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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

今夜、安倍・オバマ両首脳が会談。日本は日米地位協定の「運用」の見直しではなく「改定」を要求すべきだ。

2016年05月25日 | 沖縄差別の解消と基地問題

 

 ベトナム訪問を終えたアメリカのオバマ大統領は本日2016年5月25日夜、中部空港を経由して、G7首脳会議が開かれる三重県・伊勢志摩に向かい、安倍首相と午後9時半から首脳会談を行う予定です。

 首脳会談では、安倍首相が沖縄で起きた米軍属の男による死体遺棄容疑事件(強姦殺人容疑で取り調べ中)で米側に抗議し、実効性のある再発防止策を講じるよう申し入れる見通しです。

 菅義偉官房長官は25日の記者会見で

「安倍首相からオバマ大統領に、国民の気持ちを踏まえ、厳正な対処を求めていくことになる」

と述べています。

 しかし、菅官房長官は23日の記者会見では、原則として米軍兵・軍属の犯罪を日本が裁判でさばけない日米地位協定の中身を見直して改定するのではなく、運用を変えることしか言及していません。

翁長沖縄県知事ははっきりと日米地位協定の改定を日本がアメリカに要求するよう、安倍首相に申し入れている。

 

 

 23日の国会審議で、安倍首相も

「地位協定につきましてはですね、我々、米側に対して、これはもう相手があることでございます。

 事実上、地位協定についてはほとんど指一本触れることができなかったのでありますが、環境の分野においてはですね、初めて、先般、この事実上のですね、新たな協定ができたと、このように思っております」

というだけでした。

 

 さらに、アメリカのデービス報道部長は23日、日米地位協定をめぐり

「日本側の懸念には改定ではなく、運用の改善で対処してきた」

「これを継続する」

として、改定の要求には応じない姿勢を表明しています。

 


 ではどう運用を変えるのかというと、たとえば、沖縄の米軍に午前0時以降の外出禁止令が出される可能性に関しては

「現地の司令官が決めることだ」

「ひどい犯罪行為は必ずしも外出禁止令などで防げない」

という考えを示しています。

 

 

 つまり、夜間外出禁止令を出さないし、出しても犯罪は防げないとはっきり認めているわけです。

 米軍兵・軍属による犯罪は、当たり前のことですが、米軍基地のない33都道府県ではほどんと起きていません。ですから、米軍兵・軍属の犯罪を減らすには根本的には米軍基地を減らすしかありません。

 しかし、その前に、せめて米軍兵・軍属であれ、日本で犯罪を犯した以上は日本の捜査機関が捜査し、日本の裁判所が日本法で裁くというように、裁判権に関する日米平等を実現すべきです。

 日米地位協定にはほかにも不平等条約の点が多々ありますが、米軍兵・軍属の犯罪対策としては、まずは日本が裁判をするというように協定を改定すべきです。

 それを求めないのに、安倍首相がオバマ大統領に再発防止を申し入れたからと言って、安倍首相がやるべきことはやったと認めるべきではありません。

 ポイントは日米地位協定の「運用」の見直しではなく「改定」の要求です。

 

 

 

検証地位協定 日米不平等の源流
琉球新報社地位協定取材班 (著)
高文研

スクープした外務省機密文書をもとに、日本における米軍の行動、基地使用、米兵犯罪の取り扱い…等の実態を検証、米軍側に身を寄せて地位協定の拡大解釈で対応する外務省の、「対米従属」の源流を突き止めた問題作!

日本ジャーナリスト会議(JCJ)賞大賞、石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞受賞。


本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」 (戦後再発見」双書2)
前泊 博盛 (著, 編集), 明田川 融 (著), 石山 永一郎 (著), 矢部 宏治  (著)
創元社

なぜ米軍は、自国ではできない危険なオスプレイの訓練を、日本では行なうことができるのか? なぜ日米地位協定は、日本国憲法の上位法としてあつかわれているのか?

