自民党のホームページに今でも堂々とこのようなコーナーがあります。
TPPについての考え方
「経済連携に関する特別委員会(仮称)」を設置し、更なる情報開示と徹底審議を求めます。
- 本年11月のAPECを前に、わが党はTPP交渉参加について、政府の準備不足、情報不足、国民に対する説明不足を指摘し、拙速な交渉参加に反対の方針を決定しました。APEC後1ヶ月以上経った現在も、情報不足をはじめ状況はまったく改善されていないままです。従って現段階においても、我々の交渉参加反対のスタンスはまったく変わっていません。
- 特に、政府が正確な情報を出さないために、国民的議論が全く熟していないことは、世論調査の結果を見ても明らかです(図表1参照)。国民の8割以上がTPPに関し政府の情報提供が不十分であると感じています。我々は、政府にTPP協議に関する更なる情報開示を求め、経済連携問題の徹底した審議を進めるため、国会に「経済連携に関する特別委員会(仮称)」を設置すべく働きかけます。
アジア太平洋地域における経済連携には、様々な進め方があります。
- 経済連携交渉においては、各分野において「何を取り、何を守るのか」の検討が重要です。この点、TPPにおいて「例外なき関税の撤廃」を約束させられて交渉に入るなど論外であり、たとえすべての品目が交渉のテーブルに載るとしても、国益の観点から、農業分野をはじめきちんと例外項目を取るという方針を定めない限り、交渉に参加すべきではありません。
- 将来目標としての「アジア太平洋自由貿易圏」の構築については、その必要性を関係各国、国内各層と共有していくが、そこに至る過程のアジア太平洋地域における経済連携については様々なオプション・進め方が考えられます。例えば、経済連携協定の経済効果という点ではTPP(10年間で2.7兆円)よりASEAN+3/+6(同5.2~5.5兆円)の方がはるかに大きく(図表2参照)、例外品目の取り扱い等のハードルもASEAN+3/+6の方が低い。山登りの懸賞にたとえて、「富士山に登ったら550万円、エベレストに登ったら270万円、どちらに登りますか」と聞いたら答えは明らかだと思います。
- 登山はロマンかも知れませんが、経済連携交渉は国益をかけて、わが国の成長、発展に向けて推進すべきです。自民党は、今後、日本のあるべき経済連携戦略についても検討を進めます。
自分たち自民党は、野田民主党政権に対してはTPP協議の情報提供が不十分だと責めまくっておきながら、TPP交渉の資料だとして真っ黒な紙の束を出してくる巨大すぎるブーメランには立ちくらみを覚えそうです。
また、TPPは10年で2・7兆円しか経済効果がなく、ASEANの方が経済効果がずっと大きくハードルは逆に低いので、そっちを優先した方がいいと書いてあるのも爆笑ものです。
【まさに隠蔽】安倍政権が出してきたTPP交渉の資料が、表題以外全部黒塗りだった【ふざけんな!】
まあ、自民党なんてこういう政党ですから真面目に取り合っても仕方ないわけですが、安倍自民党総裁が物凄いことを言ったのが話題になっています。
2016年4月7日の衆院TPP特別委で、民進党の柿沢未途議員から
「かつては断固反対と言っていたTPPに活路を見出そうとしているのではないか」
と質問されて、安倍総裁は
「私自身は、TPP断固反対と言ったことは一回も、ただの一回もございませんから。まるで私が言ったかの如くのですね、発言は慎んでいただきたい」
と言っちゃったのです(呆れ)。
#国会を見よう 柿沢議員の質問に対して安倍総理「私自身はTPP断固反対と言ったことは一回も、ただの一回もございませんから(←何か得意げ)、まるで私が言ったかのごとくの発言は謹んで貰いたい」今日一番のびっくりだわ〜。 pic.twitter.com/IEXwrkjLd4
— himiyu☆ (@himiyu7) 2016年4月7日
