法整備が早急に必要だなと思いました。
学生時代に司法試験の勉強を通して先生から教わった法律論がここまで蔑ろにされている現実は見るに堪えないです。
権力は腐敗する。絶対的権力は絶対的に腐敗する。
この言葉通りになってしまったことが悲しいです。
だからこそ、引き続き法律を学ばなければいけないとも感じる今日この頃です。