実は基地問題だけでなく、原発事故やその再稼働問題、TPP参加問題など、現在の日本で起きている深刻な出来事の多くが、在日米軍がもたらす国内法の機能停止状態に起源をもっている。

ベストセラー『戦後史の正体』に続くシリーズ第二弾は、さらなる闇に踏みこみ、「戦後日本」最大のタブーである日米地位協定に迫る! 

 

沖縄と本土――いま、立ち止まって考える 辺野古移設・日米安保・民主主義
翁長雄志 (著), 寺島実郎 (著), 佐藤優 (著), 山口昇 (著), 朝日新聞取材班 (著)
朝日新聞出版

2015年7月29日東京。聴衆が固唾を飲んで聞き入った、白熱のシンポジウムを完全収録! 
その発言を生で聞こうと集まった人々が見守る先にいたのは、翁長雄志・沖縄県知事。

 

沖縄の米軍基地 「県外移設」を考える (集英社新書)
高橋哲哉 著
集英社

圧倒的多数が日米安保体制を容認する本土国民に対して、また“本土の平和・護憲運動”と“沖縄への基地封じ込め”の不幸な癒着関係に対して、著者はヤマトの知識人としてはじめて「県外移設」という論争的な問題提起を行う。

 

写真ドキュメント 沖縄「辺野古の海」は、いま: 新しい巨大米軍基地ができる
新藤健一 編著
七つ森書館

辺野古の海は、驚異的に美しいですが、そこへアジアでも最大という巨大な要塞ができる──どうしてでしょうか。
ジュゴンやアオサンゴの大群落などが、お花畑のように、あるいは森林のように……、たくさんの魚たち。
100点あまりのカラー写真と芥川賞作家・目取真俊が問題に迫ります。

 

普天間移設 日米の深層
琉球新報「日米廻り舞台」取材班 (著)
青灯社

県外・海外移設を可能と考えるアメリカの専門家・元高官たちと、辺野古に固執する日本政府―。
全国紙が伝えなかった問題の深層を総力取材でさぐり大反響を呼んだ「琉球新報」連載の書籍化。

 

 

運用なんて小手先で変えても何も変わらなかったんです。

事実に基づいて政治をすべきだ。

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菅氏「幅広い課題で議論」志摩で25日夜

 安倍晋三首相は25日夜、主要国首脳会議(伊勢志摩サミット、26〜27日)が開かれる三重県志摩市のホテルで、オバマ米大統領と会談する。会談では日米同盟の重要性を両首脳が改めて確認する一方、沖縄県うるま市の女性会社員の遺体を遺棄したとして米軍属の男が逮捕された事件を受け、安倍首相が在日米軍関係者の綱紀粛正と事件の再発防止を求める。

 菅義偉官房長官は25日午前の記者会見で「サミット前に両首脳間で日米関係、地域情勢、世界経済など幅広い課題で議論を行う」と語った。日米首脳会談は今年3月にワシントンで行って以来。両国政府は、沖縄県民の反基地感情が高まっていることから、首脳レベルで再発防止に取り組む姿勢を示す必要があると判断した。首相は23日に翁長雄志沖縄県知事と会った際に「国民の気持ちを踏まえ、大統領に厳正な対処を求めていきたい」と話していた。ただ、翁長氏が求める日米地位協定の改定は会談では取り上げない方向だ。

 一方、会談ではオバマ氏が被害女性に哀悼の意を示し、再発防止の考えを示す見通し。また、中国の南シナ海進出や、北朝鮮の核兵器・弾道ミサイル開発なども協議する。

 2008年以来8年ぶりの国内開催となるサミットに向け、安倍首相は25日午前、首相官邸から三重県に向けて出発。その際、記者団に「議長国として身が引き締まる思いだ」と語った。そのうえで「最大のテーマは現下の国際経済にどう対応していくかだ。G7(主要7カ国)として世界経済の持続的で力強い成長に貢献していく、明確なメッセージを発出するサミットにしたい」と述べた。【小田中大】

 

 