25秒の動画ですから、得意満面な様子を見てやってください。
安倍総裁に言わせれば自分の口から直接言ったのは、
「聖域なき関税撤廃を前提とする限り、TPP交渉参加には反対する」
と言っただけで、無条件でTPP参加に反対したわけではないということらしいんですが(こういうのを法律用語で善意解釈=善解と言います)。
しかし、実際には、TPPでは95%の物品について関税撤廃を約束してしまっており、さらに聖域としたコメなど5品目についても今わかっているだけで3割の関税削減を約束しちゃってますからね。
完全に関税撤廃に聖域なんて作れなかったわけで、自分の口で直接言った公約さえ、全く守れなかったことは明らかで、つまり安倍総裁は嘘を言ったことに間違いないわけです。
TPP反対の自民党候補の応援演説をする安倍氏。2012年7月。
それに、さっきから安倍総理のことを安倍総裁と呼んでいるのは、安倍氏が内閣総理大臣である前提が政府与党の代表者である自民党総裁であるからなんです。
この人は自民党がTPP反対と言っていても、自分の口からTPP反対と言っていなかったらTPP交渉を進めても問題ないと言っているわけですが、自分は自民党の代表なんですから自民党の公約には責任を持たないとだめでしょう。
「ボクちゃん、自分の口からは言ってないもんねえ」
って、普通の社会で通じます?
みんなが何度も何度も同じポスターを出して責めるから、ボクちん、とうとう開き直ることにしました。
会社の社長が
「うちの会社ではこの健康食品がガンの特効薬だという広告打ってますが、私の口からはそんな広報をしたことはありません」
だとか、学校法人の理事長先生が
「うちの学校のHPでは今年東大に100人合格したと嘘ついちゃってますが、私自身は直接は言ってないから」
だとか、そんな言い訳、世間で通用しますか。
いやあ、認知症が進行するとだんだん子供に還っていくと言いますが、政治の世界で「お子ちゃま」になっちゃうのがこんなに「有力」な武器になるとは初めて知りました。
泣く子と地頭が同一人物になったら勝てぬ。
こんなに美味しいネタなのに、新聞もテレビも週刊誌も、マスコミは全く突っ込まないでスルーとは、芸人の風上にも風下にも置けん。
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(ブログ全体で、一日一回で結構です)
TPP秘密交渉の正体 (竹書房新書) 山田正彦 竹書房
秘密交渉であるTPPは法律的な観点から見ても問題点が多く、各国で反対運動が起きている。基本的人権、生存権、知る権利など、国民の権利を侵害する恐れが大きく、多国籍企業の利益を損なう法律や規制をした国や自治体に対して訴訟をするISD条項によって国の主権が失われるかもしれない。民主党政権の元農相でTPPに反対し続けている山田正彦氏の渾身の書。
TPPで暮らしはどうなる? (岩波ブックレット) | |
鈴木宣弘、色平哲郎ほか | |
岩波書店 |
日本の参加が現実的になってきたTPP(環太平洋経済連携協定)。多国籍企業の利潤確保を最優先するアメリカン・スタンダードが生活のすみずみにまで持ち込まれたとき、私たちの暮らしはどうなるのか。農業、医療、食の安全など、TPP参加による生活への影響を、第一線の研究者とジャーナリストが検証する。
「岩盤規制」の大義: 医・食・農=国民生活を土台から壊す“規制緩和”とTPP (農文協ブックレット) | |
農山漁村文化協会 |
TPP批判本、最新刊。政府・財界の「岩盤規制」攻撃は、格差を広げ国民生活の安全を脅かす凶器のドリル!農協「改革」は、食と農と国民の距離を広げるTPP推進の一環。TPPで国産が食べられなくなってからでは手遅れの消費者の健康リスク。食べてはいけない!米国産牛肉、乳製品、遺伝子組換え食品などの恐ろしい実態。TPP推進と地方創生は両立しない!
