大阪維新の会ではことし5月、所属していた笹川理大阪府議会議員による女性議員へのセクハラ行為などが判明し、その後、笹川議員を除名処分としました。

これを受け、維新では所属議員などを対象にハラスメントについてのアンケート調査を行い、ことし6月、被害などを訴える申告が14人からあったことを発表。

およそ半年間、原因を究明し、再発を防止するため、申告者や関係者への聞き取りなどを行いました。

そして26日、横山英幸幹事長が14件のうち5件をハラスメントに認定したと発表しました。

横山幹事長は5件の事案について、主に「威圧的な言動」などがあったとしましたが、詳細な内容は明らかにせず、5人に対し厳重注意をしたと述べました。

 

 

大阪維新の会の横山幹事長は、党所属の議員などを対象に行ったハラスメントに関する調査で、申告があった14件のうち5件について、ハラスメントがあったと認定したことを明らかにしました。

大阪維新の会は、所属していた府議会議員が別の議員にパワハラやセクハラをしていたと報じられたことを受けて、ことし5月から議員などを対象に調査を行い、申告があった14件について、事実関係を確認していました。
大阪維新の会の横山幹事長は26日、結果を公表し、このうち5件についてハラスメントがあったと認定したことを明らかにしました。
主に威圧的な言動などが認定の対象となったということですが、横山幹事長は、被害者のプライバシーに配慮するためとして、事案の概要や加害者の情報など具体的な内容は言及しませんでした。
また、ハラスメントが認定された5件の加害者に対しては、口頭で厳重注意を行ったということです。
再発防止に向けて、▽所属議員を対象とした研修のほか、▽常設の相談窓口を設けるなどの対応をとるということで、横山幹事長は「ハラスメントと認定される事案が起きたことは非常に残念だ。今後こうしたことが起きないよう取り組んでいきたい」と述べました。

 

 

【速報】大阪維新の会 威圧的な言動など5件のハラスメント行為を認定 14人が被害申告

12/26(火) 16:02配信

読売テレビ

 大阪維新の会は、所属議員などを対象に行った調査で、威圧的な言動など5件のハラスメント行為が認められたと発表しました。

 今年6月、大阪維新の会に所属していた笹川理大阪府議が、同僚の女性議員にハラスメント行為をしたとして除名処分となりました。

 この問題を受け大阪維新の会は、所属議員などを対象にアンケート形式でハラスメント調査を行い、被害申告があった関係者から聞き取りなどを続けていました。

 26日、横山英幸幹事長は、大阪市役所で報道陣の取材に応じ、14人の被害申告のうち、5件でハラスメント行為が認められたと発表しました。

 5件の詳細については、当事者のプライバシーから明かしていませんが、威圧的な言動が主なものだということです。

 加害者側には党として厳重注意をしたということで、横山幹事長は「非常に残念。再発防止に向けて党内で手続きを進めていく」とコメントし、今後、ハラスメントについて定期的な研修を行い、党内のマニュアルを作っていくとしています。