安倍首相、日米地位協定改定に消極姿勢

 沖縄でのアメリカ軍属による女性死体遺棄事件を受け、国会では、社民党の又市幹事長が安倍総理に対し日米地位協定の改定を目指す意思があるかと質したのに対し、安倍総理は消極的な姿勢を示しました。

 「日本におけるこの米軍関係の犯罪行為には日本の法律がしっかり適用できるようにしようじゃありませんかと、我々は何度も提案をしてきた。しかし、政府の側がこれを拒否されてきた。速やかに、日米地位協定のですね、抜本的な改正を図る、そのご意思、総理にあるのかどうか」(社民党 又市征治幹事長)

 「地位協定につきましてはですね、我々、米側に対して、これはもう相手があることでございます。事実上、地位協定についてはほとんど指一本触れることができなかったのでありますが、環境の分野においてはですね、初めて、先般、この事実上のですね、新たな協定ができたと、このように思っております」(安倍首相)

 安倍総理はこのように、日本が去年、アメリカ側と日米地位協定を補う「環境補足協定」に合意した成果を説明するにとどめ、今後の本格的な改定には消極的な姿勢を示しました。

 その上で、安倍総理は改めて、「いずれにしても大切なことは、しっかりと再発防止に全力を挙げていく、それが実効性のあるものとなるように我々も強く求めていきたい」と述べました。(TBS 23日18:54)

 

 

アメリカ国防総省、日米地位協定改定には“応じない”

 アメリカ国防総省は23日、沖縄県で女性の遺体が見つかり、アメリカ軍属の男が死体遺棄の疑いで逮捕された事件を受けて、沖縄の翁長知事が日米地位協定の改定を求めていることに対し、これに応じない姿勢を表明しました。

 アメリカ国防総省のデービス報道部長は23日、日米地位協定をめぐり「日本側の懸念には改定ではなく、運用の改善で対処してきた」と強調したうえで、「これを継続する」と語って、改定の要求には応じない姿勢を表明しました。

 さらに、ケネフ・シンザト容疑者については「アメリカの軍人でも軍が雇用しているアメリカ市民でもなかった」と指摘したうえで、身柄を日本側に引き渡さないなどの「地位協定上の地位を与えられるべきではなかった」と述べました。

 一方、沖縄の米軍に午前0時以降の外出禁止令が出される可能性に関しては「現地の司令官が決めることだ」と前置きしつつ、「ひどい犯罪行為は必ずしも外出禁止令などで防げない」という考えを示しています。(TBS 24日10:19)

 

 

菅官房長官は午後の記者会見で、沖縄のアメリカ軍関係者の男が女性の遺体を遺棄したとして逮捕された事件に関連して、引き続き、目に見える形で日米地位協定の運用の改善に努め、国民の理解を得ていきたいという考えを示しました。

沖縄のアメリカ軍関係者の男が女性の遺体を遺棄したとして逮捕された事件を受けて、島尻沖縄・北方担当大臣は、日本に駐留するアメリカ軍関係者の地位や犯罪の取り扱いなどを定めた日米地位協定の見直しを求めていく考えを示しました。
これについて菅官房長官は午後の記者会見で、「島尻大臣は、これまでも沖縄県選出の国会議員の立場や自民党の沖縄県連会長として、日米地位協定の改定を要請してきており、今後もそうした立場から要請を行うという考え方を述べたと思う」と述べました。
そのうえで菅官房長官は、「これまでも運用の改善に取り組んできており、常日頃、必要なものはアメリカ側と折衝しながら改善に努め、安倍政権になって環境補足協定も締結した。さまざまな意見があることは承知しているが、今後も個々の問題について、効果的に機敏な形で目に見える改善を積み上げて、在るべき姿を追求し、国民の理解を得ていきたい」と述べました。

 

 

動画を再生する

島尻沖縄・北方担当大臣は閣議のあとの記者会見で、沖縄のアメリカ軍関係者の男が女性の遺体を遺棄したとして逮捕された事件を受けて、日本に駐留するアメリカ軍関係者の地位や犯罪の取り扱いなどを定めた日米地位協定の見直しを求めていく考えを示しました。