TPP 黒い条約 (集英社新書) | |
中野剛志 著 | |
集英社 |
衰退するアメリカ。そのアメリカ依存から抜けられない日本。この構図のなかで、いま、アメリカが日本を徹底的に搾取しようとしている。それがTPPの正体だ。TPPが日本の成長を助ける自由貿易協定だというのは真っ赤な嘘。99%のわれわれ国民に対して、1%のグローバル企業・超富裕層が仕掛けた罠なのだ。その内実を国民に知らせぬまま条約批准に向かって突き進む政府。黒い条約・TPP締結後の日本はどうなるのか?『TPP亡国論』の中野剛志とこの問題を早くから掘り下げてきた気鋭の論客たちが、TPP参加に最後の警鐘を鳴らす!
安倍首相「TPP断固反対と言ったことは1回もございません」→国内外にばっちり言っていました
安倍首相がTPPに関して驚きの発言を行いました。波紋が広がっています。
安倍首相は本日7日の衆院TPP特別委員会で民進党の柿沢未途議員の質問に答える形で「私自身はTPP断固反対と言ったことは一回も、ただの一回もございませんから、まるで私が言ったかのごとくの発言は謹んで貰いたい」と発言しました。以下動画の33分05秒から発言を聞くことができます。
柿沢未途(民進) VS 安倍総理 [国会中継]最新2016 04 07 – YouTube
安倍首相は自民党総裁として2012年の衆議院選挙を戦いましたが、この際の自民党総裁は同年9月26日に就任した安倍晋三議員でした。
この衆院選の際のマニフェストには「『聖域なき関税撤廃』を前提にする限り、TPP交渉参加に反対します。」と明記されており、柿沢議員のフリップにもあるように、ポスターには「TPPへの交渉参加に反対!」「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」と明記されています。
自らが総裁として臨んだ衆院選のマニフェストにここまで明確にTPPへの反対を謳っておきながら「TPP断固反対と言ったことは1回もございません」が通用するはずもありません。
さらに、首相就任後の2013年2月23日の国内外の報道陣に向けた記者会見での発言を見てみましょう。安倍首相はこのように発言しています。
私は選挙を通じて「聖域なき関税撤廃」を前提とするTPPには参加しないと国民の皆様にお約束をし、そして今回のオバマ大統領との会談により、TPPでは「聖域なき関税撤廃」が前提ではないことが明確になりました。
また、質疑応答ではNHKの質問に対して以下のように回答しています。
今般の日米首脳会談については、TPPの意義やそれぞれの国内事情について時間をかけてじっくりと議論をいたしました。私からは先の衆院議員選挙で聖域なき関税撤廃を前提とする限りTPP交渉に、交渉参加に反対するという公約を掲げ、また自民党はそれ以外にも5つの判断基準を示し政権に復帰をした、そのことを大統領に説明をいたしました。
このように、オバマ大統領に対してもTPP交渉参加に反対していたことを伝え、国内外の記者の前でもその姿勢を明らかにしていた以上、この発言を無かったことにはできません。
なお、既に2015年10月に報じられたように、「聖域」として守り抜くとされたコメ、麦、牛肉・豚肉、乳製品、砂糖の原料の重要5項目の農産品の関連品目のうち3割を関税撤廃することが公表されています。
もし「『聖域なき関税撤廃』を前提とする」という条件付けをもって「TPP断固反対と言ったことは1回もございません」発言の言い訳とするのであれば、結局のところその「聖域」の3割をも失ったことに対する責任を取る必要があるのではないでしょうか?