沖縄のアメリカ軍関係者の男が女性の遺体を遺棄したとして逮捕された事件を受けて、23日、安倍総理大臣と会談した沖縄県の翁長知事は、日本に駐留するアメリカ軍関係者の地位や犯罪の取り扱いなどを定めた日米地位協定の見直しなどを要請しました。
これについて、島尻沖縄・北方担当大臣は閣議のあとの記者会見で、「地位協定に関しては、過去、軍人、軍属の事件事故が発生するたびに取り上げられており、私自身、これまでも沖縄県選出の国会議員の立場で抜本的な改定を要請してきている」と述べました。
そのうえで島尻大臣は、「政府として、外務省がアメリカ政府との間で努力をしていることは承知しているが、こういった残忍な事件に関しては、やはり身柄の引き渡しなど地位協定というものが立ちはだかる可能性はあり、今後、改正、改定を求めざるをえない」と述べ、日米地位協定の見直しを求めていく考えを示しました。
日米地位協定を巡って、菅官房長官は23日、政府として引き続き運用の改善に努めていく考えを示しています。

 

 

日米地位協定、沖縄相「改定を」 民進が閣内不一致と批判 

2016/5/24 21:29

 島尻安伊子沖縄・北方相は24日の閣議後の記者会見で、沖縄県で女性の遺体を遺棄した疑いで米軍属の男が逮捕された事件を巡り、在日米兵らの犯罪対応などを定めた日米地位協定について「今後、改正・改定を求めていかざるを得ない」と述べた。中谷元・防衛相は改定に否定的な見解を表明。菅義偉官房長官は記者会見で「沖縄県選出議員の立場から述べられたのだろう」と指摘した。

 日米地位協定は在日米軍の軍人、軍属が公務中に事件や事故を起こした場合、米側に第1次裁判権があると定める。島尻氏は記者会見で「残忍な事件に関しては(被疑者の)身柄の引き渡しなどで地位協定が立ちはだかってしまう可能性がある」と述べた。

 日本政府は地位協定の抜本的見直しには慎重な立場だ。安倍晋三首相は23日の参院決算委員会で消極的な姿勢を示したばかり。菅長官も24日の記者会見で「目に見える改善を積み上げ、地位協定のあるべき姿を追求する」と述べるにとどめた。

 島尻氏自身も、改定を求めたのは自民党沖縄県連の立場での発言だとした。公明党も24日の党会議で「地位協定見直しも視野に入れ再発防止策を検討すべきだ」と決議。政府に申し入れた。

 民進党の枝野幸男幹事長は記者会見で、島尻氏の発言について「閣内不一致ではないのか。選挙向けのリップサービスではないのかと残念ながら疑わざるを得ない」と批判した。

 

 

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19 コメント

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ダブルスタンダード (バードストライク)
2016-05-25 19:37:56
日本国憲法 = 米国からの押し付け = 見直す

日米地位協定 = 米国からの押し付け → だけど見直しを求めず

おかしいじゃん?!
沖縄を中心にたくさん人が死んでるのに。


なお、主様、カテゴリがツイートまとめになっていますけど、間違ってません?
返信する
何の”怪談”やねん (1jAP)
2016-05-25 20:24:31
 アベとオバマが会談?


アベ”このトトうまいでっせ、一口どうでっか”

オバマ”それより植民現地首相アベくん、モズクかアーサーが喰いたいんだが”

アベ”そんなもんより今一番おすすめは伊勢ロブスターですやん、どうです、この特上マッサカ牛ステーキも”

オバマ”いやーぁ、モズクかアーサーがいいね”

アベ”お気に召しませんか、では、ミキモトパールか答志島行きなんかはどうでっしゃろ、その前に海賊料理のウミガメなどは”

オバマ”きみ、口を慎み給え。何が答志島、ウミガメか。私はモズクかアーサーだと先ほど来、所望してるではないか”

アベ”お気に召しませんでしたか。それでは、下関のふぐなんかどうです、テッサもふぐちりもうまいでっせ”

オバマ”アベくん、そのギフトは君だけが食べ給え。私はモズクかアーサーを所望しているが、いつそのオーダーは通るのかね”

アベ”只今、現地のゴタゴタでちょっと無理ですねん、ご了承願いますわ”

 …こんな料亭での話に何の意味あんねん!