安倍晋三が今度はTPPで「反対と言ったことは一回もない」と大嘘答弁! マスコミはなぜ安倍の嘘を放置するのか
安倍晋三公式サイトより
またしても安倍首相がお得意の二枚舌を披露した。昨日、衆院TPP特別委で、民進党・柿沢未途議員から「かつては断固反対と言っていたTPPに活路を見出そうとしているのではないか」と質問された安倍首相は、平然とした表情で、こう言い放ったのだ。
「私自身は、TPP断固反対と言ったことは一回も、ただの一回もございませんから。まるで私が言ったかの如くのですね発言は慎んでいただきたい」
……言葉を失うとはこのことだ。柿沢議員は、安倍氏が自民党総裁として立ち、与党に返り咲いた2012年総選挙時の「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない」という自民党ポスターを突きつけていたが、それを見ながらなお、安倍首相は「TPP反対なんて言ってない」とシラを切ったのだ。
ご存じの通り、この総選挙で安倍総裁はTPP反対を公約に掲げ、当然ながら安倍氏自身も「TPP反対」と何回も口にしている。たとえば、2013年2月23日の記者会見でも、オバマ大統領との日米首脳会談について問われ、こう述べている。
「私からは先の衆院議員選挙で聖域なき関税撤廃を前提とする限りTPP交渉に、交渉参加に反対するという公約を掲げ、また自民党はそれ以外にも5つの判断基準を示し政権に復帰をした、そのことを大統領に説明をいたしました」
また、2013年に発売した自身の著書『新しい国へ──美しい国へ 完全版』(文藝春秋)でも、このように記している。
〈御承知の通り、自民党は「『聖域なき関税撤廃』を前提にする限り、TPP交渉 参加に反対」という立場をとっております。なぜなら、あらかじめ「関税ゼロ」であることを呑んでしまっては、守るべきものは守れません。「TPPは第三の黒船だ。開国しないと日本の未来はない」という感情論に流されて、現実を見失うべきではありません。(中略)今、問われているのは、交渉する上での総合力です〉
選挙のときは、大票田だった農村へのアピールのためにTPP反対を強く打ち出していたのに、与党に返り咲いてしばらく経つと現在のようにTPP賛成へと手のひら返しをした安倍首相。このほかにも「TPP反対」と様々な場面で語っていたが、恐ろしいのはそうした事実が山のように出てくるのを知っていながら、公然と「言ってない」とウソをつけてしまう神経だ。
実際、安倍首相は今年1月の衆院予算委員会でも、こんな大ウソをついている。
それは、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(家族会)元副代表の蓮池透氏が、著書『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』(講談社)で、安倍首相が実際は拉致被害者たちを北朝鮮に帰そうとしていたにもかかわらず、自分が止めたかのような嘘をついていたことを非難。この記述について、民主党(当時)の緒方林太郎議員が国会質問したところ、安倍首相はブチ切れ、「拉致問題を利用したことも、ウソをついたこともない」「私が申し上げていることが真実であることはバッジをかけて申し挙げます。私の言っていることが違っていたら、私は辞めますよ。国会議員を辞めますよ」と宣言した。
だが、先日、本サイトで紹介したように、安保法に反対する議員に対して「精神鑑定を受けた方がいいんじゃないのか」と暴言を吐いた自民党所属の札幌市議・勝木勇人氏が、じつはいまから13年前にブログで“安倍氏自身が会合で話した話”として、安倍氏が拉致被害者に「とにかく一度北朝鮮に戻れ」と言ったと記述していた。つまり、安倍首相は拉致被害者を帰そうとしたことを、自ら吹聴していたのだ。
言っていたことが違っているのだから、さっさとバッジを外して国会議員を辞めていただきたいものだが、息を吐くようにウソをつける彼が自身のウソを認めることなどないだろう。
だが、今回の「TPP断固反対と言ったことはただの一回もございません」というウソは、投票者を愚弄する、あまりに悪質なものである。しかし問題は、この発言を追及するメディアがない、ということだ。テレビにせよ新聞にせよ、安倍首相が2012年の総選挙時、TPP反対と表明していたデータは山ほどあるはずなのに、それを掘り出すことさえせず、昨日の国会での発言すらも取り上げない。
それは、民進党・山尾志桜里政調会長のガソリン代問題でも顕著だ。ガソリン代は安倍首相のほうが遥かに上回る金額を計上しているにもかかわらず(しかも下野時代の2012年がもっとも高い)、その問題についてはまったく触れず、山尾叩きに走っている。
はっきり言って、マスコミがこれまで通りに報道していれば、安倍政権はすでに一回のみならず、何回も総辞職に追い込まれていたはずだ。安倍首相の二枚舌はもちろん、アベノミクスの破綻、特定秘密保護法や安保法の強引な採決、甘利明・前経済再生相の現金授受をはじめとする汚職、閣僚たちから次々飛び出す暴言・失言……。だが、マスコミがきちんと報じないために深掘りもされず、そればかりかほとんどきちんと取り上げられることもなく、問題が問題とされないまま流されていってしまう。それがいまの状況だ。
稀代の大ウソつき総理が安泰でいられる国──。これこそが現在の日本の危機的状況を生み出している原因であり、まさに異常事態と呼ぶほかはない現状なのだ。
(水井多賀子)
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この酷い発言にまつわる記事を読み終えて、正直、あの馬鹿に対して殺意すら覚えました(もちろん実行などしませんよ)。同じ思いに駆られた人は、絶対私だけではないはずです。
許しません。許せません。あの馬鹿にはこの世から一刻も早く消えてもらいたい。
*念のため最後に書きますが、文中の馬鹿とは、安倍晋三のことを指します。
ありがとうございます。
今回の私の感情をそのまま伝えるには、あの表現しか無と思いました。書き方に気をつけないと、このブログにアップされないどころか、真面目な話、警察に逮捕されてもおかしくないので・・・。
でも、あんな発言をためらいも無くされると、私のような集団的自衛権反対、TPP反対の思いが強いアンチ安倍派の人間であれば、同じ思いを抱かざるを得ないと思います。
是非、是非、ご理解いただきたく思います。
平凡なごく普通の感覚、小さな幸せとか、ほんとの意味での家族の絆とか忘れてしまった、かわいそうな人たちに思えてきます。
これを問題にしないマスコミはどうなっているのでしょうか?
安倍政権の応援団のマスコミは論外として、マスコミ全体の萎縮が非常に気になります。
その後、選挙によって野党へ転落。
果たして、自民はどうなるか。。。
※殺意を覚えたとしても、その殺意は選挙結果で晴らすのが民主主義です。
ちょっと「ゆうちゃん」を連想しました。(パソコン乗っ取り犯の子。)
ウソをつくのが平気、を通り越して楽しいみたいです。マスコミがきちんと報道しないことを見越しているからでしょうか。
マスコミのだらしなさがアベを助長させているのだ。本当に情けない。
ムヒカ大統領も、来日してガッカリしたと思う。(彼の本を買いました。角川文庫だったと思う。今なら平台に積んである。)
心なしニヤリと笑う不気味なアベです。
別の角度から録画した映像では、背後に麻生大臣が写っていて総理のこの発言の直後の数秒の麻生大臣の表情、とても良かった。よくぞとらえた。何度でも見返したくなります。大げさに言えば世紀の映像です。IWJ岩上さんのツイッター(4/7)で見ました。まだなら是非ご覧になってください(本文引用にはこっちの画像の方が絶対良かったかなと思っています。身内の評価丸見えって感じ)。
ただし、総理の発言がメインならどっちも同じですけど。
で、本題の脇が気になる私としては、
安倍総理が「私自身は、TPP断固反対と言ったことは一回も、ただの一回もございませんから。まるで私が言ったかの如くのですね、発言は慎んでいただきたい」
と言っちゃったあと。
柿沢議員は、何で「そんなことあるかー」と反論しなかったんですかね。上記の麻生大臣、一瞬「ひょっとして・・・」と思ったんじゃないかしら。
でも何事もなくて議事は平常進行
通告済みの質問以外しないのが国会の礼儀なんですかね
後日、フリップボードを作って、改めて質問するんですかね
もう一つ。
聞き捨てにできない(本題の脇が気になる私だけか)答弁がありました。
国民の代表者である国会議員の質問に答弁しなければならない総理が議員に向かって「発言慎め」ですよ。「言うな」と要求したようなものですよ。表現は上品そうですが、戦前の「黙れ」とか、ちょっと前の「シャラップ」ですよ。
この発言を問題ありと追及しなかった柿沢議員、残念だと思いました。
些末かしら