ほんま、ふざけんな。
返信する
何故日本に原発と基地はなくならないのかを、読んで (ポッキー)
2016-05-25 22:13:25
戦後からずっと引きずって来たこの問題は、誰もが手が付けられない闇として葬ってきた。日本は空も海も国土でさえ、米国に隷従してきた。日本の民主化は表面だけで、ある方は、米国のミサイルは何時でも日本の原発に焦点を合わせるようにできてると言われてた。でも、今風が吹いてきてる様に思う。パナマ文書によるタックスヘイブンの表面化、ウィキリークスによる、米国の盗聴の告発、次はなんだろう9.11の自作自演テロの実証?ビルバーグ会議の盗聴か?世界世論が1%の欲に塗れた富裕者の世界搾取への抗議かも。
返信する
アメリカの考えとしては、 (K)
2016-05-26 00:22:31
今回の事件を起こしたのは退役軍人なので、日米地位協定とは、そもそも関係が無いということのようですね。
そして、ドイツ、イタリアとは改定に応じているのに、日本だけはダメということになると、やはり白人国家との扱いの違いを感じざるを得ません。
アメリカも、もうちょっと形だけでも前進させようとする姿勢を見せて頂かないと、かえって国内の反米勢力が勢いづかせてしまうだけで、墓穴を掘っているように見えます。
アメリカのジャイアニズムも良いですが、日本式の「配慮」という文化を理解してほしいと切に願います。
返信する
Unknown (xiang)
2016-05-26 09:30:24
どうしてもわからないこと。
5月20日午後、米軍機オスプレイ5機が、伊勢志摩サミットの警備と称して「ひっそりと」着陸しました。報道によると、外務省の要請とのことで事前に県民には知らされることはありませんでした。21日には、中部空港経由で三重県方面へ飛行ルートの確認のために飛行
警備に何故 オスプレイが必要ですか?自衛隊機では警備に不足があるんですか?アメリカ軍または自衛隊の航空機(どんなものがあるのかわからないのですみません)では役不足なんですか?
ブログ主さま 昨日に続きしつこくてすみません。
返信する
絶妙な力技 (kei)
2016-05-26 11:20:18
結局、対中朝脅威を盛られて対米従属になっていることに気付かない国民が多いので、足元を見られているということですよね。

それとも反米勢力を勢いづかせて渋々撤退するということにして、撤退費用を出来る限り日本持ちにさせようという腹なのか。

安倍総理は北朝鮮の拉致問題の時と同じく、パフォーマンスで支持率をUPさせるという、常識人には恥ずかしくて出来ない焼け太り対策がお上手です。

日本国民が、この問題をきっかけに自分達が「鴨葱」になっていることに気付けば、話は早いのですが。

返信する
では伺う>Kさん (AS)
2016-05-26 11:24:18
ただの在日アメリカ人による犯罪であればここまで騒がれたと思いますか?
軍属にまで現役将兵並みの身分保障を(協定により)しているのは日本だけだという現実を見て下さい(これ本当です。NATOやANZUS加盟諸国ではこんな扱いはありません)。
返信する
予想どおり 悲しむべきことだが・・・ (バードストライク)
2016-05-26 11:28:58
日米地位協定改定の話は出なかった。

県民「強く抗議する、と言ったって、今までも抗議してきたんだから同じこと。翁長知事を大統領に会わせるべきだ」

翁長知事を大統領に会わせることはしない。

日本の国土の1パーセントの地に、74パーセントの米軍基地が集中している現実も変わらない。

先ほど、「モーニングショー」のコーナー『そもそも総研』で、もしトランプの要求どおり米軍が撤退し、日本が自分たちだけで自衛するとどのくらい費用が増えるか、という試算をしていた。

日米同盟は継続したまま、緊急時に米軍が駆けつけるという前提。アメリカ自身は、日本に米軍を置いておくのは、東南アジアの緊急事態に第一陣として対応する時便利だから。これをグアムやオーストラリアまで下げると、空母一隻をあらたに建造しなければならない。
しかし、沖縄駐留海兵隊程度の人数では、本当に戦争になった時には、全然人数が足りないそうである。

で、日米同盟継続という条件で試算すると、驚くべし、米軍が撤退して独自防衛を行なったほうが、安く上がったのだった(正確な金額は忘れたが、数千億円安い)。経済の観点から見ても、在日米軍は結局アメリカの利益のためだけじゃないか。
玉川の結び = 独立国に外国の軍隊が駐留していること自体、どうなの?

なお、同番組放送内容は、つけたり消したりしながらチェックしていたが、はじめの方、花柳流御家騒動、あとずっと舛添。サミットの報道は、冒頭にやったのだろうか? 私のチェックしている間には、放送はなかった。
返信する
もう一つ (AS)
2016-05-26 11:43:30
いくら外出禁止令出したって、規制開始前に出て終了後に戻って来ればお咎め無しで済みます。
酒気帯びで事故やったら逃げて、お迎えが来る前に一杯やって証拠隠滅するのと同じ。
その場で酒気検出されさえしなければいいわけですからね。

オバマの広島訪問は“日米同盟の更なる強固化”演出に使われるだけだろう、と被爆者の方は直裁的に批判してます。昨日の朝日夕刊記事。
返信する
やっぱ、伊勢神宮に連れて行きたかったんだ! (バードストライク)
2016-05-26 12:01:39
賢島をサミット会場にしたのは、各国首脳を伊勢神宮に連れて行きたかったからではないか・・・と睨んでいたら、「リテラ」に記事が載った。


http://lite-ra.com/i/2016/05/post-2278-entry_3.html

>「官邸から各国首脳の伊勢神宮参拝を実現させろ、と至上命令が下っていて、外務省は各国政府と交渉を続けていたようです。当初はファーストレディだけが訪問する、という回答だったのですが、官邸は『首脳本人に参拝させろ』と頑としていうことを聞かない。必死で働きかけた結果、正式参拝はやはり、政教分離に抵触すると拒否されたが、各国首脳全員が内宮の『御垣内』にいき、自由に拝礼するということをなんとか承諾してもらった」(外務省担当記者)


伊勢神宮は国家神道の本拠地だそうだ。 

> そもそも、皇祖神を祀る伊勢神宮は、戦前・戦中日本を支配していた「国家神道」の象徴である。明治政府はそれまで民間信仰であった神道を、天皇崇拝のイデオロギーとして伊勢神宮を頂点に序列化した。そうすることで、神道を“日本は世界無比の神の国”という「国体」思想の装置として、祭政一致の国家主義、軍国主義に突き進んでいったのだ。戦後、国家神道は崩壊したように思われているが、現在でも神社本庁は伊勢神宮を「本宗」として仰ぎ奉り、その復権を虎視眈々と狙っている。

 そんな場所にG7首脳を連れて行き、事実上の参拝させるなんていうのは、開催国特権とどさくさに紛れて、戦前・戦中の「神国日本」復活を国際社会に認めさせようとする行為としか思えない。


 実際、このサミットを利用した伊勢神宮参拝の問題を無視し続ける国内メディアとは対照的に、海外メディアからは厳しい指摘がされている。英紙「エコノミスト」(電子版)は5月21日付で、神政連の政治的影響力の強大さを指摘しつつ、サミットでの伊勢神宮参拝が〈戦前日本の政治家が侵略帝国主義を推し進めるために偽装した神道に対し、G7が国際的信用のお墨付きを与えることになる〉と危惧する。 //


さっき、チラッとテレビつけたら、得意満面の安倍とオバマが伊勢神宮のどこかにかかる木の橋を並んで歩いているのを映していた。

これで「お伊勢参りブーム」が起きて、さらに改憲要望署名が集まって、改憲になっちゃうんだろうか?

ああやだやだ